少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

ルノアールについて

2014-12-25 23:24:32 | その他
たまに美術館に行ったりすることがある。絵画について特段の知識があるわけではないが、ちょっと時間があると上野のお山に行って、面白そうな展覧会をさっと見たりすることがある。
そんないい加減な絵画鑑賞趣味の中で、ずっと思っていたことがある。

ルノアールってへたくそだなあ。

人の顔もへんちくりんだし、色も暑苦しい。ルノアールの絵をじっくり長く眺めたことがなかった。だってぴんと来ないんだもの。

でも、ルーブルやオルセーにも絵がおさめられている天下のルノアールの絵がへたくそなわけがない。家族に言っても、それはあなたに絵を見る才能がないからだといわれていた。

しかし、自分と全く同じ評価をしている人を見つけた。

赤瀬川原平の名画読本

という本のルノアールの下りが、まさに僕の認識とピッタシカンカンだった。
赤瀬川源平氏というのもちょっと変わった人だったみたいだから、一般論というわけではないだろうけど、同じことを考えている人がいたのはちょっとうれしい。

ルノアールファンの人がいたらごめんなさい。あくまでも私見です。