“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

離党した小沢さんたちがたちあげた新会派「国民の生活が第一」!

2012年07月04日 18時40分49秒 | Weblog
民主党を離党した小沢一郎さんのグループが、
新会派「国民の生活が第一」を結成し届け出をすませたそうです。

この「国民の生活が第一」という会派名については、
ネットを見ても「変な名前」だとか、「今さらなんだ」というような書き込みが多く見られます。

でも、僕からすれば、単純明快で、とてもわかりやすい、非常に良い名称だと思います。
なにしろ、有権者に一番訴えていきたい政治理念が、はっきりと前面に出ていて、
単刀直入、これほど効果的な名称はありません。

しかも、このフレーズをつかったおかげで、
逆に民主党は「国民の生活が一番」という従前の看板をおろさざるをえなくなりました。
まさに、小沢さんの逆襲、起死回生、いや、窮余の一策といえるのではないでしょうか?!

実は、僕は、先日の消費増税案の投票の際、小沢さんたちが「反対票」を投じ、
その後、「離党→新党結成」の流れが出てきた時に、
小沢さんのホームページにアクセスして、掲示板に、
「もし新党結成するならば『国民生活第一党』という党名がいいと思う」
と書き込みました。

この党名は、僕がこれまで折にふれ、あちこちの書き物や放送台本などでも、
「いっそこういう名前の党を作ったら?」と主張して来た党名なのです。

なぜならば、3年前、僕はこの“国民の生活が第一”という言葉に動かされ、
彼らが掲げたマニフェストの実現を信じて、
それまでの保守堅持の立場を放棄して、当時の民主党に一票を投じたのです。
この言葉に、それまでの自民党政治にはない
斬新な国民本位の、国民の生活に根ざした“夢”を感じたのです。

しかし、あれから3年、現在の民主党はその期待をものの見事に裏切り、
180度変節して、“国民の生活が第一”という精神など、
どこかへすっかり置き去りにしてしまっています。

庶民の出身であったはずの野田さんなど、
首相としての報酬、ボーナス、出演料などを含め、
この1年の所得は(首相ですから当然ですが)国会議員随一のリッチマンとなりました。

そのせいでしょうか、
我々の所得は増えるどころか減る一方だというのに、
逆に健康保険料やら住民税やらの負担はますます増え、
僕など、その支払いにキュウキュウとしている有様です。
ホント、マジですって!

が、それなのに、民主党の執行部はこの不景気の中、消費増税という愚を強行しました。

国民の皆さんは、よく野田さんたちのこの愚かな政治行動を許していましたよね。
えっ?許しちゃいないけどって?

そればかりか、それに異をとなえ、
“国民の生活が第一”と言って反対、離党した小沢さんたちに対し、
8割近くの人が「期待しない」とか、「もう小沢も終わり」と冷たい反応を示しています。

いったいこれはなんなんですか?!

また、小沢さんが“国民の生活が第一”と標榜することのどこが悪いんでしょうか?

僕は、変節した民主党にはうんざりだし、
さりとて今さら旧態依然とした自民党政治にも戻りたくもありません。

だから、“国民の生活が第一”と訴え続ける小沢さんに期待し、
もう一度、もう一度“夢”を預けたいのです。

人は、よく小沢さんを政界の“壊し屋”だといいます。

でも、今やすっかり官僚にとりこまれた民主党と、
旧態依然の利権体質の自民党が手を組んだ現在の政治状況は、
MUSTで壊さなければいけないと思うのです。
壊す必要があるからこそ、小沢さんは“壊し屋”にならざるをえないのです。

今年の5月24日で、小沢さんも古希を迎えました。
70歳といえば、このところ地井武男さん、ザ・ピーナッツの伊藤エミさん、
コメディアンの小野ヤスシさんと、
小沢さんと同年代の人たちが次々この世を去っています。

古に希なり・・・小沢さんはそんな歳なのによく頑張っていますよ。

よく小沢さんには、どうも生臭い野望があるといって悪くいう人がいますが、
古希を過ぎた今の小沢さんは、正直、権力を掌握してどうこうなんて野望などもうないでしょう。

むしろ今の小沢さんこそ、悪を正そう、愚を正そうという黄門様の心境なんじゃないでしょうか。

政界には、たしかに小沢さん以外にも、傘寿を迎える黄門様を気取るご老体がいますし、
消費増税に命をかけている元小沢さん側近の官僚出身の長老政治家もいます。

でも、僕から言わせれば、彼らこそ“老害”以外のなにものでもありません。

そして、これだけは、占い師として僕ははっきり言います。
小沢さんが頑張れるのもせいぜい次の申酉の天中殺が来るまでのあと数年間だと思います。
おそらく小沢さんは、後輩に道筋をつけ、75歳までで引退じゃないでしょうか。
さもなければ、突然・・・これ以上は何も言いません。

それだけに、僕は、最後にもうひと花、
小沢さんに“国民の生活が第一”という花を咲かせてあげたいと思うのです。

小沢さんについては、毀誉褒貶相半ばどころか、
毀貶のほうが圧倒的に多いのはわかっていますし、
僕のまわりの人間も僕に対してやいのやいの言ってくる人が多いのですが(笑)
本日は批判を覚悟であえて政治的発言をさせてもらいました。



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コメント (1)
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