“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

ストーカー予備軍(?)の男と別れたいという相談を受けて

2012年05月16日 17時17分25秒 | Weblog
「私、彼・・・とは思っていないんですけれど、
いつも一緒にいる男の人がいて、その人が怖くて、別れてって言えないんです」
という、現在就活中の学生さんが相談に見えました。

「彼・・・とは思っていない」というのは、
「たしかに1年半以上前には体の関係もあったけれど、
別に当時から特に彼を好きというわけでもないし、いまはとにかく離れたいんです」とのこと。
なのに、彼とはバイト先が同じだし、
ふだんからしつこく連絡してきて、一緒にいることが多く、
それでいて彼女の行動をものすごく束縛する・・・のだそうです。

「暴力をふるうということはないんですが、ものすごい理屈屋で、言葉の暴力というか、
これでもかというくらいに、これこれこうだから、
お前は間違っているって食ってかかるんです」

「そんなわけで、彼が怖くて、怖くて、どこかに、
たとえば田舎に帰ろうかと思ったんですが、どこへ逃げても追いかけてきて、
周りの人間にも迷惑をかけそうで・・・」

う~ん、なるほどね。
まぁこれって、立派なストーカー、つきまとい行為といえるんじゃないでしょうか!?

算命学で二人の命式を出してみたら、二人は天剋地冲の関係でした。
天が刻し、地が冲する・・・いわゆる切りたくとも切れない腐れ縁、
つきまとい、さもありなんです!

しかも、彼の命式を見ると、伝達本能、おしゃべりの達人たる鳳閣星が二つに、
理屈の多い龍高星が二つ、ガンガン来る攻撃本能の車騎星と強烈な星の組み合わせ、
さらに、中年期の十二大従星がこれまた批判力の強い天南星と、
彼女が舌鋒鋭いこの男性の勢いに押されるのもわかる気がしました。

しかし、そんな宿命を読んでも始まりません。
とにかく、こんな彼とは切れなくちゃいけません。

そこで、就活を理由に、まずバイトは辞めるか、
バイト先を変えるかしたらいいといいました。

また、卒業後の就職先はいまの生活圏とは違うところの会社を探すこと、
たとえば、「あなたの生まれ故郷だっていいじゃないですか」と言いました。

そして、すべての準備が整ったところで、
「私はあなたのことはなんとも思っていないので、
もうこれ以上つきまとはないでとはっきり言うべきです」
と話しました。

それでも、彼があなたの言うことをまじめに聞いてくれない、とりあってくれないならば、
その時はあなたの守護神であるお母さんにすべてを打ち明け、
上京してもらって、直談判してもらう・・・
これが一番です・・・と。

さらに、これでも彼が言うことを聞いてくれなかったら、
その時は警察の相談する・・・と。

そんなふうに、最後は占い師というよりは人生相談の回答者ように語ったのですが、
ふとネットのニュースで、
北海道でまたまた警察の甘い対応からストーキングの相談に訪れた女性が、
元の交際者に拉致され、暴行を受けたという記事があったのを思い出し、
少し心が痛みました。

だって、そのくらいイマドキの警察はたるんでいて、まったく頼りにならないからです。
この1カ月ほどのニュースを見ても、
痴漢、盗撮、下着泥棒、無免許運転などなど、警察官にあるまじき不祥事が目白押し。

こんなじゃストーカーの相談に行っても、
警察が本気で真剣に彼女を守ってくれるかどうか・・・

そんなことを思うと、現在の彼女の迷う気持ちもわかるような気がしました。

ちなみに、ストーカー被害を警察に真剣に考えてもらうためにも、
つきまとい男からのメールや恫喝まがいの会話はすべて記録しておくことです。
例の陸山会事件の時の石川議員のように録音機を仕掛けるとかね。



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