“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

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【算命学私論】いつから? ジャニー喜多川氏の性嗜好異常(パラフィリア症)の原点に迫る!

2023年10月03日 11時45分34秒 | Weblog
寅卯天中殺であった故ジャニー喜多川氏の天中殺の呪いというべきなのか、
ジャニー氏による性加害の問題は
ジャニーズ帝国の終焉を告げる大騒動となっています。

姉のメリー氏は以前ジャニー氏の性加害の裁判が起きた時に、
事務所スタッフに対して「ジャニーは病気だから」と語っていたそうですが、
ジャニー喜多川氏は病気、性嗜好異常(パラフィリア症)です。

1960年代の初め、ジャニー喜多川氏は近所の少年たちを集めて野球チームを結成、
その中のメンバー4名を初代「ジャニーズ」として1962年に芸能界デビューさせます。
これがいわゆる現在まで続くジャニーズ事務所のルーツであり、
ジャニー氏の少年たちに対する性加害はこの初代の「ジャニーズ」のメンバー相手に始まったといわれています。

ということは、ジャニー氏自身の同性愛の性癖はそれ以前からあったということになります。

ゲイ、同性愛であること自体はそれぞれの持つ性嗜好であり、
人によっては性同一性障害の場合もあり、
その性嗜好自体がすぐそのまま性加害に直結するものではありません。

しかし、その性嗜好から生じる行動を制御できずに、
自分より立場の弱い者、
いわんや年端のいかない少年たちに強要することは病気であり
ジャニー氏が生前起こしてきた行動はまぎれもない犯罪行為となります。
すなわちジャニー氏は性嗜好異常による犯罪を60年にわたって繰り返してきたわけです。

そして、ジャニー氏によって60年にわたって繰り広げられてきた黒歴史が、
ジャニー氏の死から4年たち、ジャニー氏の天中殺の中で白日の下にさらされ、
いま、ジャニー氏の罪とジャニーズ事務所の対応が問われているわけです。

では、こうしたジャニー喜多川氏の性嗜好の原点はどこにあるのでしょうか?

いったいいつからジャニー氏は女性よりも男性、
それも少年への嗜好に目覚めたのでしょう?

ジャニー氏の宿命の命式を分析してみましょう。

◇ジャニー喜多川(1931年10月23日生まれ/享年87歳)
  辛 戊 辛        貫索星 天堂星
寅 亥 戌 未 戌  調舒星 玉堂星 龍高星
卯 ――――― 亥  天恍星 玉堂星 天南星
天 壬 戊 己 天
中 甲 辛 丁 中
殺     乙 殺 

【大運】
(初旬) 5歳~丁酉 車騎星・天禄星
(2旬)15歳~丙申 牽牛星・天将星
(3旬)25歳~乙未 禄存星・天堂星
(4旬)35歳~甲午 司禄星・天胡星
(5旬)45歳~癸巳 鳳閣星・天極星 
(6旬)55歳~壬辰 調舒星・天庫星
(7旬)65歳~辛卯 貫索星・天馳星
(8旬)75歳~庚寅 石門星・天報星
(9旬)85歳~己丑 龍高星・天印星


以下、ジャニー喜多川氏の上記の【大運】と生い立ちとを照らし合わせながら考察してみます。

ジャニー喜多川氏は1931年10月23日にアメリカ・ロスアンゼルス市で生まれ、
2歳の時に一家で帰国し大阪市に居住します。
すなわち彼はアメリカ生まれの日本人ですからアメリカと日本の二重国籍を持っています。

そんなジャニー氏の【大運】は〈5歳運〉で(初旬)は5歳~から稼働します。
その(初旬)には車騎星が回っているので、
勝気でわんぱくな性格で文字通り活発な少年時代を過ごしたことと思われます。
そして、戦時中は姉のメリーとともに和歌山県那智勝浦町に疎開しています。

敗戦後の1946年(丙戌)、15歳の誕生日から
ジャニー氏の大運は(2旬)の10年に入りますが、
この(2旬)の大運干支「丙申」はジャニー氏の日干と年干の辛金と〈干合〉しています。
干合は変化する――ということは、ジャニー氏の人生に大きな変化があるとしたら、
この(2旬)の10年間のどこかだと考えられます。

おりしもジャニー氏は(2旬)に入った直後の1947年(丁亥)、
16歳の時に姉のメリー氏とともに再び渡米しロサンゼルスの高校に入学します。
同時に劇場スタッフのアルバイトを始め、ショービジネスの世界に足を踏み入れます。

高校を卒業後は姉と同じロサンゼルス・シティーカレッジに入学。
1950年(庚寅)、川田晴久とともに渡米した
美空ひばりのロサンゼルス公演のステージマネージメントを担当します。

1952年(壬辰)、21歳の時、徴兵されて朝鮮戦争に従軍。
主に通訳として戦災孤児たちに英語を教えていたといわれます。

そして、1年2か月の兵役の後、
1953年(癸巳)来日し、アメリカ合衆国大使館軍事援助顧問団の事務職員(通訳)として働きながら
東京都渋谷区代々木の在日米軍宿舎「ワシントンハイツ」で暮らすようになります。

おそらくジャニー氏に同性愛、少年愛の性癖が始まったのは、
この入隊から除隊、そして来日するまでの2年弱の間ではないかと思います。

軍隊という男性社会の中で身長160㎝に満たない小柄な日系人のジャニー氏は
屈強な兵士たちによって男色の道に引きずり込まれてしまう…
その屈辱感はやがて不思議な恍惚感へと変化し、
自らの性のはけ口を自分より小柄な弱者である少年たちに向けるようになった…
私はこれがジャニー氏の性嗜好異常の原点だと考えます。

やがてジャニー氏は自らの性癖を隠し、
ワシントンハイツの近所の少年たちを集めて野球チーム「ジャニーズ」を結成します。
それはまさにジャニー氏の性嗜好異常(パラフィリア症)による
性加害の始まりを意味していました。

やや強引で荒唐無稽なストーリーかもしれませんが、
これが算命学に付随した私の推論です。

願わくば、ジャニー氏のすべての行状が明らかとなり、
被害を受けた方々のケアと補償がなされることを祈りますが、
聞けばこうした補償を受けないとしている被害者も多くいるとか…
その方たちにとっては過去のおぞましき出来事は
いまさら表に出さずに永久に記憶の底にしまっておきたいということなのでしょう。


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