好きな人嫌いな人というのは、第一印象はあまりあてにならない。
生理的に嫌いというのもあるけれど、人間の考え方や性格というのは実際に話してみないと分からない。
好きな人嫌いな人との判定はなかなか難しい。
ある視点からいえば嫌いだけれど、違う視点から見ると好きだとそういう面を人間は必ず持っている。
一方で同じ行動をしても好きな人であれば許せるが、嫌いな人は許せない。
極端な話が、一度嫌われると本人はいくら努力しても好かれるということがない、ということがある。
誰もが嫌われるより好かれたい。
それは老若男女変わらない、それが人の世の原理である。
それでも誰にも嫌われない人など一人もいないはずだ。
全員に好かれようとするから悩む。
周囲を見渡して50%の人に好かれたら上等だと思う。
人間にとって好き嫌いの感情は、たわいのないことのようで根が深いものである。