ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

秋の一日は 四県急ぎ回り

2016-10-27 19:22:06 | 食楽・年金ライフ 
夜半の強い雨は 間もなく止んで、早朝から 秋の爽やかな空気が満ちていた。
この秋から日課にしている朝のラジオ体操をして、朝ごはんも美味しく食べた。
少し体重が増えていることを心配しつつ、相変わらずの薬を飲み続けている。
朝ドラを見てから毎日の散歩、自宅周辺を約40分で 4000歩強の元気歩き。
この日の午後は、土地の賃貸契約で小山市の公証役場に出向く用事がある。
そこで、午前中に渡良瀬遊水地の秋景色を眺めてから小山に行くことにした。

埼玉の自宅を10時過ぎに出て、群馬県板倉町の海老瀬を通って栃木市藤岡
の北エントランスから遊水地に入り、秋景色のヨシ原を通って ハート湖を覘く。
その後 渡良瀬堤防の鷹見台で一休み、期待した冬鳥は まだ来ていなかった。
それから 第二排水門経由で第二調節池を北に横断し、与良川筋を生井に出
てから東に思川を越え、野木町で4号国道を左折して北上し小山市に向かう。
帰り道も4号国道を戻り、茨城県古河市から渡良瀬川を越えて2時半に帰宅。
その全行程は、4時間強で関東4県をまわる「大周遊旅行」 と言うことになる。
さらに新バイパスで外回りすれば、千葉県関宿が加わって5県周遊にもなる。

この日の昼食は小山の「きはる」で、二八蕎麦天ぷらセットにコーヒーを注文。
小山の和菓子老舗「蛸屋」だった所を、別人が そば懐石をウリに開店した店。
外も内も 石と池を配して趣があり、全席が個室という 贅沢なもてなしである。
お腹を満たした午後は、今日の仕事である「署名・押印」を交わして帰宅した。
『蕎麦でゆっくり一時間余り、これなら決して高くはない』 と、ひげ爺の独り言。
でも、蕎麦喰いと30分の契約手続きのために 四県を急ぎ回るのは 高くつく。
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秋も本番の「ひげ爺菜園」

2016-10-11 07:46:13 | 家庭菜園・庭・花 
9月22日の秋分の日を過ぎたら、急に日中が短くなって 秋が深まってきた。
今月8日が24節気の「寒露」で、一年で最も過ごしやすい季節と云えそうだ。
それは収穫の秋であり、味覚の秋であり紅葉の秋であり 文化の秋でもある。
庭の菊は 蕾から一部が花を開き始め、柿はその実を青空に輝かせている。
ひげ爺にとっての秋は、老体に鞭打っての畑仕事で 多忙な「労働の秋」であ
り「味覚 食欲の秋」であり、付け足しで 「文化・運動・健康・行楽の秋」である。

短い秋は、収穫野菜もあれば育成野菜もあり 種まきに苗作りに移植もある。
ひげ爺菜園では、小松菜の一番作が収穫を始めたところで間もなくちんげん
菜と長ネギの収穫が続き、下旬には サトイモとブロッコリーの収穫が始まる。
ほかに冬野菜の育成も秋の大事な仕事で、秋まきジャガイモは葉の成長を
終わらせてイモの成長に移り、大根は葉を大きく上に伸ばして根が姿を見せ
始めてきて、白菜は本葉を横に大きく広げはじめて順調に育っている。
さらに キャベツとブロッコリーの二番作の苗を畑に移植し、春菊や小松菜や
ほうれん草の種を露地まきし、来年向けて タマネギとかき菜の種も播いた。

24節気でいう「寒露」とは、朝夕の露が冷たく感じるころと言う意味だそうだ。
そして今月23日の「霜降」に向かって、「七十二候」で言う「鴻雁来」(北から
雁が渡って来る)から 「菊花開」(菊の花が開くころ)の候へと移っていく。
私は田舎暮らしの日常の中で、5節句・12月・24節気・72候を実感できる。
『間違えやすいカンロ、ここは「甘露ではなく寒露」だぞ』 と、ひげ爺の独り言。
糖尿病にとって甘露は無用な危険物、畑仕事にとって寒露は有用な季節語。
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