琵琶湖の南部に位置し、人口5万人の野洲市では、
多重債務者、生活困窮者を包括的に支援する生活相談を実施し
大きな実績をあげている。
その担当者から、相談を受けて生活再建、更には
自殺を未然に防いだ実例を挙げながらの講話がありました。
高齢福祉課、納税推進課、学校教育課、上下水道課、保険年金課、
子ども家庭課、住宅課が連携し、市民生活相談室としてワンストップで
相談を受けることができる。
生活再建までには、司法書士、弁護士、就労支援、社会福祉協議会の協力を得て
借金の過払い金を平成22年度は、5145万円回収し、公租公課、使用料として、
野洲市に400万円あまり歳入として入った。
相談者は仕事をし、健康保険証で通院もできるようになった事が
一番大きな収穫でしょう。
役所に行き、あっちの窓口、こっちの窓口とたらい回しになった経験があると
思いますが、そういった状況を改善するために、とても良い勉強に
なりました。