庭のエサ台にりんごを置く。もちろん中身は人間がたべ、皮を細かくして・・・・・スズメがやってくる。
しばらくしてどこかの国のアナウンサーみたいに声をはりあげてヒヨドリがきた。スズメを追い払う。
権力のあるものがのさばる・・・・権力のあるものが謙虚さがないと国は亡びる。いくらヒヨドリがジンミンジンミンと言ったところでボロはでる。
昔はスズメは大群をつくっていた感じがする。最近めっきり減ってる。人家近くに生存する生き物だから。特に田舎で限界集落などと言われ人が少なくなると・・・・・スズメも減るのだ。
一茶の句にスズメの子スズメの子そこのけお馬が通るとあるが昔はたくさんいたのだ。
わたしの小さい頃はテレビもゲームもなく、遊びは自然に外で自分で開発しなければならない。
スズメも結構遊びの対象だった。捕まえ方は上の人たちから伝わって来た。
これは牧歌的な、のんびりした方法でスズメに馬鹿にされる。
これは米俵のふたを利用する。わらで出来ているのでそこに糸でワナを作り、スズメの足をからめる方法だ。これでとれたためしがない。
これを箱から作る。底板は少し傾いていてスズメがのると上の板が落ちてきて捕獲できる。
これはかなり獲れた。けどスズメも軽いので上下の板はひもでつながっているが、しっかりつながってると落ちない。ちょい風があたると落ちるくらいの微妙さが肝心。ほかにお米を酒にひたしてスズメを酔わせる方法も習ったが、まずお酒をお勝手からかすめるのが難しい。
というような遊びであった。獲れたスズメを食べた記憶がないので捕まえて放したのだ。