Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

報道崩壊危機が囁かれている様だが

2020-04-23 20:39:04 | 社会・経済

流行中の中国大陸発、新型コロナ・ウィルス肺炎の脅威は「等しくやって来る」とされた山中伸弥・京大IPS研所長のお言葉通り、財界、芸能の著名人をも見舞っている。今日までに立石義雄・オムロン元社長と女優・岡江久美子の各位がこの病に斃れた由。まずはお二方に、一言の弔意を申したい。

創業一族でもあった立石オムロン元社長は医療機器関連でも重要な地位にあり、これからの我国の感染症との闘いに必要な方だった。又 岡江さんは「女は愛嬌」の言葉通りの明るく知的な健全さを感じさせ、広く愛された佳き人柄の持主であった。喜劇俳優・志村けんさんに続き、又も惜しい方々を二人も失ったが、逝かれた各位の軌跡は我々にこの感染症の危険性と、立ち向かう覚悟を問われていると思う。その想いに誠実に応えるのが、残された我々の大きな務めだろう。

本題です。前回拙記事で、医療崩壊の懸念につき触れたが、実は報道メディアの分野でも崩壊が懸念されるというのだ。確かにこの所 在京メインに新聞社を含む複数の社局関係者が感染し、一部では集団感染クラスターが生じた可能性もあるという。個人レベルでのお見舞いは勿論だが、それを踏まえた上で やはり社局レベルでは防疫に関する管理責任が厳しく問われるべきではないか。以下、某ネット記事を引用して みて参りたい。

「TV局”報道崩壊”前夜、画面上では距離を取っても 裏では『3密』」

TVA「報道st」メインキャスターの富川悠太アナウンサー(43)が新型コロナ・ウィルス感染症となった事は、他局にも衝撃を広げている。

「局内の報道経験者を集めて放送していますがギリギリ。集団感染クラスターもさる事ながら”報道崩壊”も近い、と嘆いていましたよ」とライバル局スタッフが伝える。

新型コロナ・ウィルス感染症の影響で TVの放送スタイルが変化している。「上辺だけですけどね」と皮肉っぽく語るのは、情報番組デスク。その真意はこうだ。

「出演者どうしが距離を取ったり、別スタジオや自宅からリモート出演したり。対策を取っている様に見えますが、フロア・スタッフに(人的間隔を取る)ソシャル・ディスタンスなんてできませんから」。更に、今も局内で見かけるという頓珍漢な風景に呆れる。

「ウチの報道局の会議室は、窓もなく広さは 10畳程度。ドアを開けて空気清浄器を入れて、隣の人との間隔を空けて いかにも『対策していますよ』とやっていますが、このご時世に密室で会議ですよ!あり得ない」

TVAは、消毒作業の為に去る 4/17~ 19に本社全フロア封鎖をした模様だが、なぜ速やかに封鎖しなかったのか。集団感染クラスターが発生すれば TV局は呆気ない。その怖さを伝える”報道崩壊”前夜の出来事だ。(引用ここまで)

普段偉そうな大言壮語を、活字や TV画面、ラジオ・スピーカーで垂れ流す報道メディアの「意外」な弱点が露呈したと見るのは拙者だけか。平時には「言論の自由」「報道の自由」を錦の御旗の如く横柄に振り回す報道各社だが、大事な一点が忘れ去られている・・或いは「不都合な真実」として避けられている様に見えて仕方がない。それは「自由には、自己責任を伴う」という事だ。新聞、雑誌、TV、ラジオに関係なく自社局内で感染症が疑われる事案が出た場合、放送などに影響しない様な安全策が疎かになっている可能性を窺わせる。事実なら、当然負うべき自己責任が果たせぬという事ではないか。

これまでの発生例を見て参ると、最も多いのが関連局 TVAを含む 朝日新聞一味だ。特に前者では集団感染クラスターの発生も疑われ、富川キャスターの発症は「もらい事故的」側面があるにせよ、社局的管理責任を厳しく問わねばなるまいて。

ご存知の通り 朝日一味は「反政権与党、反安倍」の司令塔的存在で、朝日新聞の論調に頼る左派勢力は多そうだ。だからこそ社局の責任が糾されるべきなのだが、一方で「此度の新型コロナ・ウィルス感染症の世界的流行はある意味痛快」とか、護憲を盾に 緊急事態に対応する法制や措置の発動を妨げておきながら「今までが呑気過ぎた」とか「遅過ぎる緊急事態宣言発出」などと自勢力の恥には頬かむりをして揶揄し続ける神経は、やはり大いなる疑問を抱かざるを得ない。その疑問とは「己だけは、自勢力だけは大丈夫」という傲慢さに通じる姿勢だ。

朝日一味は、現状 拙者の知る限りでは最多の感染者を関連を含む自社局内から出している。無関係の社局関係者家族は、それは必要に応じ公的援助を受ける権利位は認めるが、それに留意するとしても社会的責任にも発展し得る防疫自己責任は厳しく糾されるべき。間違っても、ただでさえ感染者多数の診療や手当に追われる 医療関係各位に更なる負担となる様な事態にさせてはなるまいて。

まずは社局内感染についての正確な情報を出させ、その上で あくまでも自社局責任で事案への対応をさせるべきだ。資金面での困難は それこそ紙面や番組スポンサーとの連帯でこれに当たるべきで、我々国民市民は対処が適切に行われるか?注視監視位はすべきだろう。それを誠実に行う意思が示されなければ、朝日一味は我国のクォリティ・ペーパーの座から速やかに降りるべきだろうし、更に深刻な報道崩壊危機に直面する事だろう。勿論、他社局もこの事態を傍観していてはならないだろう。今回画像は、今春は愛でる事が叶わなかった 当地東郊・東三河の、先年の桜の様子を。通る線路は、名古屋鉄道豊川線。以下に、志村けんさんが遺された動画をリンク致します。「バカ殿様、ゆるキャラ・ふなっしーとの共演」https://www.youtube.com/watch?v=wkUYnPUXZvw

コメント (2)
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