線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

むすんでひらいて

2005年01月24日 20時39分11秒 | 音楽
普段、Jポップなどほとんど聴かないわたくしですが、最近たまたま聴いて、おっ!と思ったのが、キンモクセイの、《むすんでひらいて》。この曲は何だかメロディが懐かしい感じ。

大体、音楽を聴くときは、歌詞をじっくり味わうタイプ、ガンガンのリズムにのって聴くタイプ、メロディにジ~ンとするタイプなどなどあるかと思います…。
この《むすんでひらいて》は、なかなかわたくし好みのメロディで、結構ジ~ンとして聴いてます(…歌詞はあまり聴いてないかも)。

>ノアの箱舟を思わせる神々しい世界を描いた歌詞と、雄大で大陸的な旋律が、これまでにないスケールの大きな情景を感じさせてくれます。

…と、キンモクセイのオフィシャルサイトにありましたが、この「大陸的な旋律」が目にとまりました。
わたくしの耳には、この曲のイントロは「ド~レミソラドレミレドラソ…」と聴こえるのですが、このドレミソラドは、雅楽に見られる【呂音階】。演歌でいう【四七抜き音階】。これは中国の雅楽の音階でもあります。いずれにしてもファとシを欠くペンタトニック=五音音階です。

別にこんな聴き方をしなくてもいいのですが、案外こういったペンタトーンが日本人にとって懐かしい感じがするのは当然といえば当然。そして、こんな雰囲気のメロディはやっぱり日本人にはいいのかも!
コメント (2)
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