武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

十三夜

2014年11月06日 | Weblog
171年ぶりの閏の十三夜だそうだ。
人間が勝手にそう言うが、月はいつもの月だ。・・・・・と言うが暦とか日本人はながらく花や鳥、気象など自然の変化を繊細にとらえてきた。
早速空にむかってパチリ。
十五夜があって十日夜があって、十三夜がある。そんなのんびり月見など、今の状況にはあわない。
昔は、十五夜と同じくモチをつき供えた。葉つきの大根を添え、大根は屋根に投げ上げる。そういう風習があった。

「十三夜にモチがつけなきゃ空臼の音だけでもいい」
「花婿花嫁を月見招びする。都合悪いと十五夜に行く。十日夜に行くと嫌われる」
「十日夜には人の柿をとってもよい」
「お月様にあげたモチを盗むと長者になれる」

などなども残っている。


この版画はゴム板で彫ってある。題材は十五夜ですが・・・・・・

月は変わらねど地球は変わった。

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