午前中さくら会打ち合わせ、午後、災害時こころのケア講演会出席。
対象(家族、家、仕事、故郷)喪失と悲嘆のプロセスについて
1.感覚麻痺、ショック(茫然)
2.事実を否定(間違いだろう、なんでこんなことに、なんで自分だけ)
3.怒り
4.起こりえないことを夢想する。
5.事実に直面し落ち込む
6.事実を受け入れる
7.再出発を期する
これは、被災者だけでなく、末期がん患者が告知された時の喪失感における悲嘆のプロセスもほぼ同様で、
このような段階を知っていることで、周囲の人が理解してあげることが出来るとわかりました。
理解して、寄り添い、見守り、傾聴し・・何よりもこのプロセスは正常な反応であると知らせてあげることだけでも
充分だそうだ。怒っても、落ち込んでも、これは正常な反応なのです。
講師は成田日赤病院斎賀先生。新潟、東北の被災地で診療を通じてのお話は、とても勉強になりました。