“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

親離れできない子、子離れできない親

2008年10月06日 18時49分46秒 | Weblog
冷たい雨の1日でした。
今日はまた株価暴落で、日経の平均株価がとうとう10,500円割れしたそうですね。
この分だと、今週は多少モミあったとしても
10,000円割れするところまで行くかもしれませんね。
しかし、こういう不景気の中で占いにお金を使ってくれる人なんているのかしらん?
いや、逆に占いにでも頼りたい心境になってくれると助かるんですが・・・。

本日の昼間、鑑定にいらした老婦人は、
数年前、夫が病に倒れた時に経営を委ねた男性に会社をつぶされるような形となり、
負債まで背負わされたという話でした。
しかも、頼りにすべき長男が、離婚、病気の発症と不幸が続き、
現在は、この離婚した長男と同じく独身の二男の40過ぎの息子二人を抱え、
夫婦の年金で細々と暮らしているということで、
今後どうしたらいいか、この苦しみはいつまで続くのかという相談でした。

この話を聞いて、まず思ったことは、負債まで作るような乱脈経営をした男性の不正を
このまま黙って見過ごしていいのかということと、
同時にそんな両親のピンチにもかかわらず、なにもしない、なにもできないでいる
だらしない(?)二人の息子さんたちの動静についてでした。

聞けば、二人とも仕事こそしていますが、
家にその稼ぎを1円も入れることもなく、
親に頼るような形で同居しているというのです。
本来ならば、先頭に立って、ご両親を追い詰めた男性の悪事を追及すべきところです。
いったいどういう子供たち(といってもイイ大人ですが)なんだと思ってしまいます。

実は、この二人の息子さんは二人とも、
はからずも宿命に生年中殺と生月中殺の二つの天中殺、
すなわち宿命二中殺を持っています。

宿命二中殺とは、宿命の六分の四が天中殺であり、両親、家系から恩恵をもらえない、
つまり、頼れるのは自分だけ、自力で逞しく頑張るしかないという特殊な人生となります。
両親も兄弟も親戚も助けてくれないということは、
それだけ肉親縁が薄いということですから、
逆にいえば家に束縛を受けずに自由に生きられる、生きるべきだというわけですが、
ご覧の通りこの二人はその通りには生きていません。

このことは六親法で見ても言えます。
もともと二人とも親縁が薄く、親から自立し、離れないと運命はスムーズに稼働しないのです。

ところが、この二人は、40を過ぎても相変わらず親がかりだし、
親のほうも親のほうで、その不自然な状態をよしとしてしまっています。
これでは、親も子もどちらの人生も閉塞してしまうのは必定です。

目下、お母さんは、生活苦と将来の不安から、
公営住宅への転居を考えているということでしたが、
僕は、それは非常によい機会、きっかけになるので、
息子さんたちには「家が手狭になるので一緒には暮らしていけない」という理由で、
それぞれ自活し、別々に暮らすことを提案すべきだと話しました。
そうやって親離れ、子離れをしなくてはダメなのです。
別々に暮らすからといって、親は親であり、子は子であり、
親子の縁が切れるわけではないのです。

現代は、ニートが増え、いつまでたっても親がかりという子供が増えています。
ある面、就職難で、正社員の道も少なく、リストラも進みと、
働きたくとも働けない時代でもあります。

でも、そのことと親離れ、子離れは別です。
人によっては親離れ、子離れすることで運勢が向上していくこともあるのです。


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渋谷の父  ハリー田西  “渋谷占い”


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