はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

かもめ食堂

2006年04月26日 | 映画(2005-06年公開)
『かもめ』 おししいはもちろんのこと、 おいしいもありますよん 群ようこさんは、今回初めて小説を 映画のために書き下ろしたそうですね。 今日、帰りにその本を書店で見つけました。 仕掛け人はあの幻冬舎の見城氏。 ほぉ~なるほど、という感じです。    この作品は群ようこワールド全開ですね。 不思議さとおかしみと優しさが同居した世界。 見終わった後…な気分になります。 特に事件があるわけでなく . . . 本文を読む
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明日の記憶(その2)

2006年04月26日 | 映画(2005-06年公開)
『明日の記憶』は著名な原作、監督、キャストの割には、 すごく地味な作品だと思います。 ひょっとしたらテレビの2時間ドラマ枠に納まるスケール なのかもしれない。 それでもあえて映画化したのは、やっぱりテレビドラマは ”消費される”イメージが強いからかな? ”映画”として残したかった作り手の思い、 みたいなものを感じます。 ◆堤幸彦監督の日常と共に「明日の記憶」への思いが 綴られています。 *監督の . . . 本文を読む
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明日の記憶(試写会報告)

2006年04月26日 | 映画(2005-06年公開)
今や名実共に世界的な映画俳優となった渡辺謙の、 意外にも映画初主演作 (『天と地と』は白血病発症で無念の途中降板だったため、 本作が実質初主演作となります)。 ハリウッド滞在中に原作本と出会い、 その内容にいたく感動し、映画化を思い立ったという渡辺謙。 今回はエグゼクティブ・プロデューサーを兼ねています。 人間の真価が問われるのはどんな時なのでしょうか? ひとつには、この映画で描かれたように、 . . . 本文を読む
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リバティーン

2006年04月26日 | 映画(2005-06年公開)
Libertine…放蕩者というタイトルの示す通り、 ジョニー・デップ演じる第2代ロチェスター伯爵 ジョン・ウィルモット(以下、ジョニー)は 放蕩の限りを尽くして、30代の若さで病死する。 しかし、ただそれだけの人物ではない。 才気煥発で洞察力に優れ、時の国王をさえ、 そのシニカルな視点で 容赦ない風刺の俎上に乗せてしまうのだ。 その激しくも哀しい後半生を、本作は描いている。 時代は17世紀。 . . . 本文を読む
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