“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

月運と日運の天中殺が重なった中で叔父が亡くなりました!

2009年04月04日 15時48分34秒 | Weblog
今日未明、母の末弟である叔父が急死しました。

今朝6時に実家の母から電話があり、
叔父の同居人から取り乱した様子で、
「朝目を覚ましたら死んでいた」と電話があったというのです。

でも、高齢の母では機敏に対応できないので、
僕はとるもとりあえず川崎の駅近くにある叔父のマンションへ・・・
僕が到着すると、
マンションの前にはすでにパトカーと覆面パトカーが停まっており、
警察官が6人ほど来て、事情聴取の真っ最中でした。

その後、叔父の遺体は警察に移送され、
監察医による検視を受けました。
警察の話では死因は心筋梗塞だということでした。

叔父は7人いる母の兄弟の一番下の弟で、
長姉である母とは21歳も違い、
むしろ僕と年が近いせいか僕の兄のような存在でした。
というのは、早くに親を亡くし、
僕の母が親代わりとなって面倒を見たこともあって、
ずっと一緒に暮らしていたのです。
そのため、勉強はともかく、
いわゆる僕の思春期の“過ごし方”は
慶應に通っていた叔父から教えてもらったようなものです。

その叔父の人生は、今考えると非常に波瀾万丈でした。

算命学では、10年ごとの運を大運といい、
年運の天中殺と違って、この大運に天中殺がかかる時は、
運気の振幅が大きいというか、
それを陽転といって上手く伸ばしていけば、
運気が大きく上昇するといわれています。

寅卯天中殺の叔父の場合はいわゆる1歳運で、
1歳からの初旬と11歳からの2旬がこの大運天中殺にあたっているのですが、
初旬、2旬の大運天中殺は、3旬、4旬に繰り下がるという法則があるので、
21歳からの3旬、31歳からの4旬に大運天中殺現象が繰り下がる形になっていました。
つまり、21歳からの働き盛り、伸び盛りの20年間に、
この大運天中殺を陽転させていけば、叔父の人生は大きく上昇したはずでした。

しかも、叔父の場合、41歳からの5旬、51歳からの6旬が
乙亥と甲戌という日座中殺になっているため、
5旬、6旬も大運天中殺にあたるという
なんと40年間の大運天中殺があったわけです。

しかし、叔父の人生は決して陽転しませんでした。

というか、僕からすれば、叔父の頑固でわがままでプライドが高い性格が
自らの人生を悪いほうへ悪いほうへ
引っ張っていってしまったようにも思えました。

慶應を出た叔父は、コネクションに恵まれたこともあって、
某化粧品会社に入社。
ところが、何があったかそこを2ヶ月で辞め、
またもコネで某電器メーカーへ転職。
しかし、そこも6ヶ月で辞め、またもや三田会のコネで
某アパレル企業へ転職しました。すべて一部上場の一流企業です。
そのこと自体は、大変恵まれているといえます。

でも、卒業後1年で3回も会社を変わるなんて、
それ自体、本人のわがままというか、本人に何か欠陥があるとしか思えません。

しかし、幸いにして3つめのアパレル企業は10年近くは続きました。

ところが、今にして思うと・・・
叔父の転機は、たしか大運の変わり目である31歳の時だったと思います。
この時叔父は、当時交際していた彼女と別れ、
仕事の上でも面白くないことがあったのでしょう、
勤めていたくだんのアパレル企業を当然辞めてしまったのです。

でも、僕からすれば、ここで一念発起頑張ればよかったのです。
この時に、なにくそ!今に見てろ!と、
自分で会社でも起業する気概で頑張ればよかったのです。
そうすれば、きっとその後の運気は上昇したはずです。

ところが、叔父は見事に転落していきました。

せっかくの兄弟の縁故も、慶應の同窓の人脈も生かすことをせず、
なんとなく自暴自棄になったというか、ギャンブルにのめりこんだりして、
僕から見ると、遊んで暮らしているような状態が続きました。

そして、最後は僕の父のもとへ頭を下げる形で戻ってきたのですが、
もうそのころは頑固で偏屈なだけのただの中年のオヤジになっていました。

人の人生というのは本当に不思議だし、その生き方は非常に難しいと思います。

でも、叔父の命式を見ると、もっと上手に生きれば、
もっと上手に自分の環境に合わせた生き方をしていけば、
その運命も大きく変わったように思います。

ちなみに、去年叔父には害が回っており、体調を崩して一時入院したので、
「来年は鳳閣星が回り東方が刑冲だし、再来年からは天中殺に入るので、
健康には十分気をつけたほうがいいし、タバコはやめたほうがいい」
と忠告したところ、
かなりのヘビースモーカーだったのにタバコはやめたようですが、
それでも晩年の体調回復の助けにはならなかったようです。

なお、命日となった今日は、丁卯の月、己卯の日、
つまり月運、日運とも寅卯の天中殺の中にあり、
位相法はとも中央が害で、西方が冲、特に日運は天剋地冲でした。

謹んで叔父の冥福を祈ります。合掌。

なお、というわけで7日夜と8日午前中の鑑定及び占い教室は
お休みさせていただきます。



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