武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

きつねにきをつけろね

2013年11月02日 | Weblog

この版画は豊川稲荷の土鈴がモデルだ。

きつねはその姿からして、かわいいと言う分類よりも、妖怪の部類に入ってしまう。本人はご存知ないと思うが・・・・・

「九尾のきつね」という全身が金色の毛でおおわれ、尾が九本あるきつねがいる。きつねにはいろいろな妖怪になったものがいるがこれが最高峰だろう。もともとは中国の妖怪で、「ゲゲゲの鬼太郎」にも登場する。
日本に来たのは鳥羽天皇の頃で、美しい女性となり仕え、天皇を重い病気にして苦しめた。なすすべのない側近は安倍泰成と言う男を登場させる・・・・・・・・その頃が活躍時期だ。・・・・話が長くなるので、ここらでやめよう。

言い残しがあった。
きつねはもともと神の使いで、その霊力がしっぽになり、霊力を発揮してたのだ。民衆に力を与えてきたのだ。ところが長く生きて九本になる。ここできつねは妖怪の世界に入るのである。コンコンコン。これは鳴き声でなく、ちょい風邪気味なのだ。