武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

夏のできごと・雨ごい

2010年08月11日 | Weblog
ひさしぶりに雨になった。
日照り続きだと、昔は農作物にとって大変なことだったろう。いろんな方法の「雨乞い」をしたのだろう。
芭蕉の弟子の其角は雨乞いの農民に「夕立や田の見巡りの神ならば」と詠んで神社に奉納したら、大雨がふったと・・・・

写真は市販のモビール・・・・少し涼しい気持ちになるかも。もう一枚は能生海岸の道の駅のカニの風景です。

日本害虫伝

2010年08月10日 | Weblog

「♪こがね虫は金持ちだ」という唱歌があった。最近は聞くことも無い。こがね虫といっても日本には270種いるそうだ。糞ころがしも仲間だ。
この間のワールドカップの開会式などに登場していた。あちらの砂漠あたりにもいるらしい。
一般的に野作物を荒らす害虫となっていて、気候に敏感なので5月の気温が高いと大発生するらしい。
このクラフトは2段モーションをおこす「からくり」です。回転軸をまわすと同じ動作を続けます。



かれらは自分が害虫などと思ってないから、それでいいのだ。

熱闘甲子園

2010年08月09日 | Weblog

応援もむなしく一回戦で消えてしまった。負ける時はあのくらいの大差の方がサバサバするもんだ。ま、長野県の実力かもしれない。
朝の「ゲゲゲの女房」を見る。アシスタントが巣立っていく場面をやっていた。アシスタントの仕事と自分の仕事を両立させ、漫画家が世に出て行くケースが多かったのだろうか。モデルの人も世に出ている。
松本の中学にいた時、漫画家志望の女の子が隣のクラスにいて、よく漫画を見せにきた。
高校を出て漫画家のアシスタントになったと聞いた。その後のことはわからない・・・そんなことを思い出した。
「釣吉三平」の矢口孝雄さんも水木さん宅を訪れている。まだ銀行員であったので、「そちらの方がいい」と諭されたとか。
そういえば映画「釣りばか日記」の原案の漫画家(名前は忘れたが・・・)は、赤塚不二夫さんのアシスタントだったとか。
こういうことは詳しい人はいやに詳しく・・・興味のない人にはたわいもないこと

ねぶた

2010年08月08日 | Weblog
青森の「ねぶた」の映像をテレビで流している。今日は仙台の「たなばた祭り」など報じている。
青森出身の版画家棟方志功は自分の絵の原点は「ねぶた」と言ってる。赤、黄、緑などの原色の乱舞はまさにその通りだ。
「ねぶた」はすっかり観光にのっているが、終われば海や川に流す。ごみの問題もあるから現在はどうなってるかわからない。
もともと「穢れ」を流すということだが、夏の睡魔を追い出すという意味も加わり地方によりネムリナガシとかネボケナガシと呼んでるとこもあるらしい。

少年ケニヤ第2作・・・・少年ケニヤって知ってる人いる?とか言われた。

絵物語・・2

2010年08月07日 | Weblog

手持ちの昭和20年後半の雑誌がある。あらためてみると「絵物語」とタイトルをつけている。これが絵物語と言っていいでしょう。
松本の上空に夕方、縦に二本の虹を見た。あちらは雨が降ってるのだろう。移動してくろ気配もない。ゴリラを若干手直した。

絵物語

2010年08月06日 | Weblog
私くらいの年配の方はご存知と思いますが・・・・少年期に漫画ナントカ・小学ナンネンセイというような漫画雑誌・学習雑誌が発行されました。朝ドラでやってる「ゲゲゲの女房」と同じ時代です。雑誌の中には純粋な物語や漫画の他に、物語とさしえで構成された「絵物語」という形式もありました。文章の間にさしえがはいるという普通の形式でなくコマワリがされていました。その場面場面に挿絵があるって感じです。
その中でトップで活躍なさった挿絵画家・山川惣治先生の「少年ケニア」から図柄をパクらさせていただきました。
箱はいただいたお菓子の箱です。鎌倉の「ピーナッツ半月」です。箱を開けるとゴリラがでるということです。

ノウ・モア・ヒロシマ

2010年08月05日 | Weblog
昭和20年8月6日、午前8時15分突然広島に世界最初の原爆が落とされた。
今から60年ほど前の雑誌にひとりの女性の話が載っていた。彼女は親が5人いたと。
原爆が落とされた時、父親はすでに亡くなっており母親と被爆した。1週間後母は亡くなり、それからあずけられた祖母も亡くなり、戦災孤児救済施設童心園で育った。ここの園長先生が2番目の親。三番目はアメリカの精神養子。精神養子とは一緒に住むわけではないが物心両面の援助者。四番目は純然たる養子の親。手に職と中学を出て人形製作所にはいる。そこの夫妻が5番目の親になった。そしてこの夫妻のもと昭和38年結婚した。「・・・つつましい平和な家庭をつくっていきたい。それだけです。」と。かいつまんで書けばこうであるが、この苦難の道を歩くひとりの女性のたくましさも感じさせられる。

夕顔の君

2010年08月04日 | Weblog
源氏物語にも「夕顔」は出てくる。読破してないのでよくわからない。その君は佳人薄命・・・とか。夕顔の白い花もそれを表しているのだろうか。
大きな夕顔をいただいた。食べきれないので「かんぴょう」にすることにした。長く切れないようにするこつは厚めに切ることだ。しかし、これは人には見せられない。笑いものになる。
ざるで干していたら小さな蟻が群がってきた。何か蟻の好きなものでも出るのかな・・・この暑さだ。めんどうなので追い払わないことにした。
ということで今日も暑そうだ。一昨日は松本にかなり雨が降ったというのに、ここは全然降らない。

それでも案山子

2010年08月03日 | Weblog
もう一枚撮ってあったので御紹介。
あんまりいい趣味でない用心棒です。美容院に勤めておられたのですかね。昔はへのへの文字書いた素朴な案山子で、十日夜に案山子を田畑から持ち帰る案山子上げ?という慣わしもあった。案山子もだんだん本物の人間らしく作ったり、効果がないと蛍光テープをはったり鳥害との歴史でもある。鳥に馬鹿にされても案山子は素朴がいいな。
ロンドンにハヤブサが帰ってきたニュ-スを報じていた。昔大戦の頃、通信に使った伝書鳩を襲うので駆除されたとか。もともと岩山に巣をつくるがビルを岩山に見立て帰還したとか。あちらの歴史ある建物は日本のと違って彫刻や窓などの凹凸があり、巣作りにはいいのだろう。
足と目が動く「亀」に挑戦したが、結局足だけ動くしかけに終わってしまった。
甲羅はペーパーの折り目を生かして、本物とは違う模様。

8月1日は宮澤賢治誕生日

2010年08月02日 | Weblog
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そういう日です。賢治さんの童話など版画の題材にたくさん使わせていただきました。
ふるさと花巻をイーハートーブなどと呼び、ふるさとへの思いを大事になさった方ですね。わたくしも夜明け前からふるさとの墓掃除に行ってまいりました。
近所の畑は写真のように電線がはられ、今年は「イノシシ」が夜襲をかけてくるそうです。昨年までは猿とか鹿とか言ってましたけど・・・
かなり頭にきたのか・・・・こういう案山子(かかし)がありました。イノシシはびっくりするのでしょうか。夕方になると人間の方がびっくりします。