Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

芸人の対パチ発言より、偏向メディア発印象操作の方が問題だ

2020-04-27 20:57:22 | 社会・経済

流行中の中国大陸発、新型コロナ・ウィルス肺炎に対応しての休業もしくは営業自粛要請につき、それに応じぬ店名公表の動きに対する喜劇系・ラサール石井芸人の SNS発言が話題になっている様だ。同氏の発言要旨は、吉村大阪府知事による前述要請不履行店舗名公表に際し「店舗名が分ると、休業店→営業店へと遊技客が流れる懸念があるのではないか」とするもの。一部からは 左傾的言動が批判される事もあるらしい石井芸人だが、今回については 事実による懸念であり、言論の自由の範囲を逸脱するものではないと拙者はみている。

一方の吉村府知事の措置も、基本的には妥当なものだ。前述発信のラサール石井芸人宛て 意図を説明の上、反論の返信に及んだ様だが「お気楽な立場」の揶揄を込めた結語に賛否はあろうが、批判の言動に冷静に答えたものと心得る。実際面で、休業店舗に出入りした客複数が 他の営業店舗に流れたのは事実であり、その指摘そのものについての言及は妨げられるべきでない一方、密室での密集状態を少しでも防ぐ為の行政措置を講じるのも正論だ。ここは双方共「是々非々」の姿勢で臨みたいと拙者は思う。

そんな事より、石井芸人の発言以上に問題視すべきが 偏向既成メディアによる印象操作を狙ったとしか思えぬ切り取り報道だ。以下、昨日付の共同通信記事を引用してみる事とする。

「コロナ禍減少の中・韓、経済復旧加速 日本は出遅れ、景気悪化追い打ち」

中・韓など東アジア諸国で新型コロナ・ウィルス(感染症)の新規発生減少が顕著だ。域内で人の往来も再開しつつあり、経済活動復旧の動きが加速する。緊急事態宣言延長の必要性も指摘される日本との差は明白で、周辺国からの出遅れが景気悪化の追い打ちになる恐れもある。

中国(大陸)の新規感染者は 2月中旬に 2000人以上だったが 3月以降は 100人を下回る日が多い。韓国も 3月中旬以降は終息傾向にあり、最近では一桁台の日も多い。累計 10000人余りで 4/20に日本が追い抜いた。台湾やヴェトナム、マレーシアの各国も抑え込みに成功している。(引用ここまで)

呆れてモノが言えない。福岡のプロ野球々団「ソフトバンク・ホークス」が前身の「ダイエー・ホークス」時代の低迷期に地元ファンらから浴びせられていた「お前らプロか?」の罵声を、そのまま共同通信社にぶつけても良い位ではないか。そも、一方的に鎮静化を宣言した中国大陸・共産政府の発表をそのまま受け売っただけの安直な報道が信用できる訳がない。

同国の発表は、医学的所見は一定の信頼性があるも、統計面の信憑性は疑われるのが定説だ。そんな云わば「大本営発表」をそのまま持ち込んで「中国大陸は感染を抑えた」と主張した所で、真に受けるのはバカな位直ぐ分かるだろう。一体、きちんと仕事をしているのかどうか?因みに 中国大陸内では先月だけで 100万件超の携帯電話解約があり、又 数万セット単位での、棺の注文があったとの情報もある様だ。事実なら、中国大陸の実際の感染者、犠牲者の各数共 最も多い米合衆国に匹敵する感染規模も考えられるのだ。

大韓民国での「終息」の見方もいい加減なもの。医療崩壊回避を目指し、軽症無症の感染者多数向けの療養施設をいち早く準備、ウィルス検査 PCRも大々的に行って 当初の集団感染抑制の努力は認めるも、中国大陸は発生地とされる武漢(う・はん)の ほぼ二カ月に亘る都市封鎖ロック・ダウン、韓国にあっては、同国版マイ・ナンバー制をフル活用しての 全国民の個人情報を政府が把握しての感染者追跡を綿密に行った結果の、ようやくの感染抑制に繋げたのである。この辺りは、既成メディアがスルーしたがる事共だ。韓国には、一旦回復したも 再び陽性となった感染各位も 200人を超えると聞く。本国がこの様な懸念材料をわざわざ明示しているのに「一体どこを見ての物言いか?」と揶揄もしたくなるものだ。

台湾での感染抑制は他のメディア複数も報じており 納得の域だがヴェトナムやマレーシアは、中韓並みに根拠を明示すべきではないのか。又 前述記事の限りでは、東アジアに限っても 我国だけが新型コロナ肺炎対策が立ち遅れている様に印象づけようとの意図が透けて見えて仕方がない。アジア一帯には、まだまだこれから感染症抑制に取り組むべき国々が多々あるはずだ。例えばタイ王国、インドネシアなど。共同通信は、これら感染症の課題に直面する国々をも含めて記事にしている訳ではないとしか思えない。

前述感染症対策に取り組む我国の状況を一顧だにする様子がないのも遺憾だ。結局は一年の延期となった、当初は今年開催予定の五輪及び障碍故五輪開催時期の件や、これも現状延期の 習 近平(しー・じんぴん)中国大陸国家主席の国賓来日の件、この二件だけで日程調整は死力を尽くす必要があろう事は十分察せられ、結果的に遅れを取るも 横浜港入りの大型客船乗客乗員各位の事共も含め、為すべき事はしてきているとするのが拙印象だ。

当たり前の事だが、国内事情を考えれば、各国で感染症対策の時期に差が出る事自体は問題視する方がおかしい。要は、財政面を含め 現状考えられる全力で事態に臨み、少しでも犠牲や重症の各位を少ない人数に抑え込む事が大事なのだ。そうした実情を勘案もせず、ただ単に「経済復旧が出遅れる」などと囃し立てる偏向メディアは余りにも無能だ。

同様の病理は朝日新聞一味にも露骨に見られるが、この連中は前回も触れた様に、全報道メディア中最多の感染者を生じている。「自社局だけは、自勢力だけは大丈夫」などと思っていたら言語道断だ。引用の、中高生レベルの記事などで悦に入っている様ならば、共同通信社の将来は知れているだろう。朝日一味を追って自社局内集団感染クラスターを起こし、極度の疲弊に見舞われている医療関係各位のご迷惑とならぬ様、せいぜい用心しておくべきと思うがどうだろう。今回画像も先年ので恐縮。滋賀県下の琵琶湖南岸、瀬田川付近の桜の様子を。通る線路は JR東海道線。以下に関連記事と、志村けんさんが遺された動画をリンク致します。(私的憂国の書様) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3812.html (志村けんさん動画「絶対に真似してはいけない」~ザ・ドリフターズ期。加藤 茶さんとの共演もう一遍) https://www.youtube.com/watch?v=uDU_0neZLRw

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