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少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

運命について

2007-10-10 22:30:12 | 哲学
ものすごく他人に厳しい人がいる。仕事をしても、なんでも相手が悪いと決めつける。失敗はすべて他人のせい。会社に利益を生むという意味では、とても結構なことだ。

一方で甘い人がいる。提示された値段でものを買ってしまう。値切ったりは一切しない。相手の言うことをすぐ信じる。そんなことでは世の中を渡ってはいけない、と思うのも無理はないかもしれない。

どっちがいいのか。もしかしたらそれはどっちでもいいのかもしれない。運命という赤い糸がお人好しと厳しい人の間にピンと張られているのだとしたら。

考えてみると、いつも厳しい態度をとっていると、取引先との関係はだんだん悪化していくに違いない。いつまでもそんな態度では誰も信用しなくなる。

いつも甘い人は会社から叱責されるかもしれない。もう少し大人にならなきゃって。

結局、どんな風にふるまうかは一時のぶれにすぎない。その真ん中にある運命の糸からは誰も逃れることはできないのだ。いや、そう思えば判断を下すのも少しは楽になるということなのかもしれないがね。どう思います?