ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

ひげ爺家の 訳あり連休

2015-11-24 09:10:19 | 食楽・年金ライフ 
慌ただしい二週間が過ぎても、何とも表現しにくい疲労感が心身を覆っている。
それは今月9日からの事、百歳の母を病院に見舞ってからの緊張続きである。
毎日続けてきた看護が見舞いに変わり、母の衰弱が進むと見守りから困惑へ
と変わってゆき、悲しみの後は息子としての責任を果たす役割だけだった。
緊張の期間は わずか10日間余だtったが、せわしい毎日を過ごしていたのだ。
気づいて見ると、夏ミカンや柚子の実が色づいて 庭の景色を一変させている。
野鳥のために残しておいた柿の実も、すべてが食べられて枝から消えている。
放置状態だった菜園に足を運んで、秋まきジャガイモやキクイモを掘ってみた。
ほうれん草とレタスは 雨に負けてしまったが、玉ネギは元気に根付いていた。
そして迎えた23日は 「勤労感謝の日」で、労働や生産を祝う休日であり 行楽
やスポーツで賑わう3連休となったが、訳ありのひげ爺は 休息と決め込んだ。

また その23日は、本格的な冬の始まりを意味する 節気の「小雪」でもあった。
北海道や東北からは雪の便りも届くが、関東地方は11月初旬に枯らし一番が
吹いたものの、その後は雨の降る日はあっても穏やかな日が続いていた。
そんな間にも、例年通り二人の職人がやって来て庭木の手入れを始めている。
落葉樹は枝を剪定して整え、常緑樹は芽摘みと刈り込みと枝づくりをしている。
この連休後も作業は続き、残り3~4日で 庭と垣根はスッキリした姿に変わる。
庭木と同様に、月末を迎える頃には 私と妻の心も スッキリして落ち着くだろう。
『疲労感の残る連休の11月22日を「いい夫婦の日」 と云い、23日が「勤労感
謝の日」で、2七日の24日は 私達の「結婚記念日」 だ 』 と、ひげ爺の独り言。
ホッとしても ホッとせず、妻の体調不安も重なれば 自宅の軟禁もいいものだ。
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畑も気持も 冬に向かう時

2015-11-10 08:17:43 | 家庭菜園・庭・花 
今年は11月8日が「立冬」で、暦の上ではこの日から冬になったことになる。
年賀はがきが発売される時節になり、気温も下がり 日はかなり短くなった。
周辺の木々には、葉を紅葉させたもののあればすでに落葉したものもある。
葉が落ちて枝に目立つ柿実を狙って、ヒヨドリ等の野鳥が 寄ってきている。
ひげ爺の家では、甘い柿はすでに収穫が終わりほとんど食べ終わっている。
残っていた渋柿は、好天の日に実の全部を収穫し皮を剥き吊るし柿にした。
今年の数は少ないが、軒下に輝く吊るし柿は一月ほどで甘い干し柿になる。

菜園では、小松菜やホウレン草に続きレタスとキャベツも食べごろを迎えた。
土垂サトイモもその都度に掘っては食べ、長ネギも必要分の収穫を始めた。
お盆過ぎに植えた秋ジャガイモの2種は、株元の下葉が黄色に変色したとこ
ろで、その一部を掘り出したらイモ数も型も予想通りの出来栄えだった。
来週には茎葉だけを刈り取り、株元に寒さ避けの土をかけて保護してやる。
その後は 必要な時に、掘っては食べる「いつも新ジャガ」を 2月まで味わう。

冬に向かう前に備品を片付け納屋を整理したら、一斗枡の置き場に困った。
昔の農家で穀物の量を計るために良く使った枡も、今では不要なものとなっ
て邪魔物扱いでもあるが、念のため 我が家にある枡の 4つを並べて見た。
それは一斗枡に一升枡と五合枡に一合枡で、みんな懐かしい枡たちである。
『使わなくなった枡ですが、枡枡使われなくなり枡ね 』 と、ひげ爺の独り言。
尺貫法が廃止されても、米など穀物の計量単位には 併用混用されている。
お米などは、積量で云う時は1俵や4斗と云い 重量の時には60キロと云う。
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渡良瀬遊水地 なう 〔晩秋〕

2015-11-03 07:46:24 | 地域活動・つながり
北海道からは雪の便りが届き、関東の丘陵地では 紅葉が見頃を迎えている。
南北に長い山岳列島日本は、地域や標高によって大きな気象差が生まれる。
そんな[秋]を感じる先月末の31日、久しぶりに渡良瀬遊水地に足を運んだ。
北エントランスから入ると、先の豪雨時の泥水流入によって 全体的に汚れて
見え、ウオッチングタワーから見えるヨシ原も 今年は綺麗な枯れ色ではない。
それは、増水時に葉に付着した泥を 洗い流すほどの 雨がなかったと言う事。
富士山の冠雪は綺麗だが遊水地の冠水は痛々しい、まして泥水の冠水では。

史跡ゾーンから東谷中橋まで歩き、橋詰を右折すると20羽ほどの雁が 並ん
で飛ぶ姿が見え、冬鳥の到来を期待しながら中ノ島の野鳥観察台に進んだ。
しかし、そこから見える谷中湖の谷中ブロックには渡り鳥の1羽もいなかった。
次に 北橋に向かうと、谷中ブロックの遠くから カモ類の鳴声が聞こえてきた。
木々の間から 隠れポイントに侵入して探ると、湖面に数十羽のカモがいる。
渡り鳥の先発隊と思える一団が、長い旅を終えて羽根を休めているようだ。
日に日に渡り鳥が増え、ハート湖は間もなく「野鳥の楽園」 になることだろう。

駐車場に戻る途中、栃木市が行うマラソンイベントの開会式で賑やかだった。
そこには、「ハートランド構想」に基づく 「ゆるキャラ」の 2体が出演していた。
それは、栃木女子高美術部がデザインした 『watarase712』 と『hearts姫』だ。
ところで、富士山の初冠雪は甲府気象台から 人が望み見て決定するという。
『天候悪い日が続くと、何日間も富士山が望めないだろうに・・・』 と、独り言。
冠雪と云っても間接的確認ではなく、人による直接の目視が官設のルール。
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