線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

塩の道北上

2011年08月12日 22時22分42秒 | 日々雑感
夕べは松本での飲み会で、松本駅前のホテルに宿泊。午前様とはいえ、珍しく早く切り上げられたので、目覚めも早かった。7:00a.m.前には動き始めた。
せっかく松本に来たので、新潟廻りで帰ることを考え、塩の道を進み、糸魚川まで行くような気持ちで、北上することにした。

松本駅前は混雑しそうなので、早めにホテルを出て、コンビニで朝食を買った。さてどこで食べようか?…と考えているうちに安曇野市は穂高あたりになってしまった。そうだ!穂高神社へ行こう!っと、急きょ神社参拝へ。

まず、朝のお参り。何とも気分がいい。穂高神社境内には結構巨木があるので、まだ撮っていなかったケヤキを撮れた。

なかなかダイナックで、三本に枝が分かれているような立派な樹容。

また駐車場の近くに「安曇の銘水」という石組みの水場があった。これまた、しっかりと味わうことができた。

さて、ここで食べよう!と、コンビニで買ったパンをかじる。

さて、更に北上。松川村、大町市…と順調に進む。そして白馬村にさしかかる。さすが、このあたりへ来ると、結構自動車が多いことに気付く。白馬というと、スキーシーズンの渋滞のイメージはあるものの、夏はそれほどでも?などと思っていた。しかし、8月12日ということで、明日から盆でもあり、家族連れ、帰省客といった感じの自動車で結構賑わう。

白馬村では、自分のお気に入りの酒屋がある。F酒店さんだ。長野では買えない酒!っということで、目移りしたが、今回は石川の「菊姫」山廃生原酒を買ってみた。楽しみ~!

白馬を過ぎて小谷村。結構工事があったり、自動車の多さもあったりして、どんどんとは進めない感じ。

夕べ早く寝たとはいえ、結構眠い。ようやく新潟に入った!糸魚川市だ。松本を出て、ちょうど100kmほどで根知になる。ここはおててこ舞で知られたところ。なつかしい。ここへは何年か前に、我らが村上義清公の墓所がある安福寺を訪ねたことがある。

ここでは、おててこ舞の行列が出る金剛院の境内にイチョウの古木があるので、行ってみることにした。

やや傷みはあるようだが、なかなか太い。秋はどんな感じになるのだろう?

さて、根知ではもう1ヶ所、「根知男山」の蔵元へ寄りたかったのだ。根知はかつての狭い道と並行するように新しい道ができたのだが、この蔵元は旧道沿い。せっかくなので「根知男山」純米吟醸酒を買った。


根知を出て、取りあえず糸魚川市街地へ向かってみた。地元ならではの本なんかないかな?と、駅前に駐車し、S書店に寄ってみた。ここで塩の道関連の本を見つけて、買ってみる。

せっかく糸魚川市内に来たので、リンクはらせていただいている「まちの駅」糸魚川ぷらっとさんへ寄ってみた。こちらでは、糸魚川らしくヒスイのアクセサリーやら河童の焼き物などがあった。
自分が入ったとき、何かの取材らしかったので、おじゃまにならないように、静かに中をうろついた。こちらではパンフレットがたくさんあったので、おもしろそうなのをたくさんいただいてきた。また「ひすいウォーター」と「バタバタ茶」のペットボトルを買ってみた。「バタバタ茶」とは糸魚川で古くから伝わるもので、塩を入れて茶筅で泡立てて飲むものだそうだ。自分は富山の朝日町の「バタバタ茶」は聞いたことがあったのだが、新潟から富山にかけて、こうしたお茶の飲み方があるのかな?

さて「まちの駅」を出たところで、思い出した!去年、「けんか祭り」に来たとき、社務所の脇に結構なケヤキがあったのを思い出し、天津神社へ行くことにした。祭りのときは、4月だったのでケヤキにはほとんど葉がなかったので、ちょうど葉の茂っているケヤキを撮ってみた。

天津神社はケヤキだけでなく、タブノキとかいろんな古木がある。歴史の古さを感じるいい神社だ。

続いて、「糸魚川市の文化財」に載っている「雪見タブ」「光照寺のギンモクセイ、シイノキ」「釜沢の大杉」を見たかった。しかし…蓮台寺へ行ってみてもよく分からず、地元の人に聞いても「知らない…」と言われ、釜沢へ行こうとしても、ナビもなく、ケータイの地図アプリたよりで進むが、どうも釜沢という場所が何ヶ所も出てきて、どこだ~?という感じで…。
おまけに昼食もまだなので、空腹であまりにもイラっときたので、糸魚川をあとにすることにした。

そして能生まで来た。いや~どこ行っても混む。「マリンドリーム能生」なんて、松本ナンバーや長野ナンバーで混んでいるに違いない!?と思ったら、案の定。あきらめて、能生へ通っていた頃、よく立ち寄った「サン○ー」さんで弁当買って、慌てて昼食。もう、疲れも出てきたので、温泉入って帰ることにした。

ここまで来れば当然、柵口温泉「権現荘」だ。能生の市街地からは結構距離があるのだが、お気に入りの温泉なので、迷わず向かう。
さすがにここまで来ると、駐車場にも自動車は少なめだった。

受付へ行って1,000円札を出す。すると500円が帰ってきた。
あれ?以前は800円くらいしなかったけ?と思い、料金表を見た。すると大人500円になっていた。これは知らなかった…。
早速入浴。さすがに他の客は3名だけだった。それにしても、ここの温泉はお気に入り。能生祭りの帰りには必ず寄っている。泉質がよく、気分がいい。この建物はかつての小学校を利用したという。露天風呂の前には、いかにも学校らしくメタセコイアが目に入ってくる。


結局、糸魚川市内では巨木に会えたのは金剛院のイチョウだけ。しかし、パンフレットや新潟関連の本、地酒が買えて、締めは温泉…っと、まあ取りあえずよいドライブであった。

次回は、もう少し地図で確認して、巨木巡りできるようにしたいものだ。
 
コメント
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