ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

街なか散歩28〔本庄宿-2〕

2021-09-21 07:57:13 | 食楽・年金ライフ 
旧仲町郵便局から 中山道を西に進むと、丁字路の信号は「中央三丁目」とあ
り 右角が県内最初の映画館跡「電気館カレー」で、右に折れて路地を北に行
くと左奥に「田村本陣門」、その奥には移築された洋風の「旧本庄警察署」。
街道に戻り西に歩くと、左側に立派な「旧本庄商業銀行レンガ倉庫」がある。
明治29年築の国登録有形文化財で、貸付担保の繭を保管した倉庫だという。
街道に面した表には少ないが、一歩裏には明治時代の土蔵が多く残っている。

さらに西に進むと 信号はまた「中央三丁目」、同じ固有名詞の信号が二カ所
にあるから不思議、救急車や消防車はいかにして場所を特定するのだろう?。
森田商店や中澤医院の建物を眺めて西に進む、「宮本町」に入ると「蔵の街」
と名付けた一角があり、そこの「二の蔵」を改造したカフェで昼食をとった。
選んだメニューは、本庄のB級グルメ「つみっこ」のセットメニューだった。
メインは「すいとん」で、素朴で懐かしい味と心づかいの添え物に満足した。

食事のあとも中山道を西に進み、宿場の西はずれにある「金鑚神社」を参拝。
そこは本庄の総鎮守、ヤマトタケルに縁を持ち例祭は有名な「本庄まつり」。
街道散策はここまでにして 帰りは道一本北側に回り、別当寺の「仏母寺」か
ら本庄西中の前を通り、「開善寺」から「飯塚医院」前を通って駅に帰った。
『術後観察中の妻、気晴らしはしたが足はヘトヘト 妻らない !』と、独り言。
見どころ多い本庄宿、紙パンフはあっても街中に案内や碑がないのは残念だ。
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街なか散歩27〔本庄宿-1〕

2021-09-07 08:54:58 | 食楽・年金ライフ 
9月に入って急に涼しくなって雨も心配なさそうな5日、急遽中山道10番目
の宿場「本庄宿」へ、武州(埼玉)最後の宿場は街道随一の大きさだったという。
JR高崎線本庄駅の北口を出て、駅通りを北に歩くと300mほどで旧中山道に
出合うが、まずは街道を横断し直進すると右側の奥に浄土宗「円心寺」がある。
寺伝によると天明年間に建立されたとあり、赤色の山門は技術的な価値も高い。
門前の路地を東に進むと道は北に方向を変え、先にこんもりとした台地がある。

その台地一帯が「本庄城跡」で、城の遺構はないが雰囲気的ものはうかがえる。
まずは城跡東側の八坂神社を訪ね、中央の城山稲荷神社から 西側の本庄市役所
へとまわり、市役所で散策や歴史に関する資料をいただいて旧中山道に戻った。
中山道「本庄駅入口」付近は、「本庄宿」の中心部東端にあたるのだが 古く壊
れそうな土蔵はあるものの、宿場町の面影も石碑や案内板なども見当たらない。
交差点の北側(現りそな銀行)が 田村本陣跡で、南側に内田本陣があったらしい。

西に進むと右側に「戸谷八商店」左に「岸屋」、いずれも歴史あるお店である。
その先の右側に秩父セメント創業者「諸井恒平」が開いた「旧本庄仲町郵便局」
とその歩道に新しい「道標」があり、その裏側奥には「諸井家住宅」も望めた。
この辺りが宿場中心で散策も半分くらい、昼食を含めた後半部は次週としたい。
『緊急事態で外出自粛、/街なか散歩/は不要不急といえるが・・』と、独り言。
本庄宿は県境を越えてないし、電車も街中もガラガラで訪問箇所も外観見学だ。

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