線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

黒森神楽探訪③

2007年02月12日 23時17分11秒 | おまつり
今日は岩手から帰る日。あっという間の2泊3日だった。
民宿で最後の朝食をいただく。
まだ時間もあるので、寒かったが目の前の海岸を散歩した。浪板海岸はとてもきれいな海岸だ。

【浪板海岸】

さて大槌駅まで行くのにタクシーを呼んでもらった。待ち時間に民宿の女将さんとお話をする。こちらの民宿の息子さんは黒森神楽の若い舞手なのだ。3歳の頃から地元の神楽を舞っておられたとのこと。この2晩の神楽でも、登場すると、観客からは地元ということもあってか、ひときわ大きな拍手が湧いていた。これからも神楽を続けていかれるとのこと、とてもステキだなと思った。
さて9:30。その息子さんや女将さん等に見送られて、楽しかった浪板を後にした。

10:09の大槌駅発の山田線に乗る。今度は各駅ではなく、快速はまゆりだ。さすがに快速だと、釜石での乗り換えなしで、約2時間弱だ(各駅だと2時間半)。三陸沿岸はとてもいい天気。しかしだんだん内陸に向かうにつれ、曇ってきた。そして新花巻は少し雪交じりの風が吹く。寒い感じ。
さて12:10のやまびこに乗る。北上あたりになったら猛吹雪だ。おお!北国だー!という感じ。
一関で車内販売で駅弁「うにめし」を買う。ついでに乾燥した「ほや」が目に入り、三陸の味でご機嫌で昼食。

【うにめし】

何だかんだ3時間弱の東北新幹線やまびこ号の旅。そして大宮から長野新幹線あさま号の旅。そして長野駅から、何と!特急しなのの旅。帰りは連絡もよく、釜石線で快速、篠ノ井線では特急で、約7時間の旅。
帰宅すると、宮古魚菜市場で買ったものを宅配便で受け取った。何を買ったかというと…ホタテと毛ガニを買ってみた。安くもないが、こんなときでもないと買わないぞ!と思い、ちょっと奮発だ。


三陸を満喫、神楽に酔った2泊3日の旅。しばらくは行けないかも知れないが、また出かけたい黒森神楽。いい思い出だ。
コメント
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