ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

秋を求め 盆栽村を歩く

2021-10-19 08:07:11 | 食楽・年金ライフ 
18日の9時半、早朝の雨があがって薄日が射した大宮公園駅から歩き出す。
秋の風情を盆栽鑑賞で味わおうと、大宮の盆栽村をそぞろ歩きする事にした。 
そこは東京の盆栽家たちが、関東大震災後に移転して作った風情ある邸宅街。
駅北の道路を東に進むと「芙蓉園」、整った庭には見事な盆栽が並んでいる。
その先を北へ東へクランクに進むと、「九霞園」があるが門は閉まっていた。
もみじ通りを北に進むと「盆栽四季の家」、あずま屋で休憩しおやつタイム。

その東側には「清香園」、趣ある盆栽が並ぶ園内では盆栽教室も開いていた。
路地を西に戻り、けやき通りを越えてかえで通りに出ると左が「漫画会館」
風刺漫画の先駆者「北澤楽天」の邸宅跡で、今は無料の展示館になっている。
かえで通りを北に進むと右に「藤樹園」、開放的庭に盆栽多数が並んでいた。
北に進みその先のしで通りを右折、もみじ通りと交わるところが「曼青園」。
庭木とも思える大型盆栽が多く並び、その立派さには圧倒される思いがした。

けやき通りに戻り北にしばらく歩くと、右側に「さいたま市立盆栽美術館」。
盆栽作品のほか基礎知識などが展示/発信されていて、150円の入場料は安い。
見学が終わると12時、斜向いの盆栽レストランで「盆栽パンセット」の昼。
食事後はJRの土呂駅に出て散策を終了、この区間歩数は5200歩だった。
「盆栽も紅葉には早いし、昼食も秋の味覚と縁のないパン食だ」と、独り言。
今年はコロナ狩りで忙しく、紅葉狩りもせずにサンマも松茸も食べていない。

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変化が始まる三つの事

2021-10-05 08:10:53 | 社会・経済・国際 
季節は夏から秋に変化した、それは当然であるが今年の変化はちょっと違う。
季節の変化だけではなく、社会や生活に変化を感じさせる三つのことがある。
その1は地球温暖化対策での変化で、 脱炭素化社会に向けた取り組みの加速。
世界的異常気象よって、環境問題をテーマに した取り組みが現実化し始めた。
電気自動車へのシフトが進み、使い捨てポリ容器等の敬遠も一層進むだろう。
航空機を電池で飛ばすのは無理としても、エネルギー政策は より重要になる。

その2は新首相就任後の政策変化で、新内閣による新しい資本主義の具現化。
9月29日岸田自民党総裁が誕生、そのキーワードは「聞く力」「寛容さ」。
自公連立が続き 体制の基本は変わらいが、政策面では時代や世論を背景にし
た変化も必要と云え、謙虚で丁寧な政治がいかに推進できるかが課題だろう。
国民の意思は多極化し分断化し、何事も論評や批判が優先される風潮にある。
日本人気質 =和を以て尊しとなす=も、政治問題を前にしては 夢物語である。

その3は コロナ感染急減少の変化で、 ウイズコロナ時代の 新たな社会変容。
夏とともに急増した感染が、ワクチン接種と夏の終わりとともに急転回した。
専門家の予想やエビデンス説明はどうあれ、緊急事態宣言などは解除された。
経済活動は復活するが、コロナ禍を教材とした新たな社会への変化が必要だ。
『隠居老人にとっては、変化のないことが無事に生きている証』と、独り言。
糖尿/腰痛/歯/眼など、投薬・食事管理・運動・病院通いでボケてる暇はない。
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