佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



自転車事故でも被害の大きさにより数千万円の賠償金を支払わなくてはならない場合もあります。

この賠償責任は、未成年といえども責任を免れることはできません。

賠償金9,521万円  男子小学生(11歳)が夜間、帰宅途中に自転車で走行中、歩道と車道の区別のない道路において歩行中の女性(62歳)と

正面衝突。女性は頭蓋骨骨折等の傷害を負い、意識が戻らない状態となった。( 神戸地方裁判所、平成25(2013)年7月4日判決)

日本損害保険協会ホームページより

 

5日の一般質問で、交通安全対策について質問し、消えかかった横断歩道補修への早期対応と自転車の道路区分帯について対応を求めました。

①消えかかった横断歩道について

 市内には、消えかかった横断歩道が、補修されずにいる箇所が、散見されます。何故、横断歩道の補修は速やかに実施されないのでしょうか。また、佐倉市で、何か対策できないのでしょうか。警察の所掌事務の一部である横断歩道や一時停止線などの設置について、地元市町が迅速に対応できるように、印旛郡市の7市2町の意見集約をして警察へ強く要望を行ってまいりたいとH25年の答弁にありますがいかがでしょうか?

 

交通事故防止は運転手も歩行者も交通ルールを遵守することこそが一番の防止対策であることは言うまでもありませんが、子ども達の交通安全対策を考えるうえで、スクールガードの存在は大きなものとなっています。このほど、小竹小学校児童の朝の登校を見守っている千葉県交通安全推進隊「おだけを守る会」が市の教育委員会から表彰を受けることになりました。活動を始めて9年間、年間約200日なので1800日にもなります。しかしながら、他のスクールガード同様に高齢化が顕著となっています。「おだけを守る会」も9年前に60代で始めましたが、今や70歳の半を超えた人が中心なので体調を崩す人も出てきたと伺っています。このような方々が、消えかかった横断歩道でスクールガードをしているのですから、市として、交通安全対策としてハード面の補修は速やかにすすめて頂きたいと思います。

 横断歩道の補修は市から警察へ要望を出し、補修は警察で行うことになっていますので、要望した案件について補修されたかどうかについては現地を確認しない限り把握できないのが現状です。来年度には、教育委員会と道路維持課共同で通学路の共同点検が行われると伺っていますので、消えかかった横断歩道が補修されたかどうかについても点検して頂きたいと思います。

 ⑦ 自転車専用道路・車いすへの配慮について

最近、自転車が起因する事故が多発しております。これは、自転車専用道路や自転車の通行区分が分かれていないのが、原因と考えますが、佐倉市はどのように考えているのか。また、段差があり、車いすが非常に不便をしている箇所が沢山ありますが、市としてはどのように対策していくのか。自転車が加害者となって死傷事故も発生していますので、道路建設時に自転車通行区分を作る等、方策をお願いしまして、次の質問に移ります。

 

 



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