8月下旬からの雨続きが、台風の余波などで9月に入ってからも続いていた。
その台風18号は、7日から次第に影響を強め 関東地方に豪雨をもたらした。
9日から10日には、日光山系と鬼怒川流域に次々と雨雲を送り込み続ける。
雨域が動かずに豪雨がつづき、鬼怒川が増水して茨城県常総市で決壊した。
渡良川とその支流思川でも水位が上がり、10日午前には危険状態になった。
渡良瀬遊水地を管理する国交省は、水門を開け遊水地に河川水を誘導した。
さらに基準を越えた川水は、越流堤を越えて 遊水地を満水の池状態にした。
そんな遊水地の治水対策によって、渡良瀬川と思川は 決壊を免れたようだ。
しかし、渡良瀬に流入する川の周辺地では排水不能から内水氾濫が起きた。
北川辺地域は幸い被害に遭わなかったが、ひげ爺には他人事とも思えない。
広大な渡良瀬遊水地は、洪水対策のための遊水の場として「治水」の役割を
持つとともに、農業や飲料水等に有効利用する 「利水」の役割も持っている。
十日後は、加須市の行事「渡良瀬遊水地まつりin KAZO」が開催予定である。
ひげ爺は実行委員の一人としてまつりの準備に加わってきたが、天候も回復
し水位も平常化したものの、被災地を思うと「まつり」開催には躊躇する。
しかし委員長である市長判断で、「遊水地まつり」は 予定通りの開催を決定。
開催前日は、会場一帯のたまり水を排出し ゴミを片付けて資材を搬入した。
迎えた当日は快晴、早朝から準備してのちに「遊水地まつり」が開催された。
ラムサール条約でも、湿地環境の保全に加えて賢い利用活用を薦めている。
『躊躇した「まつり」開催も、快晴に恵まれた事で納得だ』と、ひげ爺の独り言。
遊水地は治水機能を発揮し、その後のまつりも「あとのまつり」ではなかった。
その台風18号は、7日から次第に影響を強め 関東地方に豪雨をもたらした。
9日から10日には、日光山系と鬼怒川流域に次々と雨雲を送り込み続ける。
雨域が動かずに豪雨がつづき、鬼怒川が増水して茨城県常総市で決壊した。
渡良川とその支流思川でも水位が上がり、10日午前には危険状態になった。
渡良瀬遊水地を管理する国交省は、水門を開け遊水地に河川水を誘導した。
さらに基準を越えた川水は、越流堤を越えて 遊水地を満水の池状態にした。
そんな遊水地の治水対策によって、渡良瀬川と思川は 決壊を免れたようだ。
しかし、渡良瀬に流入する川の周辺地では排水不能から内水氾濫が起きた。
北川辺地域は幸い被害に遭わなかったが、ひげ爺には他人事とも思えない。
広大な渡良瀬遊水地は、洪水対策のための遊水の場として「治水」の役割を
持つとともに、農業や飲料水等に有効利用する 「利水」の役割も持っている。
十日後は、加須市の行事「渡良瀬遊水地まつりin KAZO」が開催予定である。
ひげ爺は実行委員の一人としてまつりの準備に加わってきたが、天候も回復
し水位も平常化したものの、被災地を思うと「まつり」開催には躊躇する。
しかし委員長である市長判断で、「遊水地まつり」は 予定通りの開催を決定。
開催前日は、会場一帯のたまり水を排出し ゴミを片付けて資材を搬入した。
迎えた当日は快晴、早朝から準備してのちに「遊水地まつり」が開催された。
ラムサール条約でも、湿地環境の保全に加えて賢い利用活用を薦めている。
『躊躇した「まつり」開催も、快晴に恵まれた事で納得だ』と、ひげ爺の独り言。
遊水地は治水機能を発揮し、その後のまつりも「あとのまつり」ではなかった。