ケータイをいじっていたら、
銀座の映画館シネパトスが来春3月末に閉館になるというニュースを発見!
エエ~ッ、ホント~? 残念~!という気持ちでいっぱいになりました。
銀座のシネパトスは、晴海通りを銀座4丁目の交差点から歌舞伎座方面へ向かったところ、
ちょうど晴海通りを地下で横断する地下道にある
古き良き時代を思わせる実にレトロな映画館で、
昔からこの映画館がある地下道は通称・三原橋地下と呼ばれていました。
とにかくこんなところに映画館なんてあったの(?)というような、
まるで戦後の靴磨きの少年がいまでも野宿していそうなくらいシュールな場所にあります。
この三原橋地下には、かつては銀座名画座、銀座地球座という2つの映画館がありましたが、
現在は、地球座のほうを2つに分け、
シネパトス1、2、3として3館体制になっている(ようです)。
(ようです)というのは、実は僕は、もう20年くらいその場所に行っていないからです。
かれこれ20年くらい前に、この近くを行く用事があった時に、
シネパトスと名前が変わっていたこの三原橋地下を,
怖いもの見たさにちらりと覗いたのですが、
たしかピンク映画(?)を上映中で、そそくさとしっぽを丸めて逃げ帰ってきたのです(笑)
いやぁ、でも、ホントに懐かしいです。
小学生の高学年の頃から無類の映画好きで、
淀川さんの「映画の友」や「スクリーン」を愛読していた僕・・・
(ちなみに、「キネマ旬報」は小学生には難しくて・・・)
さりとてなかなかロードショーなど観ることができないので、
新聞の映画上映の欄をさらいながら、もっぱら名画座通いをしていた僕・・・
この銀座名画座では、なぜか僕の大好きな
ジェリー・ルイスの底抜けシリーズがかかっていることが多く、
いつも一人で観にいっては、ジェリー・ルイスの動作のマネを研究したものです。
それにしても、渋谷の東急名画座に始まり、
渋谷全線座、銀座並木座、飯田橋佳作座などなど、
都内のあちこちにあった名画座も、映画の衰退とともにその数を減らしてしまいました。
まぁ今は家でDVDで観ればこと足りるわけですけど、
やっぱりあの名画座の持つ、どこかうらぶれた、どこかシュールで、
一人の時間を癒してくれる不思議な空間が、いまとても懐かしく感じるのは、
僕も歳をとったからなのかなのでしょうか。
でも、きっと、このブログを読んで下さっている人の中にも、
僕と同じように、どこかの名画座で、
孤独な、それでいて大切な一人の時間の穴埋めをした人もいるはずだと思います。
来年の春までには、(こんどは怖がらずに)なんとか三原橋の地下を訪れてみたいものです。
☆インターネットより鑑定予約できます!
“渋谷の父”が大活躍する連載小説『不死鳥伝説殺人事件』も読めます↓↓↓
渋谷の父 ハリー田西 “渋谷占い”
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ちょうど晴海通りを地下で横断する地下道にある
古き良き時代を思わせる実にレトロな映画館で、
昔からこの映画館がある地下道は通称・三原橋地下と呼ばれていました。
とにかくこんなところに映画館なんてあったの(?)というような、
まるで戦後の靴磨きの少年がいまでも野宿していそうなくらいシュールな場所にあります。
この三原橋地下には、かつては銀座名画座、銀座地球座という2つの映画館がありましたが、
現在は、地球座のほうを2つに分け、
シネパトス1、2、3として3館体制になっている(ようです)。
(ようです)というのは、実は僕は、もう20年くらいその場所に行っていないからです。
かれこれ20年くらい前に、この近くを行く用事があった時に、
シネパトスと名前が変わっていたこの三原橋地下を,
怖いもの見たさにちらりと覗いたのですが、
たしかピンク映画(?)を上映中で、そそくさとしっぽを丸めて逃げ帰ってきたのです(笑)
いやぁ、でも、ホントに懐かしいです。
小学生の高学年の頃から無類の映画好きで、
淀川さんの「映画の友」や「スクリーン」を愛読していた僕・・・
(ちなみに、「キネマ旬報」は小学生には難しくて・・・)
さりとてなかなかロードショーなど観ることができないので、
新聞の映画上映の欄をさらいながら、もっぱら名画座通いをしていた僕・・・
この銀座名画座では、なぜか僕の大好きな
ジェリー・ルイスの底抜けシリーズがかかっていることが多く、
いつも一人で観にいっては、ジェリー・ルイスの動作のマネを研究したものです。
それにしても、渋谷の東急名画座に始まり、
渋谷全線座、銀座並木座、飯田橋佳作座などなど、
都内のあちこちにあった名画座も、映画の衰退とともにその数を減らしてしまいました。
まぁ今は家でDVDで観ればこと足りるわけですけど、
やっぱりあの名画座の持つ、どこかうらぶれた、どこかシュールで、
一人の時間を癒してくれる不思議な空間が、いまとても懐かしく感じるのは、
僕も歳をとったからなのかなのでしょうか。
でも、きっと、このブログを読んで下さっている人の中にも、
僕と同じように、どこかの名画座で、
孤独な、それでいて大切な一人の時間の穴埋めをした人もいるはずだと思います。
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