渋谷ヒカリエの店内を貫く通路と背中合わせに走る宮益坂通りの中腹に、
今週からバッタ屋さんがオープンしました。
このバッタ屋さんがオープンした場所は、
ここ1年くらいはスマホを扱うお店がありましたが、
それ以前は、やはり様々なバッタ屋さんが入れ代り立ち代り1カ月単位で出店していた場所です。
つまり、この場所は1年ぶりにバッタ屋さんの“聖地”、領分に戻ったということでしょうか。
バッタ屋さん・・・皆さんはこのバッタ屋さんってご存知ですか?
昆虫のバッタを売るお店のことじゃないんですよ(笑)
バッタ屋さんとは、いわゆる格安の品物を、
バッタバッタと投げ売りするようなお店のことで、
そういう安売り品をバッタものとか、バッタ品というわけです。
そして、今回出店したバッタ屋さんも、
時計、アクセサリー、サイフなどほとんどの品物を1000円で売っています。
もちろん“安かろう、悪かろう”の品物であるはずなのですが、
でも、それにしたって、時計が1000円ですよ?
それもたいそうなデザインの時計が・・・
ならば、どんなものでも、ある程度の不備があっても、つい許してしまいます。
それでも1000円というと、
「大丈夫?」「家に帰ってきたら停まちゃわない?」とも心配になりますが、
これが、“当たりの品物”だと、案外長く動いているんですよね(笑)
もう20年くらい前になりますが、
香港の通称“泥棒市場”といわれるキャット・ストリートの露店で売られていた時計は、
3つで1000円くらいでした。
「これ、大丈夫?停まらないアルか?」と訊ねたところ、
「明日までは大丈夫アル」と冗談ぽく言われ、
それならと5個で1000円にまけてもらって買ってきたことがありますが、
どれもいちおう動くことは動きました。
ただ、日付がひっかかって変わらない不良品も混じっていました。
もっとも、1個200円までまけさせて買った時計を、
「とんだ不良品をつかませやがって!」と怒るわけにはいけません。
なにしろもともと不良品なんですから・・・
それがキャットストリートの露店での買い物の楽しみみたいなもんなんですから・・・
それと同じで、この宮益坂のバッタ屋さんで売られている1000円の時計だって、
買ってすぐに停まってしまうというなら文句をつけても十分でしょうが、
買って1年くらい動けば、まぁいいほうといえるんじゃないでしょうか?
第一、1か月で停まってしまっても、
その時には、今のバッタ屋さんは店を畳んでどこかへ消えてしまっているでしょうから、
文句の持って行き場がありません。
そんなバッタ屋さんの店員さんの売り声が笑えます。
「ああ、安いよ、安いよ、なんでも、1000円だよ!」
「ああ、怖くないですよ、怖くありません」
怖くないってどういうこっちゃ!
と、そんなバッタ屋さんで、僕はさっそく1000円の札入れを購入しました。
いま使っている札入れがかなりくたびれて切れかかっていたからです。
買ったのは、メイド・イン・チャイナの合革の札入れで、
「VITAROSO」(ビタロッソ?)というブランドのタグがついています。
帯封の中央に大きくVのマークが描いてあるので、
最初、「Valentino(ヴァレンチノ)」の札入れかと思いました。
でも、よく見ると、それは「Valentino」のVではなく、
「VITAROSO」のVでした。
といっても、手にとってみると、手触りもよく、そんなに悪い品物でもありません。
しかも、どうせ「Valentino」の札入れといったって、
「Valentino」と名がつくブランドはいっぱいあって、
一番有名で高級な「Valentino Garavani」からはじまって、
「Mrio Valentino」でしょ、「Raimondo Valentino」に、
「Gianni Valentino」に、「Hugo Valentino」などなど、
世の中もう「Valentino」だらけ・・・
札入れ一つとっても、1個数万円するものから2千円くらいまでさまざまです。
ならば、僕などそれほど作りも変わらない「VITAROSO」の札入れで十分です。
そう思って、この「VITAROSO」の1個1000円の札入れをゲット!
さて、帰宅して、ネットで「VITAROSO」なるブランド、
同時に、「VITAROSO」の札入れの価格を調べてみました。
と、名古屋のある卸し問屋の通販サイトで、「VITAROSOの札入れ」を発見!
でも、その価格を見て驚いた!
なんと、「120個購入で1個300円」ですって!
う~ん、この札入れの卸値って、1個300円なのか・・・あないみじ。
やっぱり「怖くないよ!」じゃなくて怖いや(笑)
皆さん、次に僕の顔を見た時に、くれぐれも、
“この男の使っている札入れは300円か”と蔑みの目線をくれないようにお願いしますよ!
☆インターネットより鑑定予約できます!
“渋谷の父”が大活躍する連載小説『不死鳥伝説殺人事件』も読めます↓↓↓
渋谷の父 ハリー田西 “渋谷占い”
今週からバッタ屋さんがオープンしました。
このバッタ屋さんがオープンした場所は、
ここ1年くらいはスマホを扱うお店がありましたが、
それ以前は、やはり様々なバッタ屋さんが入れ代り立ち代り1カ月単位で出店していた場所です。
つまり、この場所は1年ぶりにバッタ屋さんの“聖地”、領分に戻ったということでしょうか。
バッタ屋さん・・・皆さんはこのバッタ屋さんってご存知ですか?
昆虫のバッタを売るお店のことじゃないんですよ(笑)
バッタ屋さんとは、いわゆる格安の品物を、
バッタバッタと投げ売りするようなお店のことで、
そういう安売り品をバッタものとか、バッタ品というわけです。
そして、今回出店したバッタ屋さんも、
時計、アクセサリー、サイフなどほとんどの品物を1000円で売っています。
もちろん“安かろう、悪かろう”の品物であるはずなのですが、
でも、それにしたって、時計が1000円ですよ?
それもたいそうなデザインの時計が・・・
ならば、どんなものでも、ある程度の不備があっても、つい許してしまいます。
それでも1000円というと、
「大丈夫?」「家に帰ってきたら停まちゃわない?」とも心配になりますが、
これが、“当たりの品物”だと、案外長く動いているんですよね(笑)
もう20年くらい前になりますが、
香港の通称“泥棒市場”といわれるキャット・ストリートの露店で売られていた時計は、
3つで1000円くらいでした。
「これ、大丈夫?停まらないアルか?」と訊ねたところ、
「明日までは大丈夫アル」と冗談ぽく言われ、
それならと5個で1000円にまけてもらって買ってきたことがありますが、
どれもいちおう動くことは動きました。
ただ、日付がひっかかって変わらない不良品も混じっていました。
もっとも、1個200円までまけさせて買った時計を、
「とんだ不良品をつかませやがって!」と怒るわけにはいけません。
なにしろもともと不良品なんですから・・・
それがキャットストリートの露店での買い物の楽しみみたいなもんなんですから・・・
それと同じで、この宮益坂のバッタ屋さんで売られている1000円の時計だって、
買ってすぐに停まってしまうというなら文句をつけても十分でしょうが、
買って1年くらい動けば、まぁいいほうといえるんじゃないでしょうか?
第一、1か月で停まってしまっても、
その時には、今のバッタ屋さんは店を畳んでどこかへ消えてしまっているでしょうから、
文句の持って行き場がありません。
そんなバッタ屋さんの店員さんの売り声が笑えます。
「ああ、安いよ、安いよ、なんでも、1000円だよ!」
「ああ、怖くないですよ、怖くありません」
怖くないってどういうこっちゃ!
と、そんなバッタ屋さんで、僕はさっそく1000円の札入れを購入しました。
いま使っている札入れがかなりくたびれて切れかかっていたからです。
買ったのは、メイド・イン・チャイナの合革の札入れで、
「VITAROSO」(ビタロッソ?)というブランドのタグがついています。
帯封の中央に大きくVのマークが描いてあるので、
最初、「Valentino(ヴァレンチノ)」の札入れかと思いました。
でも、よく見ると、それは「Valentino」のVではなく、
「VITAROSO」のVでした。
といっても、手にとってみると、手触りもよく、そんなに悪い品物でもありません。
しかも、どうせ「Valentino」の札入れといったって、
「Valentino」と名がつくブランドはいっぱいあって、
一番有名で高級な「Valentino Garavani」からはじまって、
「Mrio Valentino」でしょ、「Raimondo Valentino」に、
「Gianni Valentino」に、「Hugo Valentino」などなど、
世の中もう「Valentino」だらけ・・・
札入れ一つとっても、1個数万円するものから2千円くらいまでさまざまです。
ならば、僕などそれほど作りも変わらない「VITAROSO」の札入れで十分です。
そう思って、この「VITAROSO」の1個1000円の札入れをゲット!
さて、帰宅して、ネットで「VITAROSO」なるブランド、
同時に、「VITAROSO」の札入れの価格を調べてみました。
と、名古屋のある卸し問屋の通販サイトで、「VITAROSOの札入れ」を発見!
でも、その価格を見て驚いた!
なんと、「120個購入で1個300円」ですって!
う~ん、この札入れの卸値って、1個300円なのか・・・あないみじ。
やっぱり「怖くないよ!」じゃなくて怖いや(笑)
皆さん、次に僕の顔を見た時に、くれぐれも、
“この男の使っている札入れは300円か”と蔑みの目線をくれないようにお願いしますよ!
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