線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

茨城旅行③

2010年03月01日 23時38分12秒 | 日々雑感
朝、やはり寒かった。この3日間は、ほとんど太陽が見えなかった(笑)。

寒かったけど、散歩。そう!野口雨情の生家へ行きたかったのだ。夕べは暗くて気付かなかったのだが、宿の廊下の窓から、実は丸見えだった!歩いても2分程度(笑)。

名家らしく、りっぱな佇まいだ。そして、現在でもご子孫がお住まいなのだ。静かに、家の廻りやお庭を眺めてみた。ここで、育ったのか…。目の前は、海だ。こんなすてきなロケーションで、詩作を練ったのかな?などと、こちらも感慨無量。


さて宿へ戻って、海の方へ行ってみた。すると、やはり昨日は気付かなかったのだが、宿の前の駐車場に歌碑がある。なんだ~《磯原節》だ!ここにあったんだ。


やはり、民謡マニアは、♪末の松並 東は海よ~…と、しばらく口ずさんでみた。こういう雰囲気、いいな…。


さて、楽しく過ごした茨城旅行。最後の乗車は、JR磯原駅。
早めに着いたので、待合室に入ると、おおっ!ここにも雨情さん!

そして、ホームへ行くと、ベルではなくて《七つの子》のメロディだった。やはり雨情三昧。
これで日立駅で乗り換え、上野まで。そして、長野新幹線で帰宅。楽しく過ごした2泊3日の旅が終わる。




今回は《磯節》の本場、また《磯原節》をはじめとする野口雨情ワールド、そしてアンコウ鍋といった楽しみを加えての旅行だった。久しぶりの電車旅。これは、車内で飲めるから、いいね…。また行きたいな。

充実の茨城旅行だった。
 
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茨城旅行②

2010年03月01日 22時41分29秒 | 日々雑感
2日目の朝。めったに降らない雪が、茨城にも降ったようだ(…と言ってもみぞれだけどね)。

この肴屋本店さんがある場所は「曲がり松」という商店街にある。これを聴けば、民謡マニアとしては、《磯節》の、

♪磯で曲がり松 湊で女松 中の祝町ゃ 男まつ 

の歌詞を思い浮かべる!そこで、「曲がり松」という松があるのかな?と、宿の方にうかがうと、昔の松はないのだそうだ。ただ、現在シンボルとなっている松があるというので、ちょっと散歩してみた。

松もおもむきがあってよかったが、もう少し歩くと、干物など海産物を売るお店、地酒の蔵元月の井酒造店など、なかなか楽しい通りだった。

さて、お世話になった宿を出て、大洗町を観光。
やはり、《磯節》の歌詞、

♪磯で名所は 大洗様よ 松が見えます ほのぼのと

に出てくる大洗様=大洗磯前神社へ行ってみる。ここは2回目。
 

そして、大洗町の写真に、必ず出てくる海中の鳥居もパチリ!


さて、大洗といえば海の町。「アクアワールド・大洗」という水族館へ行ってみた。
やー、水族館なんて何年ぶりだろ…。1,800円払って入館。
急いで廻ろうかな?とも思ったが楽しくて、結局1時間ほど費やした。1,800円も、決して高くないかも…と思った。
ちなみに、この水族館、お土産コーナーのとなりに、回転ずしコーナーがあった。さすがだあ!

さて、やはり《磯節》のもう1ヶ所の本場・那珂湊へ。ここも2度目。5年くらい前だったかな…那珂湊天満宮八朔祭に来たことがある。

やはり買い物は水産物。おさかな市場で、買い物した。そして、ちょっとはやかったけど、回転ずしを食べて、昼食。


さて、今日は北茨城まで行く予定。

まず、東海村の村松山虚空蔵堂へ。

当地域では、かなり信仰を集める虚空蔵さんなのだそうだ。とても落ち着いた雰囲気で、よかった。


さて、宿を磯原にしたので、更に北上。北茨城まで一気に行ってしまえ。

ここまで来ると、五浦へ行ってみたかった。岡倉天心ゆかりの六角堂へ。

ここは…壮観だった。太平洋の荒波が、ドドーっと聞こえてくる場所にあって、やはり山国育ちには、何ともいえない感じだ。スゴイ!

さて、時間も遅くなってきた。どうしても行きたかったのが、「野口雨情記念館」。童謡や新民謡の作詞で知られている。その生家が、北茨城市磯原だというのだ。午後4:00を過ぎてしまったので、ちょっと焦り気味。

間に合った~。
雨情の銅像に出迎えられ、入館。中は年譜や、ゆかりの品が並ぶ。
売店には、詩集や資料集、マスコットやストラップ、お菓子…やはり、ここでしか買えない資料集を買った。


さて、すっかり遅くなってしまったが、磯原温泉・としまやへ入館。
 

この宿は、初代当主と野口雨情と親交があったといい、雨情ゆかりの展示物もあった。ここは温泉。太平洋を見ながら入浴!
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茨城旅行①

2010年03月01日 22時01分31秒 | 日々雑感
2月11~12日と、茨城旅行にでかけた。
主目的は、磯節全国大会が建国記念の日に、水戸市であるということを知ってしまったからだ…。


朝、7:10の長野新幹線・あさまに乗って、上野まで約1時間半。そして常磐線乗り換えで、スーパーひたちへ。さすがに速い!1時間15分、水戸には10:15には着いてしまった。

それにしても天気は今一つ。水戸も寒い。初めて降りた水戸駅前で、早速お目にかかった水戸黄門様と助さん&格さん像!


さて、磯節全国大会そのものは10:00からスタートだが、終わりは午後までずっとやってるという。そこで、午前中はせっかくなので「偕楽園」に行ってみる。

それにしても寒い。そして梅の花も…まだだね。寒紅梅という種類が少しずつ。


偕楽園は三名園。きれいに整備されている。中には太郎杉といったスギの巨木、吐玉泉といった水場…自分好みの場もあった!

さて、大急ぎでまわり、昼食。水戸に来たので、「納豆チャーハン」を食す。

そしていよいよ、「磯節全国大会」の会場、県立茨城文化センターへ移動する。


これはすでに終わっている予選会を勝ち抜いた50名の演唱。
自分が着いたときは、アトラクションの時間だった。それにしても会場は、熱気ムンムンだった。
しばらく鑑賞。それにしても、観客がすごい。《磯節》 演唱を聴きながら、口ずさんでいる人がいるのだ。そして、いい唄には、上の句が終わって、自然と拍手する人々も。となりに座っていたおじさんはプログラムに、自分なりの点数をメモっている。さすがだ。

さてアトラクションも楽しかった。
地元ちびっ子、磯節道場の唄や踊り。


NHKの民謡番組でもお馴染み、ゆかりさんも出ておられた。
 

さて、十分鑑賞したところで、今日の宿は大洗町。やはり、《磯節》の本場・大洗町へ行きたい!と、予約しておいた「肴屋本店」さんにお世話になる。

夕飯は…もちろんアンコウ鍋。
 
こうして、磯節三昧の1日目が終わる!
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