ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

四国八十八ヶ寺巡拝 2-下

2017-05-30 09:11:09 | 旅行・秘湯・巡礼 
今治から 右手に海を見ながら60分、松山市域に入り 第53番札所「圓明寺」。
港町「堀江」の街中にあり、八脚山門と 本堂の彫刻と キリシタン灯籠が有名。
住職推薦の「そば吉」で蕎麦の昼、味はほどほどで 清潔で洒落たお店だった。
5分走ると52番札所「太山寺」、広い境内の坂道は「遍路道」の雰囲気がある
市街を走って30分、道後に近い51番札所「熊野山石手寺」は 場所柄外国人
も多く見られ、本堂や三重の塔を含めて四国を代表する「名刹」といえる。
南に7分ほどで50番「繁多寺」、小高い丘の上にあり松山市内を展望できる。
さらに南に7分走ると49番札所「浄土寺」で、その歴史に加え堂々とした諸堂
と 境内のゆったり感は、ひげ爺的には 「お気に入り」 の雰囲気を持っていた。
郊外の道を10分走ると48番札所「清滝山西林寺」に着く、弘法大師ゆかりの
名水「杖の淵」にも近く、境内にも小川や湧水池があって山号にもうなずけた。

田園地帯を10分強進み丘陵地に入ると、47番「八坂寺」で 駐車場から正面
に回って 橋門から石段を上ると、本堂や大師堂に いわれある閻魔堂もある。
ほんの数分で 46番札所 「浄瑠璃寺」に着く、寺は こんもりとした森の中にあ
って駐車場も裏側にあり、木立の中の小路を進むところは寂しい感じもする。
今回の巡礼はここまでとし、この日は 松山市中心部のホテルに入った。
夕食には美味しい魚が食べたいと、街なかに出て瀬戸内海の旬を味わった。
翌朝は 帰り支度をして ホテルに荷物を預け、名城「松山城 」を見学したあと
ホテルに戻り一休み、路面電車に乗って松山駅に出て JRで帰路に着いた。
『お土産で荷物は重くなったが、財布の中は軽くなった』 と、ひげ爺の独り言。
そのためか、瀬戸大橋から岡山経由で20時半の帰宅とは 意外に早かった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四国八十八ヶ寺巡拝 2-中

2017-05-27 07:57:52 | 旅行・秘湯・巡礼 
石鎚神社 参拝後は、西に5分走り西条市内の 63番札所「蜜教山吉祥寺」へ。
そこは、全霊場中で 唯一毘沙門天をご本尊としていることをウリにしている寺。
そして同市内にある62番「宝寿寺」へ、この寺は 八十八箇所霊場会を 脱退し
た唯一の寺で、住職不在のなか 係員は巡礼者に親切とは言えなかった。
次は至近距離にある61番「香薗寺」、聖徳太子ゆかりの寺は モダンな鉄筋コ
ンクリートの箱型建物で、本堂はその二階部分にあり 履物を脱いで参拝した。
そこから南に石鎚山系の中腹へ、40分走ると 60番札所 「石鉄山 横峰寺」で、
着いた駐車場から10分歩くと、標高750mの境内は シャクナゲの花が満開。
山の道路は寺所有の有料道路で,料金は高いが歩く遍路を想えば安いもの。
そう思ったのは、金毘羅宮の階段上りの筋肉痛が この頃に出てきたから・・・。

西条市に宿泊して、翌朝はいつも通り ラジオ体操をし朝食を食べ朝ドラを見て
8時半に出発。 北西に70分ほど走り 今治市の59番「国分寺」、そこは伊予の
国分寺で、藤原純友の乱や源平合戦などの焼失から復興を遂げた寺でもある。
次に25分で58番の「仙遊寺」、小高い丘陵の上にあり狭いながら趣のある寺。
北に少し走ると57番札所「栄福寺」、古い本堂と新しい寺務所が対照的だった。
さらに10分進むと、「しまなみ海道」 に接続する 今治インター近くに56番札所
「泰山寺」があり、駐車場から路地的な参道を進むと石垣が特徴の境内に入る。
『この「しまなみ海道」から、広島側に渡って 家に帰れるのだが・・・』 と、独り言。
瀬戸内海に本四大橋が三つ、徳島 香川 愛媛の各県が争って誘致した結果だ。
次は同じ市内の 55番「南光坊」へ、四国霊場で「坊」の付く唯一の寺院である。
西に10分強を走り、54番札所「延命寺」を参拝して松山市に向け車を進めた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四国八十八ヶ寺巡拝 2-上

2017-05-23 09:12:50 | 旅行・秘湯・巡礼 
事情によって 中断していた巡拝は、香川県の観音寺駅からの 再開となった。
レンタカーによる旅は、まず69番札所 「観音寺」で 仁王門から階段を上ると
右前に大きな楠があり その右が本堂で、振り返るように戻って右奥が 68番
札所「神恵院」、コンクリート造りのモダンな壁的建物に入ると本堂があった。
20分ほど東に走り 67番「小松尾山大興寺」へ、創建は奈良時代と言われる
古刹で、境内には弘法大師が植えたと伝わる カヤとクスノキの大木がある。
この日は 琴平の宿泊、夕食の前に785段の石段を上り「金毘羅宮」 を参拝。

二日目は66番札所「雲辺寺」へ、50分程で着いた山麓駅から ロープウエイ
で上り、山頂駅から参道を歩いてゆくと香川県から県境を越えて本堂は徳島
県側、標高が927mあり 霊場中の最高地にあって 気温は低く 境内は広い。
山麓駅に戻って 車で西に50分走り、愛媛県に入って65番「三角寺」を参拝。
急峻な石段を上ると穏やかな雰囲気の境内で、本尊は安産・子育ての仏様。
・・とは言え、 間もなく後期高齢者のひげ爺には 利益も期待できない。

25分走って 松山自動車道のパーキングで昼食、東伊予の名物の 鳥の唐揚
げ「せんざんき」を食べ、さらに30分走り 64番札所「石鉄山前神寺」 に到着。
江戸時代に領主松平氏の庇護を受けたと云い、寺紋は三葉葵を使っている。
そこは霊峰石鎚山の山麓、必然的に 「石鎚神社」 にも立ち寄ることになった。
山門からの参道は 徐々にきつい階段になり、本殿からの眺めは 絶景だった。
『石鎚も木槌も鉄鎚もある、打ち出の「小づち」はどれ?』と、ひげ爺の独り言。
神社でご朱印はいただけたが、お金の出る小槌はどうにも手に入らなかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の連休は「自宅勤労型」

2017-05-09 09:10:41 | 食楽・年金ライフ 
立夏を過ぎて周辺の田圃は、植えた早苗が根付いて 葉の緑を濃くしてきた。
今年のGWは、カレンダーと天候に恵まれ 全国的に行楽で 賑わったようだ。
しかしひげ爺は、混雑する所はイヤだし糖尿病夫婦には食事も配慮がいる。
またこの季節は、庭と畑の草取りや手入れなど自宅の作業がいっぱいある。
そんなわけで、年金で暮らす老夫婦の黄金週間は次のような結果になった。

29日は、近所の仏事とガソリン給油/昼は自宅/午後は草取りと野菜種まき。
30日:午前は草取りと野菜手入れ/昼は自宅/雑草刈払いと野菜に施肥。
5月1日:松の芽摘みと旅行会社訪問/昼は外食/午後は買い物と来客対応。
2日:午前 庭の草取りとゴミ焼却/昼は自宅/午後 畑の草取りとマメトラ耕作。
3日は、妻の実家訪問お線香/昼は外食/夕刻野菜水やりとタマネギ初収穫
4日:庭木野菜の消毒と台所品購入/昼自宅/野菜手入れとキュウリ網設置。
5日:長女と孫が来宅し小遣/昼は外食/午後買い物とテレビ観戦 野菜管理。
6日:午前は草取りして買い物へ/昼は外食/午後は松の手入れ 畑の草取り。
7日は、午前~午後友人の法事で両国へ/夕刻帰宅、 ・・・といった具合。
主な現金での支出は 購入食材費が9,070円、ガソリン代4,636円と4回の
外食昼食代が 夫婦で9,210円、台所用品1,253円に地下鉄代が360円。

9日間で、香典 供物代 小遣い代などを除く生活費計は 24,529円だった。  
ひげ爺は1年365日が連休、こんな「自宅勤労節約型」 が続くのだろうか。
『我が家は、ゴールデンWがエコノミーセイビングW?』と、ひげ爺の独り言。
景色は ゴールドでなく グリーンで、気持は ブラックでもブルーでもなかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする