Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

愛知県知事リコール署名不正事件追及はすべきだが

2021-05-20 23:35:28 | 国際・政治

かねて薬事承認申請がされていた 米英 2社による中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症予防ワクチンにつき、厚労省薬事・食品衛生審の専門部会が先程 緊急時等の条件下で簡略した手続きを適用しての「特例承認」を了承したとの報が入った。明日にも田村厚労相による正式承認が表明され、我国にても 遅れていた前述ワクチン接種の加速化が望まれる。

但しという 水を射す様な表現はしたくないのだが、今回承認見込みの内 英国・アストラゼネカ社製は、稀にだがあるとされる 血栓症などの副作用リスクに対応する為の年齢制限等を別に設ける為 当面は使用保留となる様だ。もう一方の米国・モデルナ社製は、主に自衛隊中心で運営の 東京都内と大阪府内に設置の集団接種における主力ワクチンとして使用が想定されるとか。

既承認の米国・ファイザー社製と並んで複数メーカーの前述ワクチン揃い踏みは良いが、これからは接種の担い手・マンパワーの確保が課題だろう。もう多方面からの指摘通り 医師と看護師の方々だけでは限界があり、今は現場を離れている潜在看護師や注射経験のある歯科医師、それに臨床経験をお持ちの医科大及び大学院の教授及び准教授、更には緊急時の注射が許されるという救急救命士の方々にも協力を仰ぐ態勢が必要ではないか。勿論一定の研修などは必要だろうし、これを条件に医学生の各位にも白羽の矢を立てようとの案もある様だが、やはりスピードと安全は「車の両輪」であり続けなければならないとの想いもある所であります。

本題に入ります。先年の愛知県芸術祭にて、公益性を害する関連展示を許したかどで 大村愛知県知事の解職請求リコール署名に多くの不正があった事件につき、運動団体事務局長と同家族複数が地方自治法違反容疑で逮捕されたのは既報。法令違反の刑事犯は言い逃れ様のない事実であり、更にはリコール運動の先頭に立った 高須クリニック院長秘書が前述事務局長の指示を受け、偽造の可能性ある署名への指印処理に関った疑いも持たれている。

同様にリコール運動を先導したとされる河村現名古屋市長と共に、高須院長の説明もまだまだ不足。署名偽造の人員確保依頼先とされる広告企業他も愛知県警の家宅捜索に入ったとかで、事件の全容解明を是非とも実現して頂きたい。解職請求権リコールは、我国民の数少ない直接民主行為であり、こうした事件の看過はその信頼性低下を招きかねない。既に当地愛知の郡部にて生じた 医療問題に絡む自治体首長のリコール運動にも萎縮などの悪影響が出ているらしい。決して「悪しき前例」にしてはならない。

その深甚な事件性に留意しつつも、やはりこの一件は「一枚のカード」だと拙者などは思う。つまりどこまでも「表と裏」があるという事だ。不良な結末となりそうなリコール署名偽造に関わった容疑者達と 相当な関与をした河村市長、高須院長には一層踏み込んだ説明を求めたいが、その一方で 公共の福祉を損ねかねない我国の尊厳を貶める様な公的芸術祭関連展示を許す結果を招いた 大村愛知県知事の緩さも併せて糾されるべき。少なくとも保守サイドからは不良な印象しかない問題展示が 又今夏持たれる予定があるらしい。以下 朝日新聞系の TV局、メーテレのネット記事を引用して みて参りたい。

「市民団体が『表現の不自由展』を再び開催、団体『民間の手とお金で開きます』愛知県」

展示内容を巡って脅迫や抗議が相次いだ「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展」が 再び開催されます。

「表現の不自由展・その後」は (所謂)慰安婦を象徴する「平和の少女像」などが展示され、脅迫や抗議が相次いだため 一時中止を余儀なくされました。河村名古屋市長も抗議し、大村愛知県知事との対立が深まるきっかけになりました。

市民団体が会見を開き「平和の少女像」など「表現の不自由展」で展示されていた 3点を展示する企画展を 7月に開催すると発表しました。

「河村名古屋市長は『税金で展覧会をやるのはけしからん。民間で自由にやって下さい』と言った。私達は民間の手とお金で開きます」(「表現の不自由展・その後」をつなげる愛知の会・共同代表談) 7/6から 7/11まで、名古屋市中区の市民ギャラリー栄で開催予定。(引用ここまで)

「やっと少しは正気になったか・・」という所だ。TVでのご活動も多い 北村晴男弁護士らも主張される様に、多くの国民市民が好感できない様な「公共の福祉へのダメージ」が疑われる様な展示。幾ら美術作品と強弁しようが その側面がある以上、税金投入は不可だろう。河村名古屋市長の判断は妥当なものだ。

胡散臭い所を申せば、今回の会場とされる 名古屋市民ギャラリーも市営の施設だ。費用面は民間とはいえ、公営施設に拘泥するのは やはり何らかの他意があるのではと思われても仕方あるまい。前述市民団体の背後に蠢くのは まず左派容共勢力だろう。

保守側からは「反日的」と指弾される様な展示を、公的施設で行い続ける事の方が むしろ主目的ではないのか。そうした実績を繰り返し重ねる事で、左派容共勢力は当地愛知と中京圏に拠点をつくろうとでもしているのだろう。前述の芳しからぬ展示は、次回行われるとされる 広島県下の「ひろしまトリエンナーレ」でも画策されていると聞き、どうか血税投入とか公的施設の大々的な提供などがされぬ事を祈りたいものだ。

今回記事の末尾に、名古屋市民ギャラリーに関する条例資料をリンク致すが、第 2条によれば「市長は 公の秩序または善良な風俗をみだすおそれのあるときもしくは管理上の支障がある場合には、会場使用許可をしない事ができる」旨が定められている。この規定につき、河村現市長が聡明かつ妥当な判断と決定をされる事を祈念したい。それにしても今回の県知事リコール署名偽造についてのこの事件は「一枚のカードの表と裏」を改めて思い知らせてくれたと心得る。今回画像は、先日当地北郊の稲沢市内で見かけた JR貨物機関車や貨車の回送風景を。以下に、名古屋市民ギャラリー条例関連資料をリンク致します。 名古屋市民ギャラリー条例 (g-reiki.net)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする