“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

小雨降る中、神宮第二球場で母校の試合を見る!

2012年07月21日 14時42分19秒 | Weblog
今朝ふと思い立って、本当に思いつきで、神宮第二球場に駆けつけた。

本日行われる高校野球東東京大会の5回戦で、
わが母校の都立雪谷高校が国士舘高校と戦うからだった。

一時は毎年甲子園に夏の大会を見に行っていたほど、
高校野球フリークの僕は、今年の東東京大会のトーナメント表を見て、
今日の国士舘との5回戦が、決勝まで行く一つのヤマになるとふんでいたので、
ぜひこの一戦をこの眼で直に見てみたかったのだ。

昨日は、神田で友人たちと飲んだ帰り、酔ってはいたけれど、
一人で、家までの途中にある西馬込の「遊神亭」にちょこっと寄ってみた。

ママさんがいつも僕のブログを読んでくれる「遊神亭」は、
野球ファンのお客さんが多く集まる店で、
かつての高校球児やらいまだに少年野球のコーチなどしている常連さんも多く、
野球については誰もが一家言持ち、それなりのコメントが聞ける店だ。

果たして隣に座った日大三高OBのSさんが「明日がヤマですね」と言ってくれたので、
なんだか嬉しくなった。
こういう気持ちって、少しでも共有、共感してくれる人がいるって嬉しいものだ。

わが母校は、2003年に奇跡の甲子園出場を果たして以来、
野球強豪校の仲間入りをして“都立の星”と呼ばれるようになった。

本当は野球だけでなく学力のほうでそう呼ばれたいところだが、
そちらのほうはなかなか思うようにはならず、“都立の小惑星”くらいなものかな。

たしかに、ここ数年野球での評判が追い風になったこともあり、
いくぶん進学実績は堅調傾向にあるけれど、
僕らの現役の頃のように、
毎年国立や早慶にも複数の合格者を出していたというレベルには足りていない。

午前9時50分、神宮第二球場に到着。
700円払って入場券を買う。

お隣の神宮球場には早慶戦のたびにやってくるけれど、
この神宮第二球場にゴルフの練習以外で来たのは3度目くらいじゃないだろうか?

そんなわが母校の相手は、甲子園出場校でもある強豪・国士舘高校。
僕らが現役の頃は、「しかん(国士舘)」と聞いただけで、
野球以前の段階でふるえあがってしまうほどのコワ~~~イ学校だった。

でも、時を経て、そんな「しかん」も変化!
1994年に男女共学になり、
まだ硬派のイメージはかなり残っているものの、
なにやらスタンドにも華やいだムードが・・・
だって、チアガールがいっぱいいるんですもん!

それなのに、わが母校の応援席には、チアガールの姿が・・・あれ?いない?
雪谷高校といえば、男子は野球、女子はチアと、
全国レベルの二枚看板があるはずなのに、
今日はチア部が来てないの!?なんだか拍子抜け・・・

さて、午前10時小雨がパラつく中、試合開始。
一回の裏、後攻の雪谷が一点先制。おお、やるじゃないか!
と、四回に同点に追いつかれる。

そこからは1対1のまま白熱した試合が続く・・・

と途中、雨がひどくなり、試合は一時中断。
スタンドは一斉に傘の花が咲き、
ホームやマウンドにグリーンのシートがかぶせられた。

その中、一塁側、三塁側のスタンドに陣取った両校の野球部員たちが、
降る雨にもめげずに必死に応援合戦を続ける・・・
国士舘も雪谷も・・・
まるでマルチステレオのように歌がこだまし、メガホンを叩く音が響き渡る・・・
う~ん、高校野球っていいなぁ。
日頃は愛校心のかけらもない僕だけれど、
今日だけは、この瞬間だけは、母校のことが誇りに思えた。

30分ほどして、雨が小降りになり、試合再開。

ところが、8階の表にホームランなどで決定的な2点を入れられてしまった。
万事窮す。正直、もうダメだと思った。

でも、21世紀の後輩たちはすごいんです。
9回裏になんと2点返して同点に追いついてしまうんです。
3対3で延長戦へ突入。

結局、延長12回の表に守備の乱れもあって3点入れられてしまい、
6対3で、わが母校の野球部の夏は終わってしまいました。

それでもスタンドからは惜しみない拍手が送られました。
もちろん、僕も手が痛くなるほど拍手をしましたよ。

選手諸君、監督、応援の皆様、本当にご苦労さまでした。



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