NHKのEテレ(教育テレビとは言わなくなったらしい?)の、N響アワーでフォーレのレクイエムをやっていた。エピソードや音楽的なことを西村朗サンが説明されたり、ゆかりの映像が流れたりして、とてもよかった。
フォーレ自身は「このレクイエムは、誰のためでもない」と言ったということを紹介しつつ、「母へのあこがれ」があったのではないかと説明されていた。
この曲は、本当に美しいと思う。清らかというか静寂というか心の安寧というか…。
第1曲目の《入祭唱》の重々しい雰囲気。そして「レクイエム エ テルナ」からの合唱はテノールのパートソロ。これがなかなかいい。
第4曲目の《ピエ・イエズ》は、ソプラノ独唱。これもいいね!自分が女性だったら歌ってみたい!っという名曲だと思う。
第5曲目の《アニュス・デイ》もいい。中間部のソプラノから入る「ルクス エ テルナ ルチェアテイス…」から、再び《入祭唱》の「レクイエム」の旋律に戻るちょっと前までの色彩感豊かな和声の変わり方が何ともお気に入り。
第6曲目の《リベラ・メ》は、印象的な曲。途中、合唱がユニゾンで「リベラ・メ ドミネ…」と、冒頭のバリトン独唱の旋律を歌うところが、本当に感動的!
この《リベラ・メ》と続く第7曲目の《楽園にて》は、墓地に埋葬する部分で、通常の《レクイエム》にはないのだそうだが、フォーレのこの曲は、本当に感動的。
主旋律はソプラノパートなのだが、やはり女性なら歌ってみたいパートだ。
全体はオルガンの分散和音にのって、ゆるやかな旋律が流れる。途中からハープも加わり、フォーレらしい独特な和音の流れを経て、最後の「エテルナ アベアース レクイエム」は泣けてしまう。清澄というか何というか、こんなキレイな曲って…という感動。
今回のN響アワーの指揮者は、シャルル・デュトワさんだった。
《リベラ・メ》の終わりは、何とも不安定な感じのニ短調なのだが、曲が終わったとき、目を閉じたまま指揮棒を下げずに静止。そして、そのまま静かに《イン パラディスム》に入っていったのが印象的だった。
実は、学生時代にこの曲の合唱に参加したことがある。音程もそんなに楽ではないのだが、とても印象深い1曲だ。また歌ってみたいな~!
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フォーレ自身は「このレクイエムは、誰のためでもない」と言ったということを紹介しつつ、「母へのあこがれ」があったのではないかと説明されていた。
この曲は、本当に美しいと思う。清らかというか静寂というか心の安寧というか…。
第1曲目の《入祭唱》の重々しい雰囲気。そして「レクイエム エ テルナ」からの合唱はテノールのパートソロ。これがなかなかいい。
第4曲目の《ピエ・イエズ》は、ソプラノ独唱。これもいいね!自分が女性だったら歌ってみたい!っという名曲だと思う。
第5曲目の《アニュス・デイ》もいい。中間部のソプラノから入る「ルクス エ テルナ ルチェアテイス…」から、再び《入祭唱》の「レクイエム」の旋律に戻るちょっと前までの色彩感豊かな和声の変わり方が何ともお気に入り。
第6曲目の《リベラ・メ》は、印象的な曲。途中、合唱がユニゾンで「リベラ・メ ドミネ…」と、冒頭のバリトン独唱の旋律を歌うところが、本当に感動的!
この《リベラ・メ》と続く第7曲目の《楽園にて》は、墓地に埋葬する部分で、通常の《レクイエム》にはないのだそうだが、フォーレのこの曲は、本当に感動的。
主旋律はソプラノパートなのだが、やはり女性なら歌ってみたいパートだ。
全体はオルガンの分散和音にのって、ゆるやかな旋律が流れる。途中からハープも加わり、フォーレらしい独特な和音の流れを経て、最後の「エテルナ アベアース レクイエム」は泣けてしまう。清澄というか何というか、こんなキレイな曲って…という感動。
今回のN響アワーの指揮者は、シャルル・デュトワさんだった。
《リベラ・メ》の終わりは、何とも不安定な感じのニ短調なのだが、曲が終わったとき、目を閉じたまま指揮棒を下げずに静止。そして、そのまま静かに《イン パラディスム》に入っていったのが印象的だった。
実は、学生時代にこの曲の合唱に参加したことがある。音程もそんなに楽ではないのだが、とても印象深い1曲だ。また歌ってみたいな~!
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