線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

小田井の道祖神祭

2005年01月30日 21時50分40秒 | おまつり
今日は、北佐久郡御代田町の小田井の道祖神祭へ行きました。
ここはかつての中山道の宿場・小田井宿で知られたところ。
昨日ラジオをつけていたら、地元の人が出演されて、おまつりの紹介をしていたので、いきおいで出かけてきました。

道祖神祭は子ども中心の行事で、2月上旬に各地で行われます。近隣で有名なのは、小県郡真田町の戸沢。(「ねじ」で知られてます)。

今日の小田井も藁馬を引く行事でした。子どもたちがめいめい引いていく馬もあるのですが、目を引くのは、大きな藁馬。大人が作るのだそうですが、これは大きい!

それにしても子どもの数も決して多くはないですね。大人の方が多い感じ。
「子どもが馬引かないで、大人が引いてどうすんだよ~」という大人の声に、もっともだ!という感じ。子どもが関わる地域の行事について、大人が関わりすぎるという風潮。しかし、子どもの数が少ないのはしょうがない。でも、やはり道祖神のような子どものまつりを、元・子どもがやってもしょうがない!ココが何とも難しいところ。

「無形民俗文化財」等の指定、そして伝承。そして肝心の子ども不在…。過去に消えていった祭りもあることを考えると、残っているだけいいのかもしれない。でも形骸化した祭りでは、民俗伝承の意味も失われてしまう…。
余所者の観光客が、そんな勝手な感想を書いては申し訳ないですね。

それはそれとして、わたくしもお賽銭をあげたら、お餅とお札をいただきました。
コメント
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