“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

退任した巨人の原辰徳監督が天中殺を前にまさに辞め時だったと思う理由!

2023年10月04日 17時01分52秒 | Weblog
今をさる11年前の2012年6月『週刊文春』で
当時の巨人軍の原辰徳監督のスキャンダルが伝えられました。

内容は1988年当時の女性不倫問題や、
それに関わり2006年に元暴力団員の二人組に1億円を支払ったというもので、
このスキャンダラスな報道によって
”若大将”と呼ばれた原監督のさわやかなイメージは手ひどいダメージを受けました。

それにしても、なぜあの時原監督は突然のゲリラ豪雨のように
文春砲の直撃を食らってしまったのでしょう?
なぜならそれは、当時原監督がまさに天中殺の真っ只中にいたからにほかなりません。


◇原 辰徳(1958年7月22日生まれ/65歳)
  庚 己 戊       龍高星 天堂星
辰 子 未 戌   調舒星 玉堂星 龍高星
巳 ―――――   天極星 玉堂星 天南星
天 癸 己 戊 
中   丁 辛 
殺   乙 丁 


あの忌まわしい不倫スキャンダルの恐喝事件から11年…

2019年(己亥)に巨人の監督に復帰し4シーズン監督を務めた原監督が
2年連続Bクラスの責任を取り
2023年のシーズンの終了を以って巨人の監督を退任することもなりました。

時あたかも辰巳の天中殺入りまで4カ月、
来年から原監督は天中殺に入るのですから
ある意味でこの退任の決断は賢明な判断というべきかもしれません。

常勝を義務づけられたNPBの盟主・巨人軍にあっては
たしかに3年も優勝に届かなかった責任は重い、
ゆえに監督がその責任を取り退任する――これは致し方ないことなのかもしれません。
結果がすべての世界ですから…

しかしながら、その一方で、原監督の采配はそんなにひどかったのかなという気もします。
なぜならチームの主軸である坂本選手の不祥事による出遅れや
そのほかにも故障者が相次ぐ中で71勝70敗2引き分けと勝率5割をキープ、
若手の戸郷翔征選手、山崎伊織選手は投手陣の柱となり、
同じく秋広優人選手や門脇誠選手といった若手の野手もレギュラーに名を連ねるなど
若い力は確実に育ちつつあります。
原監督はそういう土台をしっかり築き上げてきたと思います。
それゆえに、個人的に原ファンの私としては原監督は精いっぱい頑張ったと思いますし、
それだけに3年契約をあと1年残しての退任はとても残念でなりません。

2023年 癸卯 調舒星・天報星 旺気刑 半会 支合

年運を見ると調舒星が回り、今年は周囲の協力が得られない
孤独な指揮官としての戦いだったことがしのばれます。

とはいえ、ポジティブに考えれば、
今回の原監督の退任は、チームにまったく将来の見通しが立たない
ボロボロのひどいチーム状態の中での退任ではなく、
若手選手のさらなる台頭が見込まれる中での阿部新監督への引継ぎであり、
巨人というチームにとっては非常に明るい見通しが立っている中での退任ですから、
裏を返せば、来年から天中殺に入る原監督にとっては
ちょうどよい引き際といえるのかもしれません。

なにしろ辰巳天中殺は天中殺入りすると一気に運気が急降下します。

ということは、このまま原監督が続投しても
思うような結果が残せたかどうかわかりませんし、
野球以外のことであの11年前のスキャンダル記事のような突然の不幸が襲う可能性もあるからです。

ちなみに野球はあくまでもチームスポーツですから
監督や選手個人の天中殺がチームの成績に直接影響するとは限りません。
現に原監督が前回の天中殺だった2012年(壬辰)は日本一になり、
2013年(癸巳)は日本一こそ逃したもののリーグ優勝を果たしています。

しかし、監督や選手個人の天中殺がひいてはチームの足を引っ張るということはあります。
つまり同じチームに天中殺の監督や選手が多ければ、
それがチーム全体の成績に影響を与えるということは十分にありうることです。

たとえば、あのイチロー選手は2024年(甲午)天中殺の中で
ヤンキースからマーリンズにトレードされて、
出場機会が減ったために2024年、2025年(乙未)と
通算3000本安打を前に足踏み状態が続き、
ダルヴィッシュ有選手は天中殺だった2015年(乙未)に
右肘内側側副靭帯損傷でトミージョン手術をうけ1シーズンを棒に振りました。

さて、話を原監督に戻しましょう。
原監督の大運を見てください。

【大運】
(初旬) 6歳~庚申 貫索星・天禄星
(2旬)16歳~辛酉 石門星・天将星
(3旬)26歳~壬戌 鳳閣星・天堂星
(4旬)36歳~癸亥 調舒星・天胡星
(5旬)46歳~甲子 禄存星・天極星 
(6旬)56歳~乙丑 司禄星・天庫星
(7旬)66歳~丙寅 車騎星・天馳星
(8旬)76歳~丁卯 牽牛星・天報星

※初旬に大半会があるので(3旬)(4旬)が大運天中殺。

原監督は〈6歳運〉ですから
天中殺に入る来年2024年(甲辰)の7月22日、66歳の誕生日から
大運が(7旬)の車騎星大運に移ります。

この10年は車騎星+天馳星で東方は戌‐寅の半会ですから
非常に忙しい活発な10年であちこち飛び回るのは確実、
ということは、2年間の天中殺の休養ののち、
(原監督のことだから天中殺だといっても休まないかもしれませんが)
また新たなステージでの活躍があると思います。

2026年 丙午 車騎星・天恍星 天剋地冲 支合 半会

くしくも天中殺が明ける2026年(丙午)は年運に車騎星が回り、
西方が天剋地冲で東方が半会、
まさにこの2026年が原監督にとっての大きな人生の分岐点の年になりそうです。

それゆえ原監督の次なるステージはまだまだこれからです。
そのためにも天中殺の2年間はゆっくりと休養し、
もう一度外から野球を見てじっくりと学ぶ機会を持ち、
改めて天中殺明けに動き出してほしいと願うばかりです。

ちなみに、今季のセリーグの覇者、ライバル阪神タイガースを率いた
岡田彰布監督も奇しくも原監督と同じ辰巳天中殺、
それだけに年運天中殺入りする来シーズンはどんな結果を残すのか、
2連覇できるのか、はたまた最下位に転落してしまうのか、
天中殺の中での岡田監督の手腕とその動向に大いに注目してみたいと思います。


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