佐倉市役所2階 お昼の時報と共に、戦没者・平和祈念の黙とう。
市長の挨拶の中で、「戦後、私たち日本人は、焦土の中から立ち上がり、今日の平和で豊かな
社会を築いて参りました。しかし、この繁栄は、心ならずも命を落とされた方々の犠牲の上に
築かれているという事実を忘れてはなりません。戦争の悲惨さと非人道性を次の世代に
語り継ぎ、戦争の惨禍を繰り返さないことが、私たちに課せられた重大な責務であります。」
と、ありました。まさに、、・・繁栄は、心ならずも命を落とされた方々の犠牲の上に
築かれているという事実・・をつねに忘れないことが、戦争を繰り返さない事につながると
思います。国家の政策の失敗が、多くの尊い命を奪う結果に。
この大震災においても同じことが言えると思います。
次に、
平和への願いを込めて佐倉平和の鐘の鳴鐘。
市内中学から1名ずつ参加した、佐倉平和使節団団長は、「若い人、後世にもっと
平和のありがたみを伝えていけば、将来、世界はどんどん平和に向かっていくのでは
ないかと思います。」そして、最後に「世界に平和を」で報告を結びました。
まさに、長崎の原爆資料館や被爆体験講話を彼らは、聴いてきただけに、
言葉にずっしりとした重みがありました。
戦争体験者、戦没者遺族の高齢化で平和のありがたみを伝え、語り継ぐ事が困難になっている。