少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

現像条件

2007-04-16 21:29:48 | 写真
ちょっとネガが軟調な感じがしたので、少しB浴を削ってダークを深くしようと思った。削ったのは15秒だけ。4分から3分45秒に。

どうなったかというとネガが全体に薄くなった。F11で15秒程度の露光をすると6切りの印画紙の最大黒が得られるのだが、今日のネガでは13秒程度以上では、プリントのハイライトが濁って明らかに露出オーバーになってしまった。

これはもう少しネガ濃度を挙げないとダメということ。方法は二つ。

①写真を撮る時のフィルムスピードを250にしたが、やはり200くらいにして光をもう少し当てる。

②ハイライトのネガ濃度を上げるためにA浴の時間を少しのばす。

処理温度が24度であるせいか、現像条件の15秒くらいが結果に大きく影響を与える。まあ、逆に言えば、そのくらい処理の各ステップに再現性が議論できるくらいきちんとしてきたということであり、またネガやプリントの違いが認識できるようになったということかもしれない。