松島の風景の代表的な場所の1つともいえる五大堂。海岸に近い小さな島にある。
伝承では坂上田村麻呂の奥州遠征のときに、毘沙門堂を建立したのが始まりだという。そして、慈覚大師が瑞巌寺の前身を創建したときにお堂を建て、中央に大聖不動明王、東方に降三世明王、西方に大威徳明王、南方に軍荼利明王、北方に金剛夜叉明王を安置し、五大堂と呼ばれるようになったという。
島へは赤い橋を進んで行く。
建物は国指定の重文。
ところで、赤い橋ははしごみたいで、渡るのがいやだな~と思った。
すると、これは「すかし橋」というらしい。
気を引き締めるためらしい。あ~十分に気が引き締まった(気がする)。
さて、五大堂遠景。
いや~松島らしいね。
今回は、いいお天気で、シロウトでもデジカメやスマホで撮りまくったが、何だかキレイな画像ばかりだ。
かつて、相模国の狂歌師、田原坊が
松島や さて松島や 松島や
と詠み、やがて、
松島や ああ松島や 松島や
となったそうだが、まさにそんな気分。
ちなみに、この句は松尾芭蕉の句ではないそうだ。
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