ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

「平成時代」が終る (上)

2019-02-26 09:18:00 | 社会・経済・国際 
現天皇陛下のご退位により、今年5月に改元が行われ「御代替わり」となる。
それは「平成が終る」ことであり、価値観に変化を伴う新時代を予感させる。
日本では、五輪の開催をはじめとする国際的で話題性あるイベントがつづく。
一方で人口減少と高齢化が進み、国際化とIT化と多様化が一層進むだろう。
高度に発展した社会では、利害も思想も制度も多様で複雑なものなってくる。
75才を迎える私も、新時代に即した「改元的な終活」が必要になるだろう。

私達世代は戦後復興期に育ち、日本の経済発展とともに働きながら物的繁栄
を得て昭和から平成へと移り、今はその反動的な諸現象と向かい合っている。
迎える時代は、生活や消費の形態が変化するなかで「本当に必要な物」は何
かということに回帰し、そこでは多くの「必要ない物」の存在が課題となる。
個人に限らず家庭や組織にも、もはや必要性のない物が数多く存在している。 
例えば「固定電話」、ダイヤルがプッシュ式になり FAXやメモリーやコード
レスなど進化してきたが、スマホが普及した今の家庭でそれが必要か・・と。

世間では物を持たず、必要な時だけ利用するシェァやリースが広まっている。
今まで「持つ」に価値があったが、今後は「持たない事」で負担が軽くなる。
私は改元を機に、老い方を考えながら「持たない生活」に挑戦する事にした。
それは生活環境を思い切り見直す「終活」で、現状からの転換と脱出である。
運転免許証の返納と同じで、終わらないうちに「終わらせる」ことが目標だ。
『それは私自身のためではあるが、残った家族のためでもある』と、独り言。 
先ずは思い切り捨てよう!、しかし「おかみさん」と「おカネさん」は別だ。

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冬から春への田舎ぐらし

2019-02-12 07:53:40 | 食楽・年金ライフ 
冬の期間は雨が全く降らず乾燥し、インフルエンザが超元気で困ったものだ。
空気と同じく土地も乾燥し、「フキノトウ」は例年の2割程しか出てこない。
菜園も冬は寂しく、育成中にあるカキ菜とタマネギのほかに収穫するものが
畑では長ネギとキャベツ、ハウス内は春菊と小松菜とほうれん草が少しだけ。
土埋めした大根や里芋と、保存した白菜やキリボシで田舎味を味わっている。
郷土食「スミツカレ」は、初午が節分前だったので今年は「二の午」に作る。

外の仕事が少ない冬は、炬燵に入ってテレビや数独「ナンプレ」で暇つぶし。
子供の頃着た「綿入はんてん」はジャンバーやダウンに替わり、暖を取った
「かまど」「いろり」「火鉢」が消え、「掘り炬燵」が存在感を増している。
そんな冬も立春を過ぎると、日中の時間が長くなり春が間近いと感じさせる。
暖かい日の気温は19度まで上がり、庭の梅やボケの花が春を知らせている。
でも寒い日は氷が張る寒さで、先日の9日には関東一円に雪が降り積もった。
これからは三寒四温の一ヶ月、お彼岸の前までは野菜作りの準備期間になる。

春を前にした準備は、庭の片付けと枯葉の焼却に畑の雑草取りと荒耕作など。
もう一つが樹木の剪定で、庭木や垣根は庭師に依頼して年内に終わっている。
残るのは果樹で柿や栗など数種類、一昨日から梯子を足場に作業を開始した。
樹の姿全体を見て、不要な枝を切落し残る小枝は花芽を残すように剪定する。
この剪定作業で樹の形が変わり、その良し悪しで今年の実の付き方が決まる。
『果樹を整枝剪定する前に、頭髪を整毛剪定しに床屋へ行った』と、独り言。
骨折り仕事も骨を折らずに済ませ、頭髪と同様にケガなく無事に終了したい。

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