浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

灼熱の湯豆腐

2021-06-06 | B級グルメ

豆腐ぐらいいろいろな食べ方をする食べ物は他にないのではないか。

派手な食べ方もあれば地味な食べ方もある。

一番派手なのは麻婆豆腐ですかね

いろんな意味で。

一番地味なのが湯豆腐。

湯豆腐はとにかく地味、食べ方も地味なら味も地味、食べてる人も地味。

若い人はあんまり食べない。

湯豆腐の気分は禅。

まず鍋に水を張る。

そこに昆布、そして豆腐、それだけ。

すべて禅の境地で行う。

清澄の水、漆黒の昆布、純白の豆腐、道具立ては揃った。

点火。

あとは煮立つのを待つのみ。

鍋の中を覗き込む。

鍋の中で微動だにせず、不動の姿勢を保ってきた豆腐がグラリ!

豆腐がわずかに動いた。

豆腐が肩を震わせた。

「山が動く」という言葉がある。

「豆腐が動く」この感動、この歓喜。

湯豆腐ファンたちには、このグラリに人気がある。

豆腐はもともとお風呂が熱いのが好きだった。

熱めが好きなのに最初はぬるかった。

豆腐はじっとしていた。

水は冷たいし、盟友昆布も一緒だし、すっかりくつろいで安心していた。

たぶん草津の湯につかっているような心境だったと思う。

そうしたら湯の温度がだんだん上がってくる。

当然のことだが、そのときの豆腐は石川五右衛門がどういう目にあったかを知らない。

湯温はどんどん上昇し、ヘンだと思いつつも我慢に我慢を重ねているうちに、ついに耐えきれなくなって飛び上がった。

そのアッチッチが肩の震えとなって表れたのである          

 

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週刊誌の袋とじ

2021-06-06 | 日々是好日

浦島太郎は助けた亀に乗せられて、竜宮城へ行って乙姫様に歓待されお土産に玉手箱をもらう。

開けてはならぬと言われた箱を開けると、たちまち白髪のおじいさん

現代の日本にも似たような話がある。

日本の若者は、今まさに週刊誌の袋とじを開けようとしている。

その中身やいかに

はたして希望は残るのであろうか

 

梅雨とは思えぬ好天が続く。

梅雨といえばアジサイ          

ですよね。

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縁起を担ぐ 

2021-06-06 | 定年波止場

世の中すべてにおいて、皆が皆同じような運命を辿ることはない。

例えば厄年なんかがその例で、そんな年回りに大病でも患えば、それを信じ込むのに十分な理由にもなる。

運がいいとか悪いとか、自分はまったく信じないわけではない。

なるべく日のいいタイミング、たとえば友引とか大安吉日にここぞと決めた勝負に出ると、案外いい結果になったりする(ような気がする)こともある。

いわゆるゲンを担ぐということですかね。

追い風が吹く日もあれば、逆風の日もある。

良かれと思って動いても、逆効果になることなど、いろいろとあるものだ。

少しでも順風が吹いてきたら、人生シアワセに過ごせるだろうなぁ。

などと思うのであります。

 

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