ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

渡良瀬遊水地 なう 〔秋景〕

2015-09-22 08:12:33 | 地域活動・つながり
8月下旬からの雨続きが、台風の余波などで9月に入ってからも続いていた。
その台風18号は、7日から次第に影響を強め 関東地方に豪雨をもたらした。
9日から10日には、日光山系と鬼怒川流域に次々と雨雲を送り込み続ける。
雨域が動かずに豪雨がつづき、鬼怒川が増水して茨城県常総市で決壊した。
渡良川とその支流思川でも水位が上がり、10日午前には危険状態になった。
渡良瀬遊水地を管理する国交省は、水門を開け遊水地に河川水を誘導した。
さらに基準を越えた川水は、越流堤を越えて 遊水地を満水の池状態にした。
そんな遊水地の治水対策によって、渡良瀬川と思川は 決壊を免れたようだ。
しかし、渡良瀬に流入する川の周辺地では排水不能から内水氾濫が起きた。
北川辺地域は幸い被害に遭わなかったが、ひげ爺には他人事とも思えない。

広大な渡良瀬遊水地は、洪水対策のための遊水の場として「治水」の役割を
持つとともに、農業や飲料水等に有効利用する 「利水」の役割も持っている。
十日後は、加須市の行事「渡良瀬遊水地まつりin KAZO」が開催予定である。
ひげ爺は実行委員の一人としてまつりの準備に加わってきたが、天候も回復
し水位も平常化したものの、被災地を思うと「まつり」開催には躊躇する。
しかし委員長である市長判断で、「遊水地まつり」は 予定通りの開催を決定。
開催前日は、会場一帯のたまり水を排出し ゴミを片付けて資材を搬入した。
迎えた当日は快晴、早朝から準備してのちに「遊水地まつり」が開催された。
ラムサール条約でも、湿地環境の保全に加えて賢い利用活用を薦めている。
『躊躇した「まつり」開催も、快晴に恵まれた事で納得だ』と、ひげ爺の独り言。
遊水地は治水機能を発揮し、その後のまつりも「あとのまつり」ではなかった。          
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天候だけでない 異常な秋

2015-09-15 07:56:12 | 食楽・年金ライフ 
夏の暑さは異常だったが、秋になっても天候をはじめとして 異常なことが多い。
8月下旬から続く長雨、9月に入ると二つの台風によって記録的大雨になった。
そして雨雲が日光山系に停滞しつづけ、鬼怒川などで河川氾濫が起きている。
ひげ爺の住む北川辺も水害危険地域だけに、他人ごととは思えない気持ちだ。
他にも噴火や竜巻、さらに国会審議や政党組織から 五輪準備までも異常だ。
我が家も母と妻が体調を崩し、親戚や近所でも 病人や怪我人が異常に多い。
そんな訳で、ひげ爺ブログも休みがちになっていることを お許しいただきたい。

長雨で畑作業も庭仕事もままならず、病院通いの毎日では会議や会合すら出
席がおぼつかない、在宅の必要性が多い中で気休めにジャムづくりを行った。
それはこの夏 収穫し、冷凍貯蔵していたブルーベリーとブラックベリーの2種。
先ずはブルーベリー、9月7日に 総量1.9kgの実を 水洗いして大鍋に入れる。
火をつけて、グラニュー糖1.2kgと レモン汁1個を加え 灰汁を取って煮つめる。
しばらくしてトロミが出たら 瓶詰めを行い、中小12個の 手づくりジャムが完成

9月12日には ブラックベリーのジャムづくり、基本的にはブルーベリーと同様
の手順になるのだが、硬い種や芯を取り除くための「濾し」の作業が加わった。
総量2.7kgの実を水洗いして 水を少し加えてミキサーにかけ、網で濾すと実質
の果肉量は計算上で 2.1kgほど、それを寸胴鍋に入れ 加熱してジャムづくり。
出来たブラックベリージャムは、タッパ4個に小瓶5個で ラベルを付けて完成。
『台風では記録的なオオ雨、ジャムは手づくりでオオ甘ェ』 と、ひげ爺の独り言。
親戚や近所にお届けしていれば、母もご近所さんも 体調が戻るかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋を迎えた菜園と苗づくり

2015-09-01 10:46:32 | 家庭菜園・庭・花 
今日から9月で、秋らしい気候になってきたが 曇天の日などは寒いくらいだ。
菜園では、キュウリ トマト オクラ ナス等の夏野菜の収穫が まだ続いている。
里芋の2種(土垂と八つ頭)は、順調な生育を続け 間もなく初収穫を迎える。
真夏に移植した長ネギに土掛けし、一月前に播いた小松菜は収穫を始めた。
スイカやキャベツなどの栽培跡は、整理し耕作して冬野菜の準備をしている。
兼業の土日型農家は、天候事情から稲刈りが予定通り進まず戸惑っている。

稲の収穫が進むにつれ、農家の関心は米の品質と価格と販売に移っている。
良質と定評のある北川辺産米は、生産者の軒下渡し価格が 玄米1袋30キ
ロで8千円前後であり、JA等の 店頭小売り白米価格は10キロあたり4千円
弱らしい。 ある報告によると、日本人が食するお米の平均消費量は1食あた
り0.61合で32円と云う。すると1日3回米食しても 缶コーヒー1個より安い。
7割を米食としても一か月2000円程だから、外食ランチ1回程度の費用だ。
主食材としては、安くて腹もちが良くて 健康的なお米を もっと食べてほしい。

いま ひげ爺は、秋から冬に向けての野菜づくりに 忙しい日を過ごしている。
お盆の前に種播きした野菜類は、キャベツ・レタス・ブロッコリー・かき菜など。
お盆過ぎに播いた大根の一番手は、本葉が伸びてきたら1本に間引きする。
一週前には、トレイに白菜の種をまき 畑に秋まきジャガイモを植え込んだ。
我が家にも新米が届いた、初里芋のけんちん汁と新サンマとで賞味しよう。
『アメリカではお米の人気が高く、私達はその国を 米国と呼ぶ 』 と、独り言。
日本では米食が減って パン食が増え、国名も「じゃーパン」と呼ばれている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする