ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

二種のベリーでジャム作り

2017-08-29 09:09:33 | 食楽・年金ライフ 
今年の夏も 終わりになるが、順調に進んだ事と やや不順だった事があった。
夏の高校野球は 順調すぎるくらい順調に推移し、地元加須市にある 私立高
「花咲徳栄高校」が、夏の甲子園で埼玉県勢として初の全国優勝を果たした。
ひげ爺は、県予選決勝から甲子園決勝まで 興奮しながらテレビで観戦した。
一方で天候はやや不順で、雨の日が多く菜園作業は順調とは言えなかった。
それでも稲の生育は順調で、今はコシヒカリの稲刈りが最盛期を迎えている。

そんな中で ひげ爺は、ブルーベリーとブラックベリーの実を 摘んでは冷凍保
存してきたが、収穫も終わったので 貯めてきた果実でジャムづくりを行った。
ブルーベリーの実が1300g、水洗いをして鍋に入れて水少量を加えて火を
つけ、液化したらレモン一個の搾り汁とグラニュー糖1kgを加えて加熱する。
灰汁を取りながら水分を飛ばし、トロミが出てきたら器に入れて 出来上がり。
ブラックベリーの総量は3700g、水洗いし解凍し少しづつミキサーにかけて
ドロドロ化させ、細かい網目の袋を使って芯や軸や種を取り除く「濾し」作業。
濾した後は 400g ほど減量するが、鍋で煮詰めながら レモン二個の搾り汁
とグラニュー糖3kg 弱を加え、中火で液中水分を飛ばすとジャムになる。

例年より数量が増えたが、その割に準備や作業が厄介という事はなかった。
恒例のジャムづくり、ラベルを貼って「ひげ爺の手づくりジャム」 が完成した。
それは、ブルーとブラックの二種ベリー(Berry) による食料グッズ(Goods) だ。
『そうすると ベリーとベリーのグッズで・・、Very・Very・Good だ 』 と、独り言。
GOODといえる良品ではないが、手づくりに価値がある と言うことにしよう。
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貴重種オニバスの花物語

2017-08-15 07:56:17 | 地域活動・つながり
私の住む加須市北川辺の自生地で、貴重植物のオニバスが 開花期を迎えた。
オニバスは 低地の池や沼に生えるスイレン科の一年草で、絶滅が心配される
危惧種AⅠ類に指定されているが、そんなオニバスを守ろうと地域の有志がボ
ランティア組織のもと、行政と協力して生育環境の保全活動をしている。
冬期の作業は少ないが、時には池水の排出や 底土の移動や撹拌などを行う。
初夏からは自生地と周辺で、生育の観察や 水管理に加え雑草取りが始まる。

今年の生育は、発芽が半月ほど遅れたが その生育範囲も例年より狭かった。
それでも6月中旬頃には、矢じり型の幼葉を伸ばして 徐々に範囲も広がった。
6月13日から池の除草を開始、長靴で試験田に入り雑草を除去する 重労働。
この日以降も、自生地とその周辺の整備や 除草作業を 定期的に行ってきた。
気温上昇とともに、葉はトゲのある大きな丸い葉になり 水面に広がり始めた。
相変わらず続く雑草除去だが、オニバスの広がりと 葉のトゲに困難さが増す。
夏の暑さのもと、7月下旬には試験田で例年よりやや遅れて開花が始まった。

8月になると、復元池のオニバスが咲き始たことに メンバー一同は安堵した。
なぜなら、8月の土日曜日は当番制で「オニバスガイド」を行う予定だからだ。
例年に較べると、葉の型は小さく生育範囲も狭く 花の数も少なくやや小さい。
そして8月12日の土曜日には、恒例の「オニバスフェスタ」を無事開催できた。
オニバスは名に似合わず、環境変化に極めて弱い性質で保護管理が難しい。
『絶滅危惧種だけに、気温/水質/土質/魚害鳥害など難題が多い 』 と、独り言。
オニバスの開花は遅れていたが、周辺の稲刈りは やや早めに始まっている。
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渡良瀬遊水地 なう 〔土用〕

2017-08-01 07:40:50 | 地域活動・つながり
7月29日の土曜日は、曇り空だったので真夏としては凌ぎやすい一日だった。
夏の渡良瀬遊水地に行くと、子供広場周辺の道路では街路樹の「サルスベリ」
が花を咲かせ、史跡ゾーンの草地では絶滅危惧種のアゼオトギリ・ホソバオグ
ルマ・ノカラマツや、貴重種のトモエソウ・ハンゲショウ・ネジバナも観察できた。
一時間で車に戻り、渡良瀬川本流を渡って右に向かい 思川沿いに 第二調整
池を横切って 遊水地北側堤防に上がり、堤防上を西に 巴波川元まで進んだ。

目指すは、栃木市の部屋地区で営業する ウナギ料理専門店 「せしも」である。
今はちょうど「土用」の節、そこで 今日の昼はウナギと決めて 予約しておいた。
予約が原則の店で、客が到着してから調理するため 主膳までは40分程待つ。
しかし 和室のテーブル席は雰囲気も良く、使う 鰻は「大井川・共水ウナギ」 だ。
待つ間に、鰻の骨の唐揚げに始まり子鮎と子鮒と牡蠣の三点甘露煮に続いて
鮒の洗いが提供され、いよいよお目当てのウナギ料理が出されるのだが 今日
は軽めに「うなぎ丼」を注文し、食後は熱いお茶と冷たいシャーペットで締めた。

ウナギを堪能した後は、遊水地の堤防に戻って松原大橋から野木町へ向かう。
そこでは、「ひまわりフェスティバル」が開催中なので 立ち寄ってチョット見した。
会場には 20万本のひまわりが植えられ、「花とレンガのまち」を演出している。
つづいて「野木町煉瓦窯 」へ、明治中期から遊水地の土で赤レンガを製造した
ホフマン式窯で、日本の近代化に貢献した 国の要文化財を見てから帰宅した。
『この日は丑の日ではないが・・、土用の節の 土曜の日 』 と、ひげ爺の独り言。
今年の土用は丑の日が2回、鰻屋さんは大喜びで 売り上げはウナギノボリだ。
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