福井県坂井市三国を訪ねた。それは民謡《三国節》にちなんだ場所を訪ねたいと思ったからだ。特に、三國神社は《三国節》が三國神社の土搗き唄が元であるという説明も気になり、参拝した。
ホームページによると、祭神は大山咋命、継体天皇。天文9年、板津清兵衛が御神体を拾い上げ正智院に納め、天文13年に院主・澄性小社を建立、永禄7年、澄性の弟子・澄元國中を勧進し桜谷を開き、社地を開発し、山王宮を建立。その山王宮の祭神が先に流れ来た御神体・大山咋命=山王権現だという。
明治2年山王宮を桜谷神社と改め、明治5年には水門宮の御神体・継体天皇を桜谷神社に合祀、さらに、明治18年に三國神社と改称し、現在に至るのだそうだ。
大変立派な「随身門」。県指定有形文化財の指定。ぱっと見、お寺の門かと思うほど。
こちらは拝殿。
これは境内社の1つ、八幡神社。立派な木彫が目を引く。
これは、幕末から明治における福井藩の名君・松平慶永を祀った木立神社。
これは稲荷神社。
そして巨木マニアでなくても目を引く大ケヤキが、鳥居の脇に立っている。樹齢600年とのこと。
三国らしい絵馬を買う。絵馬は置いてくるものだが、何とも港町らしい雰囲気の絵馬だったので、そのままいただいてきた。
訪ねたのは暑い8月であったが、木陰に入ると涼しく、パワースポット的雰囲気がただよう。今度は三国まつりに来たいな。
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