蚕糸王国 2015年05月03日 | Weblog かって長野県は「蚕糸大国」と言われた。 明治、大正期におおいに栄えた。 それを知るには、有名な「ああ野麦峠」がある。映画化もされた。 悲しい女工史である。この繁栄の働き手になった女工は、あの峠を越え岡谷に来たのだ。過激な労働に耐え 貧しい家に現金収入をもたらしたのは彼女たちであった。この貴重な労働力の確保は長野県が容易だったことも蚕糸大国に押し上げたのである。 そんなことを桑の木を見ながら思うのである。 これは全然話題がちがう猫版画である。なにか変化をもとめ苦慮している図である。