ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

ディアルライフは忙しい

2019-07-23 09:11:23 | 家庭菜園・庭・花 
間もなく梅雨明けとは思うが、天候不順が続き野菜の生産に影響が出ている。
そんな中で私たち夫婦は、主たる生活拠点をさいたま市の大宮区に移転した。
5月下旬に家財を搬入し、終活を意識した隠居生活を始めてからほぼ2ヶ月。
それは、周辺市街の見回りや必要品の買い物や氷川神社を散歩する都市生活。
しかし北川辺に家も菜園もあるから、二拠点生活「ディアルライフ」になる。
双方を行ったり来たりの生活は、予定通りで慣れたようでも戸惑う事が多い。

大宮の隠居部屋はマンションだから、設備や機能は便利に出来ているが 使い
こなせるまでが一苦労、老齢なアナログ人間にはデジタル機器は厄介ものだ。
入室や空調や水回りにゴミ出しまで、リモコンやタッチパネルの操作になる。
加えてライフラインやセキュリティがらみは、IDやパスワードが登録される。
私はそれなりに対応できるが、縄文人的かみさんはまだ時間がかかりそうだ。
気楽な隠居生活のはずが、「ボーと生きている」と何事も動かないのである。

一方で北川辺の家の片付け作業は、その後の取組み意欲が減退してしまった。
食器や衣類はかなり減ってきたが、本棚や押し入れの中が手つかずの状態だ。
それらは後でも良い事として、野菜や雑草は一日たりとも待ってはくれない。
今は、キュウリ/ナス/トマト/オクラ/インゲンにスイカとカボチャが最盛期
週に二度ほど帰るが、成長の早い成り物類の一部は大きくなりすぎてしまう。
またお天気次第で畑に入れないから、超元気な雑草は草取りが追い付かない。
『大宮は家の内に北川辺は家の外に、ストレスが溜まっている』と、独り言。
予想以上の忙しさ、考えれば二拠点生活は二重で二倍の生活だから仕方ない。
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街なか散歩19 〔蕨宿〕

2019-07-09 07:32:41 | 旅行・秘湯・巡礼 
南九州では豪雨被害が発生し、関東でも避難への心構え等が報じられている。
梅雨空が続くものの、この日は曇りという予報を頼りに「蕨宿」に出かけた。
10時半にJR埼京線戸田駅を降り、東口から市役所南通りを東に歩き出した。
20分程歩くと国道17号に出て、左折し北に進むと間もなく二股路になる。
そこには大きな「中山道蕨宿」碑があり、蕨宿の「木戸」があった所らしい。
斜め右のやや細い道が旧中山道で、江戸から2番目の宿場町「蕨宿」になる。

旧街道を北に進むと、左側に古民家を利用した「歴史資料館分館」があった。
その先を右に入った左に長泉院、「おしゃみの鐘」で有名ながら確認できず。
旧街道に戻って北に歩くと そこは宿場の中心地で、本陣の一つ岡田家を新改
装した「歴史民俗資料館」があり、隣に「蕨本陣」のモニュメントがあった。
幾つかの古い建物を見ながら進み、国道17号に出たところが宿場の終わり。
昼食をとって街道を離れ、北東側の小路に入り「徳丸邸のはね橋」を訪ねた。
さらに東に進むと 真言宗智山派「三学院」で、格式ある古刹であり建物も立
派な大寺院ながら、境内の芝生や色鮮やかな本堂など明るい洋風感も漂わす。

さらに東南に進むと「和楽備神社」で、近郊の18社を合祀した神社という。
続いて中世の渋川氏館跡の蕨城跡公園と市民会館、そこは戦後間もなくの昭
和21年に、全国に先駆け日本初の成人式(成年式)が行われた場所という。
その先の中央商店街を左折し、10分ほどでJR蕨駅に出て散策は終了した。
『地名の由来は「蕨」か「藁火」で、和楽備でないことは確か』と、独り言。
宿場町の建物/遺構は少ないが、地域が街道/歴史を大切にしている事に好感!
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