Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

新型肺炎問題~パチ店よりヤバい感染源を考えた

2020-04-25 15:00:44 | 社会・経済

この所定番となった、拙記事の書き出しをお許し下されたい。流行中の中国大陸発、新型コロナ・ウィルス肺炎の鎮静化へ向け、政府や自治体が躍起になっている姿勢がより一層良く見えてきた。特に大都市圏の店社向けの休業要請や国民レベルとなった無用な外出自粛要請、緊迫の度を増す医療関係への脅威との対峙など 一連の動きを見て参ると、行政レベルとしては 事実上今日から入った 5月上旬までの大型連休期間を前述感染症鎮静化を図る「決戦期間」と位置づけ、各方面への自粛要請や 改めての感染症脅威についての啓蒙などを強化して行くものとみられる。

政府緊急事態宣言の当初期間は 5/6まで。流行の状況によっては一定期間の延長もあり得るだろうが、冷静に考えて頂きたい。とりあえずは 12日間、本業などやむを得ない事情がなければ 基本自宅で待機、外出を最低限絞る事は不可能ではない様に思う。「我慢の時」は事実だが、まずはこの 12日間を確かに乗り切れば 各地での感染爆発オーヴァー・シュートなど更なる深刻な事態を避ける事も可能だと言われ、成功すれば 停滞している国内経済を早めに回復基調へと乗せられる事にもなるのだ。どうしても不可能な向きはやむなしとして、大多数の国民的協力で原則的な外出自粛は実現できると心得るものだが。

各方面の話や見解で、誠に質が悪いとされる今度の感染症。「もう分かった事」と揶揄もされそうだが、今回は一部に留まるも 感染源について少し復習できればとも思う。昨日の事だが、大阪府下にて営業自粛要請の出された所謂「パチンコ店(以下、パチ店と略す)」と呼ばれる遊技店複数が要請に応じない事案が発生。これを受けて吉村大阪府知事が、新型インフル等特措法の規定によりやむなく店名公表に踏み切った由。拙者、まずは吉村府知事の決定を尊重するものだ。当該店舗の一部は 当初吉村府知事による電話での説得に応じなかったり、折衝前に会話もなく一方的に電話を切るケースもあったとか。

確かにパチ店は、此度の感染症流行を招くとされる 所謂「三密(換気不良な密室、そこに大勢が入る密集、個々人が至近距離で会話などする密接の 3点)」中、密室と密集の 2点に該当し、客の多数が喫煙者である事も 防疫には不利だろう。ある自治体中の店舗が営業自粛すると、そこの客が近隣自治体の営業店舗へ流れ易いとの難点もあるとされる。この為 自粛要請に当たっては近隣自治体が協調する必要があり、又依存症的な愛好者も多い事から、自粛の徹底が難しい様である事を聞いている。又、有識者中には、大勢が大声で参加のライヴ・ハウスや個室カラオケ店よりは安全だとする見方がある事も承知している。

しかしながら 政府専門家会議で問題視された以上、吉村大阪府知事の処断は妥当であり、信念を以て対応を願いたい。当初応じなかった店舗中からも自粛に転じた所があった様だし、営業を主張する所も、消毒や客のマスク着用を必須とするなど 殆どの店舗が対策を約束した様だ。思えば大阪府一帯も、首都圏と並んで我国内での大感染域となってしまった。店名公表の意図は、改めて理解するものだ。因みに当地愛知は 春先までは本州最悪の大感染域であった手前、やはり気の抜けない所。引き続き注意を新たにしたく思う。

で、パチ店での感染症伝播の可能性に触れたが、前出の一部有識者の主張も分からぬではない。更に危ない感染源が考えられるからだ。これは先月辺りから、特に東京都内の感染数が大幅に増え始めた辺りから言われてきた事だが、各大都市圏「夜の繁華街」関連の各種飲食店などが当該ではないかという事だ。

既に知られている事だが、こうした店舗は前述の「三密」に加え、客と 一部では「キャスト」とも呼ばれる従業員との密接なやり取りもしばしばで、人気店や繁忙時では「密室に人が密集」状態となり易い様だ。風俗的側面の強い「キャバクラ」や、濃密なダンスやパフォーマンスも可能な「クラブ」などは正に当該だろう。加えて一度酒気が進み 酔いが回れば自身でも何をしてどう行動したかなど、記憶にない向きも少なくない事だろう。新型コロナ肺炎の主な感染経路は「飛沫」と「接触」が双璧とされるが、特に酔っている時などは、無意識の内に自ら感染リスクを拾ってしまっている。平時なら 夜の楽しみも分かりはするが、一朝有事の今は そうした行為が己の感染、そして周囲に伝播するリスクを引き寄せている事に想いを致すべきなのである。

夜の繁華街の店舗や施設は 特に個人秘密プライヴァシーにうるさいとされ、国内感染の実態を正確に掴みたい医療関係各位の調査行動にとっても 大きな障壁となっている様だ。有力な感染源になっているらしい事が分っていながら、法の権威を以てしても真実に迫れぬ様では 此度の、そして今後生じるだろう世界的感染症が又襲来した時、正確で効果的な対策を打ち出す事が困難となり、又 感染危地からの脱出にも多くの日数を費やす事となってしまう。少なくとも、大勢が集まり 必ずしも換気が良いとは言えぬパチ店よりこちらの方が数等危険と言え、感染症流行時の様な有事には、行政の適切な介入が可能となる様な法制面を含めた対応を打ち出す必要があるのではないか。

かと申して拙者は、決してパチ店などに対し 無策で良いとは思わない。今回大阪府の 休業要請に応じなかった店舗向け対応はまぁ適切と思うし、鎮静化の為に有益な措置は 是非全て行うべきである。因みに前述の店舗「クラブ」の深夜営業認可を迫ったのは、パチ業界にも影響力があるといわれる社会民主党だ。「クラブ」は違法薬物売買の温床でもあるとされ、安易な深夜営業を認めるべきではなかったにも関わらずだ。やはり同党は、かねて日本及び日本人の利益を顧みていないのではないかとの疑問が、大筋で当を得ている様に感じられてならない。今回画像も先年ので恐縮。先年訪れた京都・二条城の CGを使った夜間演出の模様を。以下に、志村けんさんが遺された動画をリンク致します。(スピード違反の月光仮面」ザ・ドリフターズ期、加藤 茶さんとの共演) https://www.youtube.com/watch?v=YnPRhnqtZTI

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