少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

M57

2005-07-24 09:23:24 | 天体観測
こと座にある有名な惑星状星雲。およそ2万年前に最後を迎えた星の残骸だと言う。いまだに秒速27Kmで広がり続けているらしい。

25cmニュートンでみると85mm屈折よりはるかにはっきりとその存在が分かる。倍率を少し高めにしても(1250mm/10mm=125倍)薄くならず良く見えた。中心星は今ひとつよく分からない。

NGC6720/Ring Nebula 9.0等

タオ

2005-07-22 23:14:37 | 哲学
老子の道徳経を現代語(?)訳した本。詩の様に書き下してあるので、空白が多くちょっと損した感じもあるが、それはちとけち臭い話。

中身は以前から老子の話には興味があったので違和感はないが、それぞれの言葉よ読むとそれが僕の心にどのように響くかを確かめながら読み進んでいった。

言葉がどのようにとらえられるのか、使われている言葉のイメージや、言い回しなどいろんな要素によって、いろいろ変化する。

通読するのは他愛もないが、何度も読み直してみたい気がする。


満月

2005-07-21 23:20:58 | 天体観測
なかなかすっきりと晴れず、ドブソニアンの出番がない。

今日もほぼ満月の月がでているものの、ウス曇であまり状態はよくない。

でも、空気は比較的落ち着いているようで月面の端っこのわずかな領域を観察できた。

ケプラーやコペルニクスの光の筋も断然はっきり見える。こんなに境界がはっきりしていたかと見間違うほどだ。細く波打っているようにも見える。

それにしても夏の月は高度が低くて、ちょっと見るにはつらいなあ。

老子の思想

2005-07-20 23:09:08 | 哲学
ちょっと前から老子の思想に興味がある。タオイズムとも言うんだっけ。

道徳経というのが老子の記したものとしては有名。

弱いものささやかなものを慈しむ。写真にも天体観測にも相通ずるところがあると思う。

ちょっと本を物色してみます。いいのがあったらまた紹介したと思います。

今日はそれだけ。

Loveカメラ

2005-07-19 22:39:47 | 写真
本屋でふと見つけた表題の本。食べ物や家の中にある何気ないもの、道端の草やマンホール、そんなものを撮った写真がちりばめられていた。

これがすごくいい。別にカメラがすごいわけでもなんでもない。ポラロイドやデジカメ、LOMOやHOLGA、そんなガラクタ(?)みたいなカメラで撮ったものばかり。

でも、いいんですね。これが。

ここにのっている写真に共通していえることは、写真そのものがゴールではないこと。お菓子を楽しく作った思い出であったり、子供の記録だったり、それぞれだけれど、写真は手段であって決してゴールではない。

だからその写真たちは輝いているんだと思う。いい写真をとることそのものがゴールになったとき、迷いは始まるのだと思う。

写真の原点、ちょっと忘れかけていたかもしれない。

印画紙

2005-07-19 22:25:39 | 写真
これもまたヨドバシをうろついていたらイギリスのKentmereなる印画紙が安く出ていた。6つ切り25枚で1000円ほど。つい買ってしまった。

先週末に撮影した老夫婦の写真をこれで焼いてみようと思う。

ヨドバシに近いのも良し悪しである。このままでは破産してしまいそうだ。
いや悪いのはぼくなんです。もちろん。

bessaflex

2005-07-19 22:11:38 | 写真
こりもせず今日も昼休みにヨドバシに行った。
今までなぜか一眼レフというものにあまり興味がわかなかったのだが、ベッサを見ていたらなぜか妙にしぶい軍艦部(っていうんだっけ)をしたベッサフレックスが目に入った。どう見えてもあのシルバーのタイプが格好いい。黒いのは普通の形で面白くない。

ちょっと手にとって見る。デモで置いてあったのはブラックタイプ。感触は悪くない。シャッター音はレンジファインダーよりも大人しい感じだ。

露出はレンズの横のスイッチを入れて調整するらしい。オートではなく、プラスマイナスがでて、それを目安に絞りとシャッタースピードを調整する。

ん。これはいただけない。というか普通は絞りを決めて、それに合うようにシャッタースピードをきめるのだろうけど、これではファインダーをのぞきながら上面のシャッタースピードダイヤルをまわすという不細工な格好になってしまう。もちろん絞りのほうをいじれば体勢はくずれないのだが。

まあ、マニュアルカメラなのだからいいっちゃいいんだけど。僕的にはちょっといただけないかな。

あと、コシナから出ているレンズの形がちょっとかわいくない気がする。何本か色のついた線がはいっているんだけど、あとヌペッとした胴体は少し芸がない気がする。

マクロで寄って写真を撮るのが好きなので、一眼レフというのは捨てがたいが、やっぱりこっちじゃないなあ。

マットとグロッシー

2005-07-18 18:38:43 | 写真
印画紙の表面仕上げの話。

最近は費用もかさむので、ヨドバシカメラの写真用品売り場で安売り品を見つけて買ってきている。ちょっと前にAGFAのマットタイプのバライタ紙を買ってきた。キャビネサイズの100枚入りで2300~2400円くらいだっただろうか。

マットはマットなりに個性があるのだが、諧調表現の幅はどうしても狭くなる。シャドーが最後の一押し表現できずつぶれた感じになる。

そろそろ、マットの紙もなくなってきたので、またAGFAだが今度はグロッシー(光沢)の111と言うタイプを買ってきた。焼き付けてみると明らかに違う。こっちが良いなあ。

両方とも、フジのレンブラントなどと比べると少し茶色っぽい色をしている。

ディスカウントの印画紙を買ってくるのもいろんな紙を試せて楽しい。が、いつもAGFAのものが出ているような気がするのはなぜだろう?