魚津市の奥座敷、山里ではあるがかなり栄えた北山鉱泉。
かつては5軒の宿が営業していたそうだが、現在湯宿として営業しているのは2軒。そんな北山鉱泉街の中心に少名彦社がある。
北山鉱泉の歴史に、この神社は欠かせない。
慶応3年、当地の仁右衛門という者が、祠の下より湧き出た水で瀕死の妻を救ったという伝承がある。以来、霊験ある霊水。北山霊泉の効能として賑わうことになったようだ。神社ではあるが「おやくしさん」と言うようで、神仏習合期のころのお話であろうか。
境内向かって左手に水場があった。
この水は結構豊かな水量で流れ落ちていた。
この少名彦社の拝殿の下から湧くのが北山の霊泉なのだそうだが、この水がその霊泉がどうかは確認できなかった。また、北山鉱泉の名湯に浸かり、ゆっくりすごしたいね!
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