佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



大分県杵築市庁舎

市庁舎裏

市庁舎全景

単純に思うのです。新しいものばかり造るのではなく、既存のものをメンテナンスし、

必要あらばそれを取り換える…等が優先されるべきなのでは…?と、

昨日のブログ「街灯の老朽化」に対しての友人のコメントです。

大分県杵築市の市庁舎は、景観に配慮していて、城下町の中心に位置しています。

計算し尽くされた位置のようですが、ここは元スーパーの建物。

昭和61年に建設されたスーパーが平成12年に移転し、その跡地建物を景観と安全性に

配慮しながら改築しこのようになりました。まさに既存のものです。

全ての観点からみて一番優先されるべきものは、安全性です。

佐倉市新町・裏新町は景観計画の重点地区で、3年かけて景観条例を策定するなかで、

既存の佐倉市美術館と図書館の複合化や、草ぶえの丘にある産業振興部をこの新町へ移してはと

昨年の2月と11月議会で一般質問し要望をしました。

庁舎を整備していく過程は、スピード感をもって安全性を確保し、市民生活の向上に繋げ、

産業振興もはかれるように行政も民間と同じく、一石二鳥どころか三鳥、四鳥となるべく道を

選択しなければなりません。

この杵築市の城下町中心街に電線が見当たりませんが、電線の地中化をしたわけではなく、

地中化はお金が掛かるため、スイッチバックして景観を守る方法を取ったそうです。

ここまで来るのに30年かかったそうですが、知恵の結集と合意形成です。

成田からLCCで大分への飛行機が飛ぶようになり、千葉県民にとって行きやすい場所に

なりました。ということは、大分の方も佐倉に来やすくなったと言うことです。

たくさん佐倉に来てもらいましょう!



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