Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

4選の 川勝静岡県知事に付き纏う「媚中志向」

2021-06-20 21:42:28 | 国際・政治

「静岡県知事選、川勝平太氏が 4選・・・『リニア工事』争点に掲げる」

静岡県知事選は 6/20 投開票され、現職の川勝平太氏 (無所属) が新人で前国土交通副大臣の岩井茂樹氏 (無所属) を破り 4選を果たした。

川勝氏は、リニア中央新幹線静岡工区の工事を選挙の争点に掲げ、南アルプスを貫くトンネル工事で大井川の水量減少が懸念されているとして反対の立場を鮮明にし、支持を広げた。立憲民主、国民民主両党の県組織から支援を受けた。自民党推薦の岩井氏は 国との連携を強調し、現職の新型コロナ (感染症) 対策を批判したが、及ばなかった。(読売新聞 6/20付より。引用ここまで)

今日投開票が行われた静岡県知事選挙にて、現職の川勝平太・現知事が保守系対立候補を制し  4選を確実にした様だ。まずは 静岡県民の投票意思を尊重する者だが、続投となる川勝現知事は 二階自民幹事長に劣らぬ媚中志向も指摘される様だ。

詳しい所は 末尾の関連記事に譲りたいが、川勝現知事は 初当選の 2009=平成 21年前後をメインに、静岡県と姉妹都市地域提携関係とされる中国大陸・浙江 (ちぇちゃん) 省を訪れた履歴があり、習 近平 (しー・じんぴん) 現国家主席 (当時副主席) とも一度は会見の機会を持った様だ。それが一つの縁で 同国要人複数も静岡県を訪れたとの指摘もあり、果たしてその時 必ず案内があったろう同県下の主要産業施設などにて、企業秘密などが持ち出されたりした事などはなかったろうか?と拙者などは懸念する者だ。勿論 杞憂に終われば良いのだが。

他にも川勝現知事の一愛読書は 中共の毛 沢東 (まぉ・つぉーとん) 元国家主席 (故人) の著作集とか、1997=平成 9年に行われた香港の対中返還に際し導入された一国二制度を、我国も学ぶべきなどの言動があったとされる。これらが川勝現知事の思考に大きく影響しているとは勿論断言すべきではないだろうが、留意しておくべきであるのも事実だろう。

川勝現知事は、よく知られる 工事途上の JRリニア中央新幹線のあり方についても「南アルプスの自然環境保全上」と静岡県有数の主要河川「大井川の水利上」悪影響があるとして、強硬な反対姿勢を見せている。その全てが適切を欠くとは拙者も思いたくはないが、その一方 中国大陸にも長距離向け超電導リニア高速路線の計画があり、その初開通が西暦 2030年代半ばに予想されているとか。

川勝現知事の新たな任期 4年間は 前述リニア関連工事は事実上凍結されるのではないかとの見通しもあるが、その理由は静岡県下の環境や水利の保全のみに留まらず、我国側の開業遅れが中国大陸側のリニア技術を利す事に繋がり、将来の鉄道技術輸出に関しても、我国側の不利を承知で 中国大陸側の同技術優位に与しようとの意図もあるのでは?との指摘も聞いた。この辺りはまだ真意が明かではないので断定は控えるが、川勝現知事の「リニア反対」意図の動向はよく注視した方が良いかと心得る者だ。

「媚中志向」が事実なら、その弊害は極めて大きくなる可能性があろう。静岡県内に留まらず、我国内の主要産業の秘密事項、ひいては我国機密の相当数が中国大陸に流出する可能性すら考えられる。中央政治レベルでも 二階自民幹事長一派の体たらくがそうした懸念を感じさせるものだが、川勝現知事も 似た様な問題を孕むのではないかと拙者などはみる者だ。

余り勧めるのもどうかとは思うが、もし「おかしい!」と思ったら 静岡県民は躊躇わず対県知事リコール (解職請求) 権行使へ向け動くべきだろう。当地愛知にては 昨年の大村県知事リコールへの動きが不調にして不発に終わったが、静岡県にては健全に機能する事を祈念したい。

少し余分になるかもだが、中国大陸は 先般我国が行った対台湾新型感染症ワクチン供与に対し「日本は 国内未使用にして期限近い英・アストラゼネカ社製ワクチンを供与した」との貶め的嫌がらせの表明をした模様。我国は 決して事実に基づいたとはいえないこうした表明に、すかさず踏み込んだ説明を伴う強い反論をすべきだ。因みにこの時 こうした対応がされた形跡はない様で、こうした不適切が我国を外交上窮地に追い込む可能性もある。

先頃頓挫の 少数民族人権問題などに関する対中非難決議の扱いでもそうだが、我国はこうした事共に対し もっと強い姿勢で向き合って良いと心得る。今回画像はその静岡県下・富士河畔より仰いだ 雲を侍らす霊峰富士の様子を。手前の線路は東海道・山陽新幹線。以下に 関連記事をリンク致します。昨秋の発出ですが、現在も史料価値は不変と心得ます。(トレオサ様) 川勝平太と中国の関係。媚中と呼ばれる3つの要因 | トレオサ (toreosa.green)

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媚中勢力の跋扈が、我国を危うくする

2021-06-18 23:21:16 | 国際・政治

前回の拙記事にて 他の先進諸国 G7が全て 少数民族や香港での人権抑圧等に関する対中非難決議を採択する中、我国の採択だけが不発に終わった事を取り上げたが、その原因を作った勢力がかなり絞り込まれてきた様だ。

山口公明党代表がその一人たる事は自明だが、他には以前からその強い志向が指摘される二階自民幹事長と 同氏の最側近、林 幹雄(はやし・もとお)衆議の名が挙げられている模様。三氏共に 媚中志向では札付きの由で、その他に国会閉会間際の自公幹部会合に同席が伝えられる 森山国対委員長を含める見方もある様だ。

詳しい所は末尾の関連記事に譲りたい所もあるが、他の諸国では速やかに発せられた 少数民族や立場の異なる勢力の人権抑圧を認めない決議の握り潰しを図った所業は、決して国際社会から認められるものではない事を 改めて主張しておきたい。更にこれに加え、去る 6/16に香港にて持たれた 中国共産党結成 100周年関連会合に、これ又媚中の鳩山由紀夫・元総理が招かれ ぬけぬけと祝辞を述べたとの報にも接した。一体、何を考えて赴いたのかという所だろう。

前述会合にての祝辞は、我国有力民間人が行ったとしてもどうなのかと心得る者だが、総理経験者が行ったとなると 到底看過できないものがあるのではないか。日本学術会議の経験者が関わったとの指摘もある 所謂「千人計画」の問題でもそうだが、中国大陸・中共政府は 我国の人脈にしても「利用できるものは利用し尽くす」との底知れぬ貪婪さを感じるものがある。

浅慮の多過ぎる鳩山元総理は おだてられて軽い気持ちで祝辞に臨んだのかも知れないが、今後の我国に残すであろう禍根などは一顧だにしないという事なのか。こういう人物を一度は総理にしてしまった事が、後々不幸を呼び込まなけば良いのだが。

外務省初め各省庁にその様な強い意思はないだろうが、心あるなら 鳩山元総理の海外渡航などに一定の制約を課す必要がありはしないか。困難は承知だが、可能なら一般の民間人とは違う事を自覚させる必要があると思う者だ。相手から頼まれれば、我国益を明らかに損ねる言動も繰り返し行っている様だ。下手をすれば相手側のスパイにも落ちかねない危険を孕んでいる思う。まぁそうした事を予防する為にも、本当はスパイ防止法整備が必要なのだが。鳩山元総理自身にその意思がなかったとしても、中共政府によるスパイ利用懸念とてゼロではないだろうから。

鳩山元総理にしても、二階自民幹事長の勢力や山口公明執行部にしても、媚中勢力には国民的注視監視が必要だと強く思う。放置しては更に昂じ、ひいては我国の安保情勢を更に悪化しかねない。ただでさえ緊迫の度を増す沖縄・尖閣周辺域や台湾の安保にとってもプラスではないだろう。よく指摘される様に「台湾有事は日本有事」。今秋には持たれる衆院選、そして来夏には必ず実施の参院選に際しても、我々有権者は前述の様な 我国益を軽んじる様な媚中勢力には決して与しない意思を、投票行動で強く示す必要があるのだろう。

今回画像も以前ので恐縮。三重・鳥羽市内の伊勢湾沿いを行く JR参宮線の様子を。近畿日本鉄道伊勢線と共に 伊勢神宮参拝の便を図って通された沿革があるやに聞き、戦前は伊勢市まで複線だった時代もある模様。以下に、関連記事を二件リンク致します。➀(福岡・小坪しんや行橋市議様) 「中国と明記」した調査・抗議を求める意見書、可決。公明党市議も賛成、行橋市議会。 | 小坪しんやのHP〜行橋市議会議員 (samurai20.jp) ➁(私的憂国の書様) 対中非難決議を止めた3人の「元凶」 | 私的憂国の書 (fc2.com)

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特報・対中非難決議不採択~「媚中」を曝け出した公明党

2021-06-16 22:50:01 | 国際・政治

第 204通常国会が閉会した。法案成立度合はここ数年で最高の約 97%に達したとかで、それは一定評価するものだ。しかしその一方で、不成立の重要法案や国会決議が複数あったのも事実だ。

見送られた大きな所が 所謂中国大陸の諸民族が直面する人権侵害行為を非難する国会決議案が不採択に終わった事。しかもそれは 野党側の抵抗ではなく連立与党・公明党の党内手続き不作為によるとの信じ難いものだった。以下 この問題を正面から取り上げた数少ない既成メディア・産経新聞ネット記事を引用して、みて参りたい。

「ウィグル出身者ら、対中非難決議見送りに抗議」

中国(大陸)新疆ウィグル、チベット、内モンゴルの各自治区や香港の出身者らでつくる「インド太平洋人権問題連絡協議会」は 6/16、中国(大陸)諸民族が直面する人権侵害行為を非難する国会決議案の採択が見送られたことについて、抗議声明を公表した。

声明は「非難決議さえ行えない日本の国会は、何をそんなに恐れているのか理解できない。決議の成立を妨げた勢力に対しては、満腔(まんこう)の怒りをもって抗議する」とした。

党外交部会などで決議案を了承した自民党を含め、党内手続きを終えた立憲民主党、日本維新の会、国民民主党に対しては謝意を示した。協議会は チベット亡命政権の代表機関、ダライ・ラマ法王日本代表部や日本ウィグル協会、世界モンゴル人同盟、スタンド・ウィズ香港@ジャパンなどで構成する。(引用ここまで)

以上の他 左傾野党の日共、社民も了承したとされる前述決議案採択見送りは、既に 6/15時点の自民・公明上部会談の席上で見送りの意向が固まっていた様だ。公明によるとされる 下村自民政調会長が前述決議案採択見送りに動いている模様とのデマ情報流布も悪質だが、決定的なのは 公明が「国会決議は原則全会一致を要す」事と「国会閉会まで時間がない」事が分っていながら、前述決議案の党内手続きを誠実に進める事なく 事実上放置した事にある。又 会期ギリギリで党内手続きを終えた自民が、公明の党内手続きを強く促したか疑問符がつくのも事実である。

自民の一部有力層にも存在するのは認めるが、公明は特に媚中志向が強い様だ。今回の対中非難決議案の採択見送りにしても、公明一党の非協力は 背後にそうした事情があるものと思われる。又 中国大陸向けに重要情報を送っている疑いもあり、前述決議を了承すれば、その辺りの不都合があるものと思われる。自民媚中勢力にも、公明のこうした方向を好都合として利用する向きが複数ある可能性も大きい。

しかしながら、先日英国で会合した主要先進国 G7中 対中非難決議を発出しないのは我国だけ。森山自民国対委員長よりは「反対ではなく慎重に取り扱っているまで」との表明があったが、本来は先の G7会合時に 菅現総理から各国首脳宛て 採択したとの報をもたらさなければならなかったはずだ。それを阻んだのが公明と、それを利用する自民媚中勢力という事だったのだろう。

事実とすれば、対中非難声明に関する自民内の全会一致による党内手続きの効力にも疑問がつきはしないか。自民幹部は次の国会での採択を匂わせもしたが、公明の非協力姿勢から 結局は握り潰すつもりかも知れない。しかしそうすれば、中国大陸・中共政府に対し「押せば屈する国」との誤った発信をしかねない。公明は、放置すればそういう事をする政治勢力である事がはっきりした。日中の経済面の関係が浅からぬ所からの忖度かも知れないが、それでは安保上我国の存立を危うくしかねない。

もう一朝一夕には進まないのが残念な所だが、自民は以前の様に 一党単独で与党の地位を保てる様 勢力の立て直しを図るべきだ。何年か先になるかもだが、できるだけ早い時期に 公明との連立を解消できる様諸事の研鑽を改めて行う様望みたい。その中には勿論 しばしば野党などが問題視する政治資金問題も含まれはするのだが。

我々有権者にも課題がある。これを契機に 公明党は「本当は人権配慮のない 危険な容共勢力」との認識を新たにする必要があるという事だろう。今回画像は JR名古屋駅の南東方、旧笹島貨物駅跡に開ける新都心「ささしまライブ」付近の様子を。通る線路は JR関西線と名古屋臨海高速鉄道・あおなみ線。以下に 関連記事を二件リンク致します。(選報日本様) 対中非難決議見送りに抗議「公明党が潰した」 | 選報日本 (sejp.net) (私的憂国の書様) 自民党よ、いつまで公明党に「寄生」され続けるつもりか!? | 私的憂国の書 (fc2.com)

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日本版ワクチン外交を理解した上で・・

2021-06-15 22:05:10 | 国際・政治

先日になるが、昨年暮れから「不当に」収監されていた香港民主運動家・周庭(ちょう・てぃん=アグネス・チョウ)さんが模範囚であったとして、早めの出所を果たされた由。但しご自身の SNSにては踏み込んだ発言を避け、画像も上がらない状態の様だ。

恐らくは、中国大陸・中共政府の大きな影響下に入った香港当局より これまでの様な発言に何らかの規制がされているのだろう。無事は一応安堵の一方 心身の疲労は明らかで、まずは暫くの休養が大事だろう。昨年施行の 香港国家安全維持法違反容疑で起訴の可能性もあるとされ、困難ではあろうが 同女史の率直な言動が少しでも担保される事を祈念したい。

今回の出所劇は、折しも昨日まで持たれていた先進国首脳会議 G7にて、台湾海峡の安保問題を採択した事への 中国大陸・中共政府の反発的メッセージの一環でもある様だ。つまり「中共に逆らうとこうなるぞ」との見せしめ的な所もありはしないか。それを見透かした様に 左傾した我国既成メディアなどは「対中批判だけでなく、対話と協調を」などと屁垂れた論調を記していたが、それならチベット、ウィグル両地区の少数民族らへの人権抑圧問題を放置して良いという事か。

他の G7各国ではとうに採択された 対中非難決議が、我国では遅まきながら諸野党の了承を得ながら 与党媚中派の妨害で流産しそうな気配である。菅現内閣不信任案まで提出した野党各党は 今国会の 3か月延長要請を表していたが、それに応じると引き替えに対中非難決議を採択する融通位利かせられないものかと、拙者などは苛立っている所だ。まだ閉会中審査などの道は残されているだろう。菅現政権は、前述決議を必ず採択する蛮勇を見せて頂きたいものだ。

前置きが長くなったが本題です。先般の対台湾に続き、明日にもヴェトナム向けに 中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症ワクチン約 100万回分の無償供与が決まる見通しとなった。当該の英・アストラゼネカ製ワクチンは 我国内での生産も決まっており、国内需要に影響しない範囲での対外供与に基本異論はない。ただ 前述措置が国民向け予告なしに唐突に行われた印象あるのも事実で、日本国憲法の精神にも則る「平和外交」の大きな一環は理解するも、やむを得ない所を除き 事前に広く理解を得られる様、できるだけ詳しい説明が行われるべきだったのではないだろうか。

今日の報道によると 台越に続き、来月にはインドネシア、タイ、フィリピン、マレーシアの各国向け供与も調整に入るとかで「日本版ワクチン外交」の進展は喜ばしいが、もう一国 聞く所ではインド洋の島国・スリランカも我国宛てワクチン供与を求めてきているやに聞く。振り返れば今春、当地の入管施設にて 明らかに親日姿勢の同国女性が入管面のフォロー不足もあって健康を害し、落命された事案が思い出される。その事自体も適正な調査報告がなされるべきは勿論だが、直ちには無関係といえど こうした要請にも誠実に応えて頂きたいと感じるのが正直な所でもある。

その上で 前述ワクチン外交戦術は、米中両国も繰り広げている。この内中国大陸のそれは 同様に無償供与の所も大きくありながら、後々同国の世界戦略に資する様 被援助国を手なずける様な方向性が感じられるという指摘も大きくある。我国の支援は 決して相手国の主権や尊厳を損ねるものではない事を、目立たない形で良いからしっかりとアピールして頂きたい想いもある。改めて まだ決して感染状況の改善が進んだとはいえない我国の内情にも留意しながら、実のあるワクチン外交を積み重ねて頂きたいものである。この事で 中国大陸から云われなき非難や揶揄が来るかもだが、そこは大人の対応。冷静に聞き流しておけば良いのだ。

末筆になったが 今回記事の最後に、多くの TV番組や CM楽曲作りに貢献された作曲家・小林亜星さんの訃報に接し、一言の弔意を申す次第。生涯で 2000曲に及ぶといわれる諸作品は親近感ある楽曲が多く、拙者もお世話になった作品が幾つか想起される次第。今回画像は 昨年の初夏、当地北郊で見かけた 躑躅(つつじ)開花の様子を。向こうの線路は JR中央線。途中の画像は、我国のワクチン供与に対する 台湾よりの答礼広告。以下に、関連記事をリンク致します。(小坪しんや・行橋市議様) 「対中非難決議」不発か?内閣不信任案で。手続きを説明【政治の責任を問う人はシェア】 | 小坪しんやのHP〜行橋市議会議員 (samurai20.jp)

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偏見承知、変な議員は参院の方が多いのでは?

2021-06-13 22:39:11 | 国際・政治

英国にて持たれている先進国首脳会議 G7サミットの席上、菅現総理が米仏両国より 防疫対策の強化など条件付きながら、来月開会が迫った東京五輪及び障碍五輪の同意を得た様だ。

これで開催へ向けての条件が整ってきたは良いが、やはり今度は国内向けに 各地競技場の運営詳細などが速やかに分かる様、大会組織委には早めの動きを願いたいものだ。折々の報道を見聞きしても、現場の当惑の声がよく聴こえる様だ。勿論 新型感染症禍はまだ収まっておらず、防疫上厳重な対策を伴う開催は必須。かねて拙者も主張する 無観客試合も視野に入れて頂きたいものだ。

本題です。先週の拙回で 対未成年性犯罪向け刑法改正論議に異常な異論を発した野党衆議の話を載せたが、形こそ違え こういう異常な言動に走る野党国会議員は、むしろ参院に多いらしい。詳しくは末尾の関連記事に譲る事としたいが、何分にも対象が不確実過ぎる所もあるので 敢えて取り上げる事とした次第。

事は この所膠着している、昭和後期に多発したとされる 北鮮による日本人拉致事件に関連した事共だ。菅現総理も今回 G7サミット席上で米合衆国初め他の諸国に解決へ向けた協力連携を要請されるなど、決して無為な訳ではないが、北鮮の姿勢が極めて巧妙悪質な事もあり 解決が難航しているという事だろう。この解決へ向けての一方法につき、某野党女性参議がトンデモ提言の挙に出た事が SNSで話題になっている様だ。

当該参議は、我国が調達した新型感染症予防ワクチン中余裕ある分を あろう事か北鮮に送れば拉致事件解決への一助となるだろう事を強硬に主張した件についてだが、担当の茂木外相が応じなかったは勿論だ。果たして 新型感染症に関する北鮮当局の見解を把握していたのか、疑問である。

そも北鮮は、新型コロナ・ウィルスの感染者はいないと主張し続けている。そうである以上、予防ワクチンを我国が用意するなどとの対応は無意味にして無駄だ。それに予防ワクチンにしても、必要なら西隣の同盟大国・中国大陸が速やかに必要量を用意する事だろう。当該参議は、この辺りの流れを全く無視して 我国による予防ワクチン送付を声高に主張した様だ。送る先方の状況を正しく把握する事もせず こんな声を真に受ければ、貴重な予防ワクチンを多く無駄にする事となりかねない。

進展がはかばかしくないとはいえ、決して無策ではない拉致事件解決進展と 人道的な予防ワクチン送付を結び付ける思考も短絡の誹りを免れないだろう。人道面に加え、安保でも手を携えるべき台湾とは訳が違うのだ

先週取り上げた不良衆議と、今回の不良参議は同じ党の所属だ。ついでに申せば、引き続き実施の対北経済制裁の安直な解除も強く主張しているらしい。こうした「騒擾志向」の困った議員は、どうも衆院より参院に多い様だ。それに加えての異常な思考が、衆参両院での真っ当な政策議論を徒に難しくしていると感じるのは拙者だけか。特に参院。既成メディアから政界入りした野党議員は、この様な騒擾議員がやたらに多い。一々個人名を挙げるのもアホらしいのでやめておくが、こうなると国会の二院制も 何やら意味の薄いものに思えてくるものだ。

折しも今秋からは国政選挙が続く。今秋までには衆院選、来夏は参院選が控える。既成メディア上がりの野党議員は TV放送などでの露出度の高さを利用し当選した向きも多いらしいが、今度からは、そうした所に頼る事なく候補者の人格や真の意味での政見などをよく検証した上での投票行動が強く求められる事だろう。又 そういう姿勢に転じてこそ、我国民主主義の今後にとっても良い方向へと転換できるきっかけになる事と思う。

今回画像も先年ので恐縮。当地南郊・大府市内の JR東海道線にて見かけた、東三河の車両メーカーを出て 納入先の名古屋市営地下鉄基地へと向かう新車送り込みの様子を。業界では「甲種輸送」と呼ばれている模様。以下に 関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) 時代の先を行く代表と、北への支援を求める議員、立民党とはこういう政党だ | 私的憂国の書 (fc2.com)

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