少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

NOKTON Classic 40mm,F1.4の描写

2007-03-04 16:27:25 | 写真
あまりレンズの描写という言葉の意味が判らなかった。確かにハッセルとZeissで写真を撮ると、その繊細で濃密な写真は、35mmとは全然違っている。でも、それはネガのサイズの影響もあるし、レンズだけの問題とはいえまい。

ところが、今日のノクトンで絞りを開放にして手持ちで撮った写真を焼いた時のこと。ノクトンは開放で撮ると、なんというか線がはっきりしなくなることに気がついた。確かにこれを味と言えば味なんだろう。昔の写真という感じだ。絞りを絞るとカチッとした写真になるのだが、開放は明らかに写真が違うのだ。

シュテークラー氏B液の現像時間

2007-03-04 16:14:30 | 写真
BESSA R3A, COLOR-SKOPER 21mm、F4.0、NEOPAN PREST 400 EI=250

近所のリサイクルショップ。夕方でイマイチコントラストがはっきりしない写真になっちゃいました。こういう条件では仕方がないかなあ。

フィルム現像は相変わらずシュテークラー氏の2液現像を使っている。24度でのA液の現像時間は大体3分15秒に固まっている。そこで今回はちょっとB液の時間を振ってみた。違うネガなので厳密なことはいえないが、4分15秒だとネガ濃度が上がりすぎる感じになるのに対して3分45秒だと逆にややネガ濃度が不足する。特にB液の時間が短い条件ではダークがストンと落ちてしまい描写が足りなくなってしまった。逆に長いとやや軟調なネガになった。どうもB液の基準は今までどおり4分で、ピーカンの天気なら多少A液を刻んでB液を伸ばす。逆に室内などの状況ではA液の時間を延ばしてB液を少し短くするのが良さそうだ。